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2017年2月11日土曜日

あ”ぁー!

「みかんジュース2本」だけ持って日帰上京なんてナメてる!と、自分でも思いましたが「みかんジュース」や「フィルム・コミッション」の意見交換だったので。
飛行機に乗れば片道80分、松山ICから宇和島ICまでの時間と同じ(距離は約800kmと約85km)なんだから、不思議なものです。

本日の学びは【絞ることで深められる広げられる可能性】【ノイズがコンセプトを弱めること】【信頼できる根拠の提示】【みかんジュースには可能性があること】【ブランドの再構築が日必要なこと】。自分では注意を払っていた「つもり」だったけど、第三者から指摘されて(あ”ぁー!そうだよね)と気づけたのは収穫!最近はアウトプットが多いから久しぶりに充実したインプット。

自分で(よしっ!)と思っていても、実は(自分が思う範囲)であって、本来、辿り着くべき所までたどり着いてないのは仕方がない・・・。じゃあ、どうやって「超える」か?だけど、手助けの一つになるのがフレームワーク。ここでも(あ”ぁー!)とフレームワークの活用を忘れてた!忘れていた多くを気づけた日帰り上京。どこまで自分を高められるかです。写真はJR恵比寿駅からの眺め、地上80mほどの高さに憩いの場所があるって都会!

2017年2月10日金曜日

プロデュースには。

全国から「地域資源を海外へ売るプロデューサーになるぞ!」と選ばれた140名が一同に集まる合同研修会。36グループに分かれOJTを経ての報告会。ニューヨーク、マレーシア、フランス、ニュージーランド、タイ、ベトナム、ハワイなどでの研修報告は色々と酸いも甘いも想像できて面白い。我が班は他のOJTとは異なり「きびそを活用した商品開発」を行い、伊予生糸のタオル、独自ブランド「シルモア」を立ち上げた。

「OJTを通してプロデュースに必要な要素は?」という問いには【ディストリビューターとの協業(=輸出先での税務処理や商品保管、配達など取次ぎ業務が必要で自分ではできない)】【地域を(時に強引でも)巻き込む力(=関係者をその気にさせて行動させるビジョン)】【リーダーシップ(=時に牽引、時に並走、時に後押し、時に静観)】とまとめる。

現場では【目的の共有、問題の共有、言語の共有、成果の共有】や【目配り、気配り、手配り】の徹底。リスクが予見できたら発生確率と影響度を検討し【回避か?抑制か?転換か?受容?】の判断を。実は今回のような研修(対外試合)は、井の中の蛙にならないためにも必要と思っています。そして多くの人と意見交換を行い「(価値観、思考などの)異なりを知る」のが最大の成果。

2017年2月9日木曜日

愛媛を更に好きになる。

東京にいます。4ヶ月間の「プロデューサー研修」が終わり、36の事業から「野村シルクプロジェクト」が選ばれ、140名の研修生代表として登壇。隣にはJRソーシャルビジネス局、中小企業庁、西予市長、愛媛県営業本部長、河合さん(リバースプロジェクトトレーディングス代表)、龜石さん(リバースプロジェクト代表)と、そうそうたるメンバーと同席。会場は立ち見がでるほどの大入り。

私の場合、今回のアウトプットは「実践研修(OJT)」。アウトカムは「愛媛県のプロデューサーとして自覚できたこと」。インパクトは「OJTの経験を活かし140名のプロデューサーが全国各地で行動に移すこと」。個人的に得たことは【課題は事業によって改善できること≒稼げること】【プロデューサーは関係者の可能性を引き出す役目】ということ。

そして【愛媛を更に好きになったこと】。このような立場・役割に導いてくれた愛媛県の魅力に感謝。最後は写真のように壇上にて【地域の一番のファンになろう!宣言】をして閉会。マイクを渡されるまで全く考えていなかったのに、よく言ったわ!と自分でも驚く。

2017年2月8日水曜日

掲載されるか否か。

メディアが取り上げるか否かの判断は主に4つ。①「実施そのもの」ではなく実施により何かしらの価値が創出されたか否か。②見出しにしやすい「初めて、一番、最もなど」今で無かった内容か否か。③取材対象は「絵」になる内容か否か。④掲載素材を探している時。1つだけでも掲載確率は高いけど2つあれば掲載確率は更に高くなる。

お福媛、かぐや媛が各メディアに掲載された理由はわかる?」と済美高校生に尋ねる。「それは、女子高生が郷土の味を新しく考えたこと」「学業の一環だから今後も期待できること」「お福媛、かぐや媛はビジュアル的にも絵になった」と私。

なので高校生にも「お福媛、かぐや媛の考案は素晴らしいから、お福媛、かぐや媛を作ったことで自分たちが生み出したコト(価値)を考えみたら?」と毎回のごとく登場する「どこを発信するか?」を使い説明(写真は手書きバージョン)。「深いです!」と女子高生。「将来の夢はパティシエや栄養士」だそうです。職業に関係なく、自分たちの行動が興しているコトを見いだせたらすごいよねと、お福媛、かぐや媛ひと段落!

2017年2月7日火曜日

やるか?やらないか?


「自分達だけで課題解決ができないときに他の立場の人達に声をかけ、それぞれが持つ資源・専門性をいかして互いの苦手な分野を補完し合うことで課題解決につながるということを学べた(20代)。」
「単に何をしたのかを考えるのではなく、何のためにするのか、また、実施したことで課題がどのように改善されたのかを考えることが大切と思った。自治体の強みもあるが弱みもあるので、いろいろな分野の方々と協働して、社会の課題を解決していく仕組みもとても共感する内容だった(30代)。」
「行政でできないこと、課題を想像する必要であることがわかりました。(40代)。」
「課題現実・現状⇔あるべき姿課題の見つけ方が参考になった。具体的な話で大変よかった(50代)。」

昨日は香川県庁、先週は今治市役所で「NPOとの協働推進研修」。計100名以上の参加者に【協働は手段であって目的ではない】ことを口酸っぱくお伝えした上での感想に感謝。学術的でも情報的でもなく、成果と失敗を基にした実践的な内容が受け入れられたのか?と勝手に分析。

仕組みは紹介できたので、実行のみですが過程を振り返ったり、一区切り後を検討しないといけないから手間はかかる。すると協働は【できるか?できないか?】の話になるけど【やるか?やらないか?】です。

2017年2月6日月曜日

パッケージアイデアを考える。

【封を開けた土産の箱は5秒でゴミ箱へ、それを500秒に延ばしたい】という主旨で採用されたのが7年前。それから「商品パッケージ」に興味津々で【おいしいデザイン】の授業もその類です。味はまったくの専門外ですが、「手に取られるデザイン、パッケージの役割」は余白が多いと思う一人。

そう思いながら月日は流れ、中野本舗の中野社長とひょんなことで出会い、妄想を語ってみたら「面白いですね!」と【薄墨羊羹こざくら】のパッケージを考える機会をいただきました。「こざくら」はお土産に最適な食べ切りサイズの羊羹。この「こざくら」が【誰かの手に渡る瞬間と場】を想像してみてください。「えっ!ナニコレ羊羹?へっ〜」と封を開ける前にデザインされた箱を全面見て、それから開封です。

開封後はポイッ!と捨てられる箱ですが「(この箱は)飾れるね、遊べるね」などで「こざくら」を中心にした団欒が続きます。という【シーンを考えてパッケージアイデアを検討】する授業は2月13日(月)18:30-20:30アーバンデザインセンターまつやまで行います。参加は無料、この授業は3月以降も続きます、今回参加できなかった方も次回に!中野社長へプレゼンしましょう!

2017年2月4日土曜日

潤滑油として。

11時に愛顔の食卓へ到着すると数人のおば様が店の前に立っていました。?と思い店を抜けて事務所に入ると6人の済美高校生は試食の準備中で、揚げた「かぐや媛」、巻いた「お福媛」を切っていました。2日目だったので初日の緊張感はなく、テキパキ動く高校2年生。で、しばらくすると店内に先ほどのおば様たちが入店し「試食したい」とリクエスト。(そっか!試食を待っていたんだ!)と気づく。

済美高校生が開発した愛媛の新しい味「お福媛」「かぐや媛」の試食会は盛況なうちに終りました。初日は多くのメディアが駆けつけてくれ大いに発信でき、2日目は発信が多くの市民に届き、予定より早く用意した「お福媛、かぐや媛」は全てなくなってしまいました。高校生も達成感や自信を持てたと思います。情報のシェア、口コミ、お誘いに協力してくださった皆様、ありがとうございます。

相談を受けてから実施まで20日間。思い、ヒト、情報、モノや場所の歯車が噛み合うと成果は出やすい。ココ大は歯車の潤滑油として役割を果たしました。片付けも終わり久万高原の「野草茶」を飲んでいると「学長、実は第二弾の相談です、今度は男子学生が・・・」と相談されたのはナイショ!

2017年2月3日金曜日

これまでとこれから。

2017年3月19日に1回目を開催予定の「お城下マルシェ」。小さく始めよう!と、全員が手弁当で参加し、理想と現実の間で折り合いをつけながら進めています。そんな中、御旗となる「ロゴ」を検討。松山ビジネスカレッジの学生さんにご協力いただき、案を提示いただくと色々と出てきました。

色、形状、モチーフなどをひっくるめた「第一印象(パッ!と見)」で一次選考。十人十色とはこのことで、コンセプトを図案化したり、デザインに特化したり、美しいけど説明が必要だったり。(あ”ー!学生時代はこんな課題も経験したな)と若い才能に甘酸っぱい記憶が蘇る。図案化って「自分ごと化」の最たる例で、自分で咀嚼できた結果のデザインはシンプルで力強く発信されるから不思議。

お城下マルシェは3月19日に松山市銀天街の近くにできた「みんなのひろば」で行います。広いスペースではないので、規模や動員で価値を測るのではなく、温故知新と決めたコンセプトの通り、この場所が【これまでとこれから】の接点になったらいいねと実行委員会にて。と、いいつつ実は私もメンバーの一人なので高みの見物ではなくて、動いて汗かかないと!

2017年2月2日木曜日

救世主はいない。

175回目のココ大ラヂオの収録テーマは「リーダー」について。リーダーは時に【仲間をグイグイ引っ張る】【仲間と並走する】【仲間を後押しする】【仲間と距離を置いて見守る】の4つが求められると紹介。これは事業を進める中でも求められるし、時代の価値観によっても変わります。「ついてこいっ!」とグイグイ引っ張るリーダーが必要な時もあれば、静観が必要な時もある。いつから「リーダー≒カリスマ」のようなイメージになったのか?

時と場所は変わり、面河地区でのワークショップ最終回。「活動の持続に課題は?」と問うと「リーダー不在」をあげた参加者。リーダーは課題をズバズバ改善して去ってゆく救世主ではありません。ちょっと厳しく書くと、リーダーに頼り過ぎるのは無責任に繋がると思っていて、自分が責任を負わなくてもよい理由に聞こえるから気をつけよう。

じゃあリーダーって何?というと、自ら発意を持って行動しようとする(≒リーダーシップ)を備えた人と思うので「誰でも備えること」ができる。「当事者意識」「自分(達)ごと」とは実はリーダーシップと同意語と紹介。あっ!余談ですが自らを「リーダーだぜ!」という人ほど胡散臭いことはない!

2017年2月1日水曜日

素敵な大人All Stars

昨年に引き続き今年もやりました!【輝く大人、全力授業】。我が子がお世話になった小学校への恩返し。今回、一肌も二肌も脱いでくださったのは「阿部さん(編集者)」「峰岡さん(ITエンジニア)」「野本さん(社会福祉士)」「重岡さん(フォトグラファー)」「畑さん(愛顔の食卓スタッフ)」「定岡さん(フラワーアレンジメント)」「孕石さん(塾長)」を迎え、6年生90名へ【大人って面白いんだぞ!】授業を行いました。

「自分たちが、こういう授業を受けたかったよね」と大人達、ホントその通りでした。私が小学生だったら授業から何かしら影響を受け、もしかしたら違う道を歩んでいたかも!。だって写真を撮らせてもらったり、みかんジュースを飲んだり、松山を表現したり、プロの技も見たり!普段の学校生活では体験できないことばかり。実は先生も喜んでました(笑)

こういう授業をすると、大人ができる役割を再認識します。【未来の塊】にバトンを渡せるのは私たち大人です。渡すバトンは「軽い」か「重い」か、「綺麗」か「汚い」か、実は私たち次第。できるなら「軽くて綺麗」なバトンを渡したい、そのために大人ができることは私たちが思う以上に多いと思っている一人。素敵な大人All Starsに感謝!

いいではないか!

『おい!フィルム・コミッションは!』とお叱りの言葉を受けそうです、私の原点!忘れてはいません。毎年恒例の2016年度興収10億円以上の作品が日本映画製作者連盟から発表されました。2016年はなんといっても「君の名は」、観ていませんが上映が続いているから驚き(現時点で235億円!)です。150日以上の上映なんて聞いたことがない。

2位のシン・ゴラジらが82億円。個人的には100億円以上行ったかと思った。で、ウォッチャーとして今年も邦画の特徴が顕著に出ていましてベスト10のうち、アニメが1位、3位、4位、5位、7位、10位と6本占めています。実はベスト10の常連アニメの「ポケモン」「クレヨンしんちゃん」が13位(21億円)、14位(21億円)なので、これが入っていたら・・・。

やはり、愛媛を舞台にしたアニメ映画が欲しい!この際、コナンが愛媛に来ると殺人事件になってしまうことも、麦わら一味が宇和島に寄港しても、ポケモンがきても、ドラえもんがきても、妖怪ウォッチがきてもいいではないか!アニメじゃないけど、ゴジラが来島海峡大橋を壊しても県庁本館を壊しても許す!攻める撮影誘致ができたら、愛媛のPRは大成功につながる。

2017年1月31日火曜日

チャンスは突然に。

「全く想像したことがない話だった」「やっと分かったぞ!」「これからのビジネスだね!」などの感想をいただき愛媛経済研究会での講演は驚きを持って終了。普段は会えない経営者とご縁をいただけるのが講演会のいい所、良縁になりますように!

「ハワイが大好きでね、毎年行っているんだよ」「3日前にハワイから戻ったところです」「えっ!ハワイでもビジネスするの?」「いえいえ、でも"みかんジュース"は売れたらいいなと思っています」「確かに!向こうで美味しい"オレンジジュース"は飲んだことがない!」「そうですか!商機ありそうですね(笑)」「十分にあるよ!気づかなかったな、"みかんジュース"は売れるよ!」「最初はホテルの朝食などでしょうか?」「そうだね、知人が大勢いるから紹介するよ!」

「生産者の顔が見える品というのは?」「農林漁業の一次生産者が二次の加工や流通、三次の販売まで関与している商品です」「それを売ってる??」「はい、50以上の生産者と繋がり、生産者の代弁者として対面販売しています」「50以上!?今度、我が社の担当者と会ってもらえないかな?」「はい」「非常に面白いし可能性を感じるよ!」「ありがとうございます」と、こんな感じで話は進む。ハワイで愛媛の"みかんジュース"、ありかも!

2017年1月30日月曜日

留守中に。

1週間の留守中に新商品が並んでいて驚く!「ブラッドオレンジ味、瀬戸内レモン味のチョコレート(尾崎食品:宇和島市)」と「梅ケーキ(菓子工房Kazu:松野町)」。まだ試食していないので味の紹介は今後になりますが、パッ!と見の第一印象はすごくいいと思います(偉そうですが)。いや!生産者の代弁者として明確な見解を表したほうがいいよね、きっと。

その反面、(これは改善の余地アリ・・・)という商品もあります。改善の余地とはズバリ【味】か【デザイン】のどちらしