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2018年2月26日月曜日

絶対値がゼロからイチに。

特に印象的だったのは二人。「近くでコンサートがあるから花勝さんで花束を買い、時間調整で喫茶店に行こうと思ったが、喫茶店がない!ちょうど"花園町通りCAFE"があったので良かった」「休憩だけでもいいですか?と尋ね、コーヒーを注文し誰かを待っていた方」お二人とも滞在時間は20分程度。その横を坊っちゃん列車が汽笛を鳴らしながら走る光景。

当日の天気予報は雨70%。モヤモヤ感を抱えながら朝を迎え、準備を始めると薄日がさし始め、10時には太陽が見えて暖かくなる。晴れ男、晴れ女が多かったのか、天気予報の誤報により心配なくスタート。4時間で来場者は約70名、購入者は46名。計32,170円の売上(@700円/回)。モンマルトルさん、ヴェントディマーレさんへは「追加発注」もでき、一安心。初めての企画としては合格点を自分にあげたい!

11時、12時30分から行った、やのくにこサンによる「おいしい和食」授業も盛況なうちに終了。やのさん、授業のために「(菜っ葉)おにぎり」「豚汁」をご用意をいただきました。そして時刻は14時になると雨がポツポツ降り始め、その後は本降りに!行った内容に改善点はあるものの、実施という「絶対値」はゼロからイチになり、これで誰もが「花園町通りCAFE」を参考ににぎわい策を検討できる!

2018年2月25日日曜日

問いに当てはまる答だけを。

コーヒーを提供するに際して「愛媛らしさは?」と考え、コーヒー豆は愛媛ではできないし・・・、(そうだ!コーヒーを愛する愛媛人だ!)と、4年前に市民先生として授業を行っていただいた家村高志さんに相談。そして、我々にコーヒーを美味しく入れる技術はないので教えていただく、出張イエムラコーヒー!今回、仕入れたのは【風早コーヒー】【高縄コーヒー】の2種類。機器のチェックもしていただきOKをいただく。

人の繋がりってスゴい!困った時は市民先生に相談。という仕組みが構築できたらいいのに・・・。いかん!必要だけど今の私には、もっと先に取り組む重要案件があるのでした。それは2018年は「絞ること」で、これまで広げてきた諸々を精査して取捨選択。いつの間にか増えてしまった肩書きや役割も徐々に整理してゆこう。そして残ったコトがこの先も続けたいことなんだろうなと。

イエムラさんはコーヒー(焙煎)の道を突き進んでいるし、「あなたは何のプロか?」という問いを思い出す。すると「答えられなかった人」を思い出す。この問いに当てはまる答だけを生業にしてゆこう!その前に美味しいコーヒーを飲んで深呼吸!

2018年2月24日土曜日

活かさない手はありませぬ。

今日学んだこと。「資金分配団体は愛媛県に一つとは限らないこと」「申請からお金を預かるまでに時間がかかると利用されないこと」「税金ではなくとも(成果は公益なので)行政は関われること」「NPOへは助成金、(公益事業を行う)企業へは出資、貸付可能なこと」「成果のモノサシに柔軟性があること」「当分は続くが未来永劫続かないこと」これまで3回学んできた「休眠預金」について4回目だった昨日、更に分かりました。

NPOや社団も株式会社も活用できる「休眠預金」。過去3年間の休眠預金平均が700億円、仮に47都道府県に年1億円ずつ活用されても47億円!その1億円を活用できる公益活動が県内にどれほどあるか?ちなみに愛媛県内で最も助成(補助)額が大きいのは300万円。事業に伴う人件費、管理費も対象になるとはいえ「成長なき依存」はNGなので、活用による自立運営が求められる。

今回、内閣府からお越しくださった中村さんと意見交換し、この休眠預金の活用を生かさない手はない!と思いつつも「超透明性」が求められること(やましいことは一切ありませんが)が事務局には求められ、こりゃ大変!と他人事←これではいけません。さらに良い制度へしてゆくために「パブリックコメント」が求められているので、早速記入!

