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2017年5月7日日曜日

海を見ながら。

「到着です。」と言われても土地勘もないし、ましてや目の前はお墓だし(笑)。駐車場らしき場所でもない所で降りて、階段を上がろうとしたら「看板です。」と指差されたのは石に描かれた【Cafeふ〜ちゃん】という看板(らしき)置物、そして【定休日】とも描かれておりお休みを開けてもらったと知り、階段を上がり小道を通ってCafeふ〜ちゃんと言う古民家レストランに到着。

宇和海が見えるベランダに座り40代と30代男3人の宴開始、料理は創作イタリアン。店主のユキジさんは長らくヨーロッパ圏で食の仕事に携わり2年半に帰郷。古民家レストランを始めたとのこと。鴨肉、野菜、じゃがいもとイカの和え物から始まり、ピザ、ビーフストロガノフ、濃厚プリンなどをいただく。海辺の町を訪れると和料理が多いので珍しい洋料理に舌鼓。

ふと思う。店主のユキジさん、木嶋さん(木嶋水産)、二宮さん(せとどーなっつ)は50代。仕事の傍で地域をより良くしよう!と積極的に動いている50代との接点は意外と少ないと気づく。どなたにも面白がっていただき感謝!人生の先輩方とのご縁いただき!海を見ながらの食事ってサイコー!

群青。

海抜約400mの西条千町地区から一気に西へ約130km、海抜約3mの伊方町塩成地区へ。「そうだ!漁師になろう」授業でお世話になった「木嶋水産」の木嶋さん、これまでの話(創業時の話、地域づくりなど)やこれからの話(地域の課題、教育のこと)を伺えば伺うほど、素敵な方で経営者としても学ぶべきことが多かった出会い。

「シラス漁は人や環境に負担の少ないんだよ」と木嶋さん。聞けば漁ができる範囲は沖合600m、幅は旧瀬戸町の範囲。3船1組で操業だから、万が一の場合でも助け合える。そして期間中は一日4-5回の漁を繰り返す。海上で獲れたシラスは一気に加工場へ運ばれ鮮度命なので洗浄、煮沸、乾燥とするも各行程には微妙なさじ加減がはいっており、これは長年の経験とのこと。運ばれてからわずか4-5分で「群青ブランド」のシラスが完成!「群青ブランド」は県内でも買えるけど県外取引の方が多いとのこと。

「なんで群青なんですか?」「青色が好きだし、カタクチイワシ(シラスの成魚)は青魚だろ。青をシンボルカラーにしたくて探した言葉が群青さ」と木嶋さん。で青色姿、ちなみに船の下部も青色。「パンツは違うで、わはは!」とオチを忘れない木嶋さん(笑)。

2017年5月6日土曜日

確実に成長。

4年連続実施の人気授業「風薫る千町棚田でお茶つみ」授業は、終わってみれば今回も澄み切った青空の下で実施できたことに感謝。天気を気にするのは「茶葉の乾き」が美味しさに影響するため。参加者と協力者の西条加茂蕎麦くらぶを合わせて30人以上が一期一会に混ざり合い濃い授業となりました。初参加の方も数組いましたが「いつの間にか」和やかになっているのがココ大流。

今年は茶葉の乾燥時間に行う「タケノコ掘り」を「そば打ち」に変更したため、ほぼ全員が「そば打ち初体験」。そして「先生のデモンストレーションは1回のみ(笑)」という中で全員参加。猫の手、ハの字、菊練り、46cm、円錐形、角だし、耳たぶの柔らかさなどのキーワードを思い出したり忘れたりしながらそば打ちに挑戦している図。新しく「作り出す」って面白い!

5月5日を、この授業に当ててくださった参加者の皆さんに感謝。そして平均年齢65歳以上の「西条加茂蕎麦くらぶ」の皆さんにまた会えたことにも感謝。こうして縁は徐々に太くなってゆき、繋がってネットワークは広がってゆく。授業の経験と実績が我々を確実に成長させていると実感した一時。

2017年5月5日金曜日

父。

「言葉が先走りしないように!」と電話口で念を押したのは東京で暮らす老父。先日「四季録」を郵送し息子の近況が分かったのか忠告の電話(笑)。一つの企業で勤め上げた(極めて日本的な表現)父にとって民間企業→公務員→NPOという働き方(生き方)は理解できないのでは?と思っていたのに「オレ(父)の時代の価値観とオマエ(私)の時代の価値観は違うからな先端なんだろ?」と持論を展開した父。

実は母も似たような考え方で、だから「捕われない生き方」なのか、私もそうなったし、孫も受け継いでいる、遺伝か!孫の話をした時も「そうか、そうか。面白いな!」と心配よりも期待をした父と母。たぶん自分たちも息子の行く末を案じたと思うけど「しょーがないもんな、こればっかりは」という続いた言葉に凝縮されてる気がしたり。

素晴らしい眺めのある愛媛だけど「オレは住まないな。墓ならいいぞ」と移住については老夫婦とも東京がいいらしい。目の前の点だけ見ると案じるけど、前後の脈略や系譜からみると妙に納得してしまうのは物わかりが良すぎなのか?自分もいづれああなるのか?と思うと何を発するのやらと思ったり思わなかったり。

2017年5月4日木曜日

5月4日だから。

昨年もGWに来てくれた友人家族COME。どっぷり社会の中核な40代半ば、自分で仕事を創れるようになり手応えを感じているものの(この先も同じか?20年先はどうなっているか?)と悩み始めるのもこの年代。ポイントは「安定志向か?挑戦志向?」という二者択一な考えに陥りがちだが、我々夫婦は「安定も挑戦も両方手に入れる」ために、自分たちで仕事を創ることにした。

妻と本屋へ行った帰り道「リーダーだけが理解してもチームに浸透しなかったら機能しない」という内容について意見交換。その通りでリーダーというのはリーダーシップを備えている個人でカリスマではなく「発意」に例えられ、主体的に意識、行動し「自分ごと化→自分たちごと化」まで進むとチームに好影響が起きる。だからソレをチームに浸透させり必要がある!と指摘されそう。

今日は5月4日。May the 4thだからスターウォーズの日!今年で公開40周年。27年前、ILMを夢見ながらたどり着いたのは西海岸ではなく東海岸だったけど、間違いなく影響を受けました。好きとか嫌いとかのレベルじゃなくて「ごくごく普通な隣国の物語」のような感じ(笑)。May the Force be with us.(フォースと共にあらんことを)。

2017年5月3日水曜日

つれづれに。

先週の水曜日は大雨でした。なぜ覚えているかというと「撮影ができなかったから」。あれから1週間が経ったと思うと(この一週間に創出した価値は何だろう?)と悩むから深く考えるのはよそう(笑)。
写真はその撮影の一コマ、下灘駅での様子。昼間は人が多い無人駅もこの時間はゼロ。いるのは撮影スタッフと我々関係者だけ。最後のシーンをとって無事終了。

昨日も伺ったり、お越しいただいたりで3名の方と繋がる。組織で話すと「ゾウとアリ」のような格差(当然、ココ大はアリ)だけど、個人対個人だと年齢差はあるものの、対等に話せるからいい。共感いただいたり、初対面なのに「ぶっちゃけ」話がでたり、未来について語ったり。メールも電話も便利だけど100本のメール、10回の電話より、1回の意見交換だなと。

昨日の「四季録」の補足として、現在検討中の授業は、これまた新しい市民先生を迎えての企画。今年は私も10本の授業を企画する!としているので、これで5本目。どうしても「食系」の授業が多くなる中で「サブカル系」「創造系」の授業を欲している自分に気づく。目下は6月2日の【ラーニングBar】に全力注入!

2017年5月2日火曜日

悩める教材。

今年も辞令を受け取る。実は私自身が大学を卒業していないし、日本の大学を全く知らないので依頼の際は必ず「(私は)怪しいですよ、いいんですね?」と尋ねると「それがいい」と褒められているのか、どうなのかあやふやのまま承諾している(笑)。そして、どんな内容を教えているか?というと(地域づくりでしょ?)と思われる方が多いと思うけど、実は教育系なので【公益活動におけるリーダーシップ】です。

具体的には「課題を事業で改善」している事例を通して、社会の中でどんな意識を持ち、どう行動すべきか?など。課題に気づいても全員が起業しなくていいし、携わり方も色々あるから接点を見つけようとか、プロジェクトを起こそうとした場合に、どう動かしたらいいのか?そして一区切りがついたら、連続や持続して活動するにはどうしたらいいか?など。

すると大学の外から「体系的に地域づくりの基礎を学べないか?」という相談があり、大学での内容を依頼に合わせて再構築中。学がないから経験から得たことと、実践でしか教えられないことが「好影響か」「悪影響か」と自問しながら右往左往する日々。学生にとって悩める生きた教材でありますように!

2017年5月1日月曜日

海だ山だおつまみだ!

4月29日の【西条秘境ツアー「鞍瀬の道を歩く」】にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!そして5月5日の【風薫る千町棚田でお茶摘み】は今週末!そして翌日は【そうだ!漁師になろう!佐田岬】では漁船に乗り込み「しらす漁体験」です。朝早いですが絶対に美味しいに決まってる「しらすが食べたい一心」で参加します。

5月8日は【シーンから商品開発】、中野本舗さんと一緒に「こざくら」のパッケージデザインを考えている授業は中野社長へアイデアをプレゼンする機会になりました!そして5月20日の【鳥津さんのじゃこ天】では愛媛のソウルフード「じゃこ天」を、この道30年以上の鳥津さんから教わり作る授業。こんな機会は滅多にありません!5月27日は五臓六腑を太極拳で整える【五臓六腑を整える】、晴れた堀内公園でお待ちしています。

そして!6月2日はココ大6周年記念授業【ラーニングBar#5「つまみに乾杯」構想4年、遂に「つまみ」を授業にする時ができました。単につまみではなく「愛媛がぎっしり詰まった」味で、ハイボール片手に大いに語り合いましょう!場所はサイボウズ松山、特別協力に「サントリー」も入りました!先生は愛南町出身の間口一就さん(銀座ロックフィッシュ店主)、つまみ文化を醸成させよう!

2017年4月30日日曜日

得られるもの。

嬉しかったのは「当人が答を出した」こと。何となく「前向き」な表現だけど、世間からは一見すると「後退」のように見られる案件。「何となく」や「違和感」を感じたまま続けてもこの先、消耗するだけ。頭では理解できても行動に表すのはしんどかったと思うけど、手放したことで新しい可能性が得られるはず。

手放すことで得られる最たるものは「時間」かな。それまで「拘束」などの意味で対価の代わりに時間を提供していたけど、24時間365日全て自分で組立てられるから、自由に設定できる反面、管理も含めて全て自分の責任だから失敗もしてゆくでしょう。そんな経験を通して時間の使い方の精度を高めていくしかないか。

経験至上主義だけど、時に経験はやっかいで、積み重ねてゆくと実績や評価などで「手放しにくく」なる。そうだけはなりたくないと常に思っていて、どうすればいいのか?というと「今」に集中する(ベストを尽くす)こと。とはいえ、これも頭で理解できても煩悩だらけの日々だから人間性弱説を唱えたくなるわけだ(笑)。正解、不正解のない中で本人が答を出したことが何よりも重要!

2017年4月29日土曜日

料理も同じ。

6月2日(金)18:30から【ラーニングBar】を行う会場のサイボウズさんの雰囲気を知りたくて、たまたま開催(←ここ重要)していた料理教室に参戦。実は18歳から自炊生活でNYでもキッチンで料理を教えてもらったり詳しくないけど好きな分野。東京からお招きした料理研究家の方も著名な方のようで観察開始。

鍋も包丁もレンジも冷蔵庫も完備。見栄えよく見せるためのレイアウト、IHは立ち上がりは遅いけど火力は十分、お皿は最低限数なので、愛顔の食卓の「砥部焼」を持ってこよう。と色々とメモっている間に先生は1時間の間に5品作るとのことで手際よくササッ!と調理。この「手際」というのは工夫の一種で「便利道具の活用」や「工程を省い」ても味に変化ナシという知恵なんだなと納得。それが「時短」になって労力も軽減ということ。

料理に正解も不正解もない所は「地域づくり」と同じだなと、あぁ、何でもかんでも引き寄せてしまう自分に嫌気もさすけど、これも自分と受け止めるしかない。で先生は時間キッチリに5品を揃え、これは工夫がなければできなかったこと。観察完了、ラーニングBarのイメージを描けた!

2017年4月28日金曜日

頑張りすぎない。

東京商工リサーチによると2014年の「倒産企業の平均寿命」は23.5歳。企業の平均寿命は30年と教わったから情報古すぎ!と猛省。そして業歴30年以上の企業は「老舗」と言われるのを知らず・・。てっきり「100年以上」と思い込んでいた自分が恥ずかしい。また業歴10年未満の倒産は23.8%(老舗の倒産は30.6%)。これにココ大を当てはめるとあと17年!?ちなみに帝国データバンクによると日本企業の平均年齢は37.16歳とのこと。

決め台詞の「120%頑張りました!」というフレーズ、もしも100%以上の20%が自社に負担を与えていたらどうしよう・・と、顧客は望んでもいないのに「自己満足のオーバースペックを提供」だったら冗談にならないと思ったり。特にNPOの場合「思いが強い活動」が多いから受益者が望む以上を提供しても時にそれは「やっかいなもの」として受け止められる or「価値を感じないもの」と理解した方がいいかもね。

事業継続のヒントは「頑張りすぎない」のも一つかもしれない。毎回120%だったら確実に疲弊・消耗しますな。要は「対価と見合った価値の提供」で、なにごとにも「適正」というモノサシがあることを学ぶ。そしてこのモノサシは受益者が持ってることも納得しないとなーと。

2017年4月27日木曜日

事業の考え方。

例えばの話。「愛顔の食卓」で賞味期限が間近に迫り、仮に過ぎてしまうと廃棄になる食品があるとします。いわゆる「廃棄ロス」で生産者にも我々にも損失が出ます。理想は生産や在庫がコントロールされることだけど現実的には無理。だからといって損失を黙って見過ごすなんてナンセンス!

もしも廃棄数日前の商品を「試食」として活用できると廃棄ロスはゼロ。この廃棄間近な「タイミングを活かす」事業は「ニッチ(隙間)」の開拓に繋がり、愛顔の食卓での経験値を活かし飲食店などへ展開すると「廃棄間近なタイミングを活かす市場」が生まれる。創出した市場に「隙間作戦」を仕掛けると「関所作戦(必要不可欠な役割)」「技術作戦(蓄積した技術、ノウハウ活用)」「先行作戦(先駆けによる優越性)」が立てられる。

隙間作戦から新しい顧客を創造し続けなければ市場は活性化しないので次に用意すべき作戦は「サービスのアプローチなどを変える作戦」「収益方法を既存法から変更する作戦」「ユーザーの事情に合わせる作戦」「サービスに付加価値をつける作戦」が有効。これらが機能し始めると廃棄ロスするという課題は「新しいビジネスチャンス」になるという話。こんな事業妄想(構想)を連発する人になりたい!

2017年4月26日水曜日

魅力を体験(補足)

「地域の魅力には有形・無形があり、足元に埋もれていることも分かった。建造物や風景とも分かった。でも全ての建造物や風景が魅力とは限らないだろ?どうやって見分けたらいいのか?」という質問。その通りで全てが魅力的ではなく、「分かれ目」は何か?と考えると【物語】というキーワードが出てくる。

【物語】は建造物や風景などを見た時に「心が動く(情景)か?」ということ。時代や時間、営みや様子などが想像できたら魅力だと思う。誰でにもできる「想像・妄想」の世界でこれが面白い!で、この想像や妄想の「感度」を上げるに必要な「感性」をどう磨くかがポイント。どうすれば感性を磨けばいいのか?教科書や職場では教えてくれなかった(笑)

まずは「量」から始める。海山街島川里などたくさん見るのが基本になる。そして見たモノ全てに「自分の感想を持つ」。地域の魅力に良し悪しはなく正解不正解もない世界だから自分の意見が大切になる。次は「人と交わること」、直接的・間接的でも人と交わり、話を聞くことは大切。すると自分の考えと相手の考えが同じだったり、異なったりして印象に残る。積み重ねていけば自分だけの「地域データベース」が完成。特別なことは何もなく、誰にでもできる。

2017年4月25日火曜日

対応の日々。

伝えたのは「0から1」と「1から2」について。例えば「新商品を提案します!」というのは「0から1」。言い換えると「無から有」を作り出すので、インパクトはある。その分「誕生までに数々の試練や苦難」が想定できるので、「いいアイデアだけど誰がするの?」と聞きたくなる。そこで「私ではありません、私はアイデアだけです」と提案者が言ってしまうと「?」になる。

「1から2」は既に存在するコトから派生や展開が行われるので、0から1のような苦労は少なく着手しやすい反面、差別化をしないと類似品に埋もれてしまう。モノゴトって上手にできてると説明しながら納得(してる場合じゃない!)。「新たな提案を待ってます、頑張ってね!」と送り出す。

そして「相談が」と言われたので聞いてみると「マイナスからプラスへ」という依頼。うむ、マイナスからプラスへは一気にできず、まず「マイナスをゼロ」へ戻す必要があり、それから「ゼロからプラス」の二段構え。何事もそうだけど、全体をガバッ!と見ると「手立てが見えない」けど、モノゴトを観察して分解して細分化させれば、手立ては見えるという話。

2017年4月24日月曜日

踏ん張る!

可能性が多いのは良いことだけど問題は水平に広げ過ぎると収拾がつかなくなること、可能性を「横展開」と勘違いしやすいけど誤り。この際「できること」「したいこと」は一旦削除し「しなければならないこと」を見渡しても意外と多い(笑)。【愛顔の食卓】【ココ大授業】【撮影支援】【公益活動支援】これらに自分の時間を当てはめると20%ずつか(残り20%は事務作業などにあてないといけない)

一つ明確に出せたのは「手放した」こと。振り返ると(心の底から自分がしたいことか?)という自問自答を都度に繰り返し、役目は必要だけど(そっちは進むべき方向じゃない・・・)と感じていたから良かった、と思いたい。目指すべき方向はもっと深くもっと必要にされて「自分ごと化」できること。単に「できること」を続けてはいけない。

一体どこから種子はやってきたのか?名前も知らないけど我が家の端に咲いていた黄色い花。この、どこでも咲く逞しさは見習わないといけない(笑)。今年度は昨年度までの猛烈な勢い(南予通信大学、愛顔の食卓など)から立ち止まり、次年度以降のために色々と蓄えないといけない時期、踏ん張る!

2017年4月23日日曜日

新しい一日。

朝日を浴びながら雲ひとつない快晴の川沿いを散歩中にこの曲が流れる。That'll be the thing to push him on and go go.and when they let you down,The morning rolls around.It's another day of sun,Another day has just begun.-その歌が背中を押してどんどん前に進める。打ちのめされてまた朝がやってくる。新しい一日は始まったばかり。そう、また晴れの日が-。と、ララランドの「アナザー・デイ・オブ・サン」。(もう元気です!)と曲にも励まされる。この週末は辛かったり嬉しかったり。

誘われた時は単なる食事会と思っていたけど、右隣はとてもお世話になっている某宿泊施設の料理長で、左隣は愛媛出身の映画監督。遠方なのでなかなか会えなかった素敵な人、ゆっくり話したいと思っていた人、相談しようと思っていた人、前日も会った人(笑)。そして一番の収穫は「会いたかった人」にお会いできたこと。これに尽きる!

出会いにはタイミングもあって、前でも後でも「ずれる」ことがある中で、勝手にドンピシャ!と思ったり(笑)。妄想も聞いていただき、再会を約束。すると今度は「学長、やりましょうよ!」と違う妄想話に花が咲く。久しぶりに素敵な大人と喋りまくった3時間。このままだと何も始まらないから階段を一段ずつ、新しい一日は始まったばかり。

2017年4月22日土曜日

脳と心。

「脳(理性)は心(感情や欲求)を抑える」とのことで「(時に)無意識で心を抑圧してしまう」とも。すると心で素直に感じたことと、脳による心への抑圧で起こるぶつかり(葛藤)が子供でいえば反抗期、大人でいえばストレスと言える。心が抑圧され続けると心の声(自我)は封印され、理性はあるものの無気力や無関心な人になる恐れがあると理解。心理学博士の妻と朝談義。

ただ、封印された心もずっと沈黙ではなく「我慢のタンク」が溢れると身体から警告が出るけど理性で更に抑えようと抑圧を重ねるとタンクが爆発して病になることもある。理性っていうのは響きはいいけど、単なる「世間一般論」でしかないから世の中の価値観の変化と共に変わるからやっかい!(昔は外で歩きながら携帯でペチャクチャ話すなんてモラルなし!と言われていたのに今は普通とか)

かと言えば「全ての人が心を全開にしたハッピーな世界を!」も気持ち悪く、そんな極端で画一的な方向や縛りではなく、一人一人の「脳と心が健全に対話できる状態の尊重」が大切と思うんだけど、障壁になっているのは当人ではなく周りの世間体?体裁?プライドか?許容が狭い価値観の中で自分の心を偽って生きることに、無気力や無関心になるのも仕方がないと思えたり。ア”ー、納得してもダメダメ!

2017年4月21日金曜日

TKO に金槌。

人の相談に乗っていながら自分の悩みは誰が乗ってくれるの?という自体発生。ボクシングに例えるとワン・ツー・アッパー!でダウンという時に後ろから金槌でガツンとTKO、さすがに白旗でした。普段であれば「寝れば回復」なんだけど、今回ばかりは悶々さがぬけず、4年前に「ストレス貯めるとまた倒れますよ」と、医者から忠告されたのを思い出し長めの散歩。

深呼吸をスーハースーハー繰り返し、全身の酸素を総入替え(笑)。腕をブルンブルン回してストレッチ風。天気も気分同様にハッキリしない曇天の中、目の前のまっすぐな道を見て(目の前に囚われていた!)と気づく。この先も続く長い道のりの中で、想定外のことが(たまたま)連続して起こっただけで、ソレが起きてもその先は続くから遠くの目標をみよう!と書いたばかりではないか(笑)

色々あるけど、ど真ん中を歩けばいいじゃないか!とセルフレジリエンスを発揮。と、やっと吹っ切れる。さて、じゃあどうしようか?というと手持ちのカードで動かないといけないけど、意外とそれが「スリーカード」だったり「フルハウス」だったりするかもねと期待。「フラッシュ」や「ストレート」にはならないから。あっ、ポーカーの話です。

2017年4月20日木曜日

相談者くる。

相談者くる。地域と「食」で繋がりたいけど今一つで、「金儲けか?」と思わぬ言葉をかけられ意気消沈。「自分は料理しかできないから・・」と手詰まり感で話すので「ちょっと待って!料理を単に"味の提供"と捉えるのではなく"コミュニケーションツール"として考えるのはどうだろう?」「コミュニケーションツール??」「そう、料理を通して伝えられることは何か?例えば、食材は地元産、器も地元の作家、味付けは郷土の味を参考にしたなど」

「で?」「そういうコトを伝えると、単に美味しい、不味いではなく、この食材は地元産か!と喜ばれたり、器に驚かれたり、味付けに懐かしさを感じたりとするんだ」「全く気づかなかったです」「それはよかった、すると今度は料理だけでなく店の雰囲気や対応までもコミュニケーションツールとして考えれば相手の距離は縮まるよ」「ほんと、そうですね」と少し笑顔。

「ポイントは相手がコチラに合わせるのを待つのではなく、コラチが相手へ近くこと」「伝わらないのは何かしらの原因があり、その理由を相手の非にするのは簡単だけど、自分はどうか?何かできないか?と振り返ることが大事」と伝えると「モヤモヤが晴れました」と相談者帰る。地域の実情ってこういうのが多い、うまくいきますように。写真は全く関係ありません。

2017年4月19日水曜日

FCの課題(補足)。

「●●さんが、四季録を楽しみにしてるって」と周りから届く。文章力向上と情報発信を目的に始めた執筆が恥ずかしいやら嬉しいやら。昨日の四季録の補足として映画一本が地域で撮影されると約1000万円の消費が起こると書きましたが、私の給料は当時250万円程度でしたから約4倍のコストパフォーマンスを発揮していました。なので映画2本で8倍と、すごい効果が期待できました。撮影がアウトプットなら、4倍はアウトカム。

フィルム・コミッション(FC)の核となる人物を「フィルム・コミッショナー」といいますが、このフィルム・コミッショナーは県庁や市役所、観光協会、商工会議所、NPOなどの組織に属しています。そもそもFCの設立母体がそれらの組織・団体だからですが、時々相談を受けるのが「どうしたらFCに就職できますか?」「フィルム・コミッショナーになれますか?」という内容。

FCへの就職はFCが属している組織・団体の職員になることが近道です。ただ「FC募集」という求人はあまり見たことがないのでお近くのFCに相談するのがいいでしょう。フィルム・コミッショナーには誰でもなれます。海外や日本で研修を受ければOK。そういえば県庁時代に「フィルム・コミッションに憧れて入庁しました」と観光課へ配属された職員がいたな、彼はどうしているかな。写真は名残惜しいお堀の桜。