2018年2月23日金曜日

知ってること、知らないこと。

10人の受講者へ「基礎観光学」「地域資源学」と銘打って4回だけ登板することになった「おもてなし科」。観光業へ就職したい方、生涯学習として参加の方、松山の魅力を学びたい方、ボランティアガイドになりたい方、休みに入った大学生など、それぞれに目的は異なるけど、全員が「地域の魅力を知りたい」という点は同じで、いかに松山は魅力的かの学び直し。

「魅力には有形無形がある」などの座学は終えたので、早速「周辺の魅力資源」の発掘作業に入る。550万人以上いる来訪者を想像し各ペアは「母娘の二人旅」「女子大生二人旅」「三十代女子一人旅」「欧米外国人シニア夫婦」とターゲットを設定、彼らに合わせた地域資源の調査が始まる。「外国人に松山城は欠かせない」「昼食はココのベーグル」など、聞いてるだけで面白い。

松山城、道後温泉など観光地図で掲載されている魅力資源は知っているけど、2歩3歩踏み込んだ魅力資源(例:商店街にある円光寺、正岡子規縁の場所、老舗の喫茶店、見晴らしのよい場所など)は知らない。逆に「美味しい場所(例:パン屋、スイーツ店、人気店など)」は無尽蔵に出てくる(笑)。話尽きない「話題の店」の話にピン!とアンテナが立つ。

2018年2月22日木曜日

てんやわんやは獅子文六!

足元には気づかない「魅力」があるんだな・・・とつくづく思う。映画2本、ドラマ2本、コマーシャル2本他の撮影依頼が舞い込みてんやわんや(「てんやわんや」は獅子文六が宇和島市津島町に疎開していた体験が題材)、違う作品なのに時代が重なり探し物に(あれっ!?これはどっちの作品だっけ?)と、勘違いするフィルム・コミッションあるある。一人では到底できないので、松山市などに協力支援を仰ぐ。

邦画で以前から言われているのが「完全オリジナル作品の少なさ」。リメイク、リブート、続編、原作映画化が圧倒的に多い。2017年公開の邦画をみるとベスト10の中に完全オリジナル作品はゼロ。製作陣も確実にヒットを狙いたいから既に知られている、ファンが既にいる作品を映画化するのはリスク回避として当然の考え。

ただ、新鮮味に欠けるのも事実で(これは映画化すべき内容?)と思ってしまうことも。そんな中で完全オリジナル作品に挑もうとしている作品は期待したい。オリジナル作品の良し悪しは「題材」に尽きる。でこれらの題材は特別なモノではなく日常に埋もれ気づかないことが多い。(それが題材??)と思うものでさえ作品になる。更に!その題材に深く関わっているのは人間なのも忘れてはいけない。結局、人間ドラマね。

2018年2月21日水曜日

プロジェクトサイクルの渦中で。

想像は際限ないから次から次へと問うてくる。やってみたら大したことなかったというのは、実際に大したことなかったことなのか?それともシュミレーションを細部まで行った結果なのか?知る由もナシ!これまでも「初めて」なことは何度もあったのでこれまでの経験値が少しは役に立つかと思いきや全く落ち着かない(笑)。協力&来場していただく方々に満足してもらわなければ。

「検討→計画→準備→実行→集結」はプロジェクトサイクルの基本。現在は「準備」、昨日も煮つまりヴェントディマーレさんに助言を仰ぎ、結論づける。そして、ナゼ私は悩むのか?の構造を考える。つまり「理想と現実の環境」に隔たりがあり【(自分が満足する)合格点の落とし所を探っているから】と分析。自分の中で譲れる所と譲れない所が明確なら、そこが判断基準なのね。

あとは不確定要素といえば、来場者と天気。1月、2月のお城下マルシェ花園は奇跡的に暖かかった。リスクの捉え方は「プロジェクトの成果に与えるか否か×発生頻度=リスクの影響」。シュミレーションしても当日にひっくり返ることはよくあるので、最後は腹をくくるしかありません。全てが美味しくまとまりますように!

2018年2月20日火曜日

家とカフェの間の仕掛け

写真の方達は申し合わせて集まった訳ではなく偶然に「居合わせた人たち」です。着物姿は杉浦綾さん、言わずと知れたsugiurakoubouを構える砥部焼作家。愛顔の食卓でも杉浦さんの器を数多く使っています。その隣はhibiという店のオーナーの浜田さん。子供同士が同じ幼稚園だったご縁。そして山本夫妻&ケンジくん!もの凄い勢いの青年実業家、シェアライフデザインというシェアハウスの代表でもあります。

気軽に立ち寄っていただけるって幸せ、立ち寄るに理由なんて不要です。10分、15分ほど談笑してそれぞれ帰る、そしてまた偶然に立ち寄る人で席は埋まる。なんだかいい感じです。そこに我々も加わり互いの近況やナイスクリームの今後などについて語らう。街中で、このような家でもないカフェでもない寛ぎのある「中間拠点」って今後求められる予感!

事業はニーズに合わせて変化する、それが「成長」と教わったので「やりながら改善」です。試食の延長で始めた「えひめ粥」も3月でシーズンオフで一区切り。次は「フラリと立ち寄れる」仕掛けか!?えぇ、単に商品を置いてるだけでは売れません。その次は「もっと商品説明を積極的に」を考えています。できることはなんでもしよう!考え悩む時間があるなら行動しよう!

頑張らないこと!

某所にて。「ハードがあるからソフトがあるんだろ?」「コンピューターだってハードがあるからソフトが存在するんだ、ハードが買えないなら意味がない」。【卵が先か?鶏が先か?論】どっちでもいいんじゃないですか?が持論ですが(考え方一つで変わるのにな・・・)と思う。ソフト先行の中で(ソフトにハードが必要になった!)というのならソフトに欠かせないハードとして購入できるのに・・。ハードを買うからソフトをするはNGです。

「課題への向き合い方について」も。放置できない地域の課題に気づいたものの、個人で活動をしている方。その課題が悪化すると地域にどんな影響があるのか?は一人ではなく大勢の問題、その問題へ「私は自分の得意分野でこう取り組む」であれば、わざわざ感ナシに自然体で活動できるのでは?と助言。地域づくり活動は持続が大切、課題に気づいたからと責任を抱え込んで頑張らないこと!

頑張って抱え込み、挙げ句の果てに倒れても誰も褒めてはくれません。燃え尽きた人、崩壊した人など今までに多く見てきたけど、みんな真面目だった人。そもそも「全員が無理やり地域づくりに参加する必要はない」と最近は思うほど。「意識が変わった時が参加を検討する時」です。写真は「こんなんじゃなーい!」みきゃん。本文と関係ありません。

2018年2月19日月曜日

25年ぶりに立つ。

今から25年前の話。NYの日本食レストラン「しゃぶ辰」でアルバイトをしていた私は、深夜シフトに採用され10時から翌朝4時までのシフトでマネジャー、メキシコ人の厨房との3人で毎日、8卓をまわしていました。夜のお客は全員!が個性的で映画に登場しそうな人たち。ドラッククィーン、経営者、お姉様たち、食べ方が変な人などと接するうちにチップが1回で200ドルだったり、移籍を打診されたりと、2年間の経験は濃すぎて、それ以降ホール経験はなし。

それから25年後、2月25日に行う「花園町通りCAFE」に立ちます!飲食もできますが、飲食が目的ではなく「花園町へお越しいただくことが目的」です。立ち寄っていただき休憩のみでもOK、コーヒーやジュースだけでもOK、小腹が空いていたら軽食もスイーツもあります。私は10時-14時まで会場にいます、マルシェと異なり、一箇所で時間を過ごすのもいいですね。

そして当日は11:0012:30から、やのくにこさん(フードトレンドクリエイター)による【おいしい和食】授業があります。参加無料で各回30分程度、食育の話やおにぎりやトン汁の実演もあります。花園町でどれだけ気持ちよく、ゆっくり豊かに過ごせるか?場所は西通りのウッドデッキです。昨日のマルシェでも多くの方が休憩していました。1つ1つ実験中!

2018年2月18日日曜日

循環ローリング。

誤解を恐れずに言ってしまったけど、意識高い系の方が集まると「得体の知れない責任感」に包まれて次第に窮屈に感じたり重荷に感じることがあるので、「全員がリーダーになる必要はないこと(セルフリーダーシップは誰もが発揮すべきとは思う)」「(持続のために)頑張りすぎないこと」「人口減少や高齢化自体は課題ではないこと」を改めて書く。情報や知識、主観をむやみに混ぜると危険!

申込者は180人と聞いていたけど、椅子の追加まで発生した「地域を耕せ地縁×志縁」。我らが面河烏龍茶チームはリーダーの高岡さんを軸に事例発表。3年間を振り返っていただき、参加者から質問が多かったのは成功の証!砥部みらい会議から村上さん、松山紅梅会から中野さんも事例発表をしてくださり、「いい話を聞いた!」では終わらない何かを持って帰っていただけたと確信。

なんだけど、手応えを感じれば感じるほど白黒ハッキリしてしまうのが「無関心層との意識」。これだけは手強い!やりがい、生きがい、稼ぐことでの居場所づくりなどが地域づくりの「持続的なやる気」ならば、グルグル循環させて、その環を広げて無関心層を巻き込むのか?地域単位の経済循環って今後ますます重要なんだなと昨日のまとめ。

2018年2月17日土曜日

花園アイデアソンの成果は?

「花園町の住民です。ぜひ私たちと一緒に花園町のにぎわいづくりに協力してください、提案してください」と、やのくにこサン。花園町通りという公共空間のにぎわい創出を目的に12月、1月と行ってきた「花園アイデアソン」。3回目となる最終回を昨晩実施。参加者27名、インフルエンザが猛威をふるう中、惜しみなく時間とアイデアを提供してくださった方々に大感謝。

「足湯はインフラだから他のアイデアを」「ロングテーブルは交流拠点」「花園町だから松山で一番花が多い場所に」「折に触れ幸せを感じる通りに」「表現ができる通りに」などの意見を聞いていると、一つ一つのアイデアの実現も可能ですが、アイデアを「組み合わせ」ると相乗効果が生まれると気づく。花いっぱいの花園町で足湯に浸り、ロングテーブルでパフォーマンスや結婚式などを外国人観光客らと愛媛の味を囲みながら見たり、交流するとか。

花園アイデアソンの成果は?と尋ねられたら「150を超えるアイデアから市民が考えた7つのアイデア」ですが、本質は対話を通して【価値観の異なりを楽しむこと】で、気づいたり、驚いたり、違う!を認識したりと、仕事や家庭では得にくい機会なのだと。早速検討されたアイデアを取り入れた実証実験「花園町通りCAFE」を2月25日に実施!お誘いします。

2018年2月16日金曜日

ふね談義。

「木造船を探せ!」というミッションを抱え、松山市シティプロモーション推進課に相談。「三津に一隻ある!」との情報を得て急行!「がんばっていきまっしょい(TV版)」でお世話になった通りを過ぎ、迷路のように入り組んだ細道を過ぎ「ディストラクション・ベイビーズ」で見た風景が現れる。鉄工所、火花、製材所、ドック、クレーン、大小様々な船、セットのよう。三津、素敵です。

お目当の船を見つけ、周辺も散策すると「生活物資を離島(手前は怒和島、奥が中島)へ運ぶ船」に遭遇。生活物資の多くはフェリーで運ばれているますが、ガスボンベは載せられないので他の物も一緒にとのことでお菓子、米、飲料などを客席一杯に積んで出発。聞けば40年以上、この船で運んでいるとのことで驚き(というのもこの船も木造船!)!離島への物資は誰かが運んでいるとは知っていたけど、具体的には知らないことばかり。

ほんと、答はいつも現場にあります。考えることも大切だけど現場にいけば答は明確です。そういえば、三津の木造船をどこかで見たな・・・思っていると「坊っちゃん(白石の鼻で坊っちゃん扮する櫻井翔さんが船に乗るシーン)」と地元のみなさま。そして「船」の話題になると笑いながら話が尽きない!船だったら三津に相談と知る。ご縁をいただき!

2018年2月14日水曜日

モレヌケズレの中で。

花園町にあるイタリアン「ヴェントディマーレ」さんにて。「パニーノナポリターノ(ピタパンにハムなどを挟んだサンド)」「アランチーニ(ライスコロッケ)」「ゼッポレ(揚げパン)」を撮影中。写真はパニーノナポリターノ。愛顔の食卓でイタリアン!?ではなく、2月25日に西通りのウッドデッキで10時-14時に実証実験する「花園町通りCAFE」で提供する品をメニュー用に撮影。

頭ではイメージできても、一つ一つの作業や工程を現実に落とし込むと「モレ・ヌケ・ズレ」が出てきて都度調整。コンセプトは良いものの「初めて」というのは予期せぬ(自分の想像力が弱いだけ)ことだらけと色々と経験してても痛感。そんな時は仲間に頼るのが一番、今回もカメラマンはマメこと重岡氏(「愛顔の食卓」の商品撮影担当)。今回も美味しそうな写真が撮れました!

あとはオペレーション。2月25日はウッドデッキにテーブル5つとワークショップ用のテーブルに、据付のベンチもあるので最大30人が座れる予定。ヴェントディマーレさん以外にモンマルトルさんからはスイーツ。ゆっくり寛いでもいただきたいから休憩のみもOK。新聞や雑誌を読む人がいてもいいかも。「花園アイデアソン」から出たヒントを一つでも実践!

2018年2月13日火曜日

食べるメディア。

2月7日の【帰り道にバレンタイン授業】のレポートアップ!三浦さんからお土産としてもらった「自宅用MIX」で本番を迎えてください。そして2月25日(日)10時-14時は、花園町西通りウッドデッキで「花園町通りCAFE」の実験および授業。「花園町を一つの店とする」をコンセプトに「モンマルトル」「ヴェントデマーレ」「愛顔の食卓」などでスイーツや軽食、飲み物を出しくつろぎの空間を演出します。

そして!当日は11時と12時30分の2回、やのくにこサン(フードトレンドクリエイター)をお招きしての【おいしい和食授業】を無料開催。現在、行っている【花園アイデアソン】からのヒントも一部実現させます。花園アイデアソン最終回は2月16日、ただいま参加者募集中!「花園町通りCAFE」の詳細は2月24日(土)18時から【週刊ココ大ラヂオ(南海放送ラジオ)】でも紹介します!

そして!2月18日(日)はお城下マルシェ花園。ついに【松山城もなか】誕生!それも餡はNICE CREAM」。えひめモナカ部は妄想ばかりでしたが小さな1歩を実現、今は(NICE CREAMをどうやって入れたら見栄え良いか?)の検討中。どれだけ楽しめるか?です。構想6年、愛媛の魅力を新たに発信する「食べるメディア」の誕生!

2018年2月12日月曜日

性弱説ふたたび。

(人って忘れるんだなぁ・・・)と思い起こす。「3.11で日本の経済を測る物差しは破綻したはずのに、また同じ物差しで測ろうとしている・・・」という言葉を思い出し「過剰な技術やサービスなどの便利さに私たちは選ばないという選択をできるのか?」ということ。「これから日本の人口は減っても増えることはない中で、便利さの対価(借金)は誰が払うの?未来の人でしょ?」と熱弁を振るわれる。

その通りでごもっとも。でもですね、多くの人が「(未来を担う)子供達により良い世の中を残したい」と「総論」には賛成なんです。でもその大義という正論っぽい理由で世界も日本も愛媛も自然を破壊したり、人を傷つけたり、ズルしたり、無駄なことをしてますよね・・・と私。えぇ私の持論「性弱説(人は生まれながらにして弱い=目の前の益に流されやすい)」を言いました。

私もその一人。公益事業に取り組んでいるからといって聖人君子ではない。妻の故郷でもあり子供達が生まれた愛媛がより良くなればいいなと思ってるだけなんだけど、稼がないと、雇えないし、キレイごとも言えない。写真は夜の愛顔の食卓、手の届かない遠くより、手が届く範囲、そうだ!半径3mから始めよう。

2018年2月11日日曜日

チョコレートエナジー。

バレンタインデーはもう少し先なのにチョコレートをもらう。それもスターウォーズ!末っ子からのプレゼントで嬉しさいっぱいと思いきや、既にストームトルーパー全員が行方不明、ライトセーバーも2本紛失・・・。かろうじてダースベイダーが生存。
ジェダイ≒時代と名付けた長男は異国で元気な様子だが、丸坊主になったらしい。聞けば「面倒だから」とのこと。次の地へ充電中の長女は防弾少年団を歌う毎日。

エクストリーム通勤を始めた妻。自宅を出て(松山)城山を登って降りて愛媛大学へ。まっすぐスタスタ歩けば25分程度の通勤時間が「35分で行けたよ!」と、山を超え通勤さえもスポーツ化してしまう妻に脱帽。私といえば毎日1万歩目標ですが一週間で達成できたのわ2日のみ、平均8000歩、400kalの消費程度。毎日ナイスクリームを試食してるから、もっと体を動かさないと!

誰にでも平等に与えられる毎日をどう過ごすかは自分次第。家族や仲間との協調や助け合い、思いやりは当然も、勉強も経験も病気も事故も恋愛も自分単位。自分自信が楽しんでいないと周りも楽しいはずがない。ダースベイダーを食べて暗黒面をやっつけるか!

家庭とカフェのハザマ

前回の「帰り道にフォンダンショコラ」授業もそうでしたが、今回の「帰り道にクレープドショコラ」授業も三浦さんのプロ技は光り「おぉー」という声が女子からあがりました。「料理はするけどおかし作りは・・」「年に1-2回程度でしょうか・・」「食べる方が好きです」などの女子が集まる中、家でも実践できるようにと「クレープMIX(あとは卵を入れて混ぜ焼くだけ!)」を準備する周到さ!女子感激!

初参加者もいたり常連もいたり、クレープMIXのように参加者同士が混ざる、交わるのが面白い!全員が「おかし作り」という共通テーマで集まっているので会話もしやすく、馴染みやすい。共同作業があるから互いが必要になるし、市民学生から三浦さんへの質問も出るので三浦さんにとっても(そういう所で悩むのか!)と気づきにつながる。そして最後には美味しく和気あいあい、美味しい方程式だ!

授業の形としては初となった「料理教室形式」は面白い!ガスコンロ、ブレンダー、ソフトクリームマシン、ホットプレート、オーブン、真空鍋、かき氷機、コーヒーメーカー、ダッチオーブン、ホームベーカリー、ジューサーなど、【家庭の台所とカフェの厨房の中間】に位置する環境が整っていることが判明!もっと色々とできるよね?と妄想中。

2018年2月10日土曜日

安心安全な場。

学びあう大人の姿勢は本当に素敵、久万高原町での講座は3回目。移住者、新規就農者、商店街で営む3代目、社協など地元、久万高原町の将来を考える大人たち。初めての参加者もいる、このような場で最も大切なのは「参加者にとって安心、安全な場」であること。安心、安全とは「ウェルカムな雰囲気」と言い換えてもいいかも。決して威圧感や緊張感で萎縮させないこと。

チームビルディングについて考える「バスは待ってくれない」。断片的な情報を他者とどう共有するか?発言する人、発言を繋ぐ人、発言を図解化する人、発言を促す人、発言を整理する人、いつの間にか性別や職業、年齢に関係なく、情報が紡がれて地図化される。ただ地図づくりが目的ではなく、過程が重要で「積極的な発言になった理由は何だったか?」と問われると「(いつの間にかの)目的意識、仲間意識の共有」

平たく言うと「自分たちごと化」。現状から創意工夫して少しでも良い結果になるようにする。じゃあ、自分たち事化の意識はどうしたら養えるか?と考えると「(自分に)問いを立てる」ことではないかと。講座が終わり同じ講師役の妻と車中振り返り。心理学をまちづくりに生かす手法は手応えあるよねと。

2018年2月8日木曜日

11,000人以上の居住者。

素敵な夫婦来店。数年前に知り合い、あれこれお世話になっている林さんご夫婦、奥様はドイツ人。ちなみにスタッフの佐澤さんの旦那さんはフランス人。我が子の幼馴染のお母さんはカナダ人。同じ学校に通った子供のお母さんはアルゼンチン人。先日名刺交換したのは中国人。昨日来店したのは韓国人。外国人というと「海外旅行者」と思いがちだけど、愛媛県内には11,000人以上が暮らしている。

好き嫌いではなく宗教上の理由や生活様式で「食べられるものに制約がある」外国人は多く、世界遺産に登録の和食でも意外と食べれないものは多い。これまでにマレーシアの撮影隊向けに「ハラルOK弁当」を作ってもらったり、「精進料理はハラルに近い(調味料がNGな場合も多いけど)」ことに気づいたり、確実に「食の多様化への対応」は求められている。

話を戻して素敵な林夫婦がNICE CREAMを食べた所をパチリ。「友人がヴィーガン(動物性由来を一切口にしない完全菜食主義者)なので、食べられる料理もスイーツも少なくて」とのこと。そこでNICE CREAM、10年前の愛媛だったら「異国に住んでいるからしょうがない」的な諦め感もあったけど、そのままだったら1万人以上が「愛媛を好きになるきっかけを一つ失ってる」と思うと。

2018年2月7日水曜日

公益活動が大きく変わる。

1月31日の読売新聞。政府は金融機関に預けたまま10年以上出し入れがない休眠預金の活用に向けた基本方針案を公表した。首相が指定する「指定活用団体」から民間団体に分配された資金の使い道を監視するため、専門部署を設置すると明記した。公益活動を行う民間団体には、実施計画で〈1〉達成すべき成果〈2〉休眠預金による支援が必要な期間――などを明示するよう求めている。

愛媛県でも2月23日(金)に内閣府を招へいし「休眠預金等活用の基本方針策定に向けた地方公聴会(仮称)」を開催予定です。この話題、愛媛で受入れるか否かは別としてこれからの愛媛の公益活動にとって「議論する価値」はものすごく高い!と感じる一人。でも周りは誰も知らない・・・。1月31日には11回目の休眠預金等活用審議会が行われ資料も公開されている。


休眠預金の位置づけ、基本的な考えは1.国民への還元、2.共助、3.持続可能性、4.透明性・説明責任、5.公正性 、6.多様性、7.革新性、8.成果最大化、9.民間主導。お金(25年-27年の3年間の平均休眠預金額は700億円/年)が大きいだけに注目されるけど、本質のこれらを地域でどう活用し、経済を循環させられるか?に興味あり。知らないでは済まされないコトの一つ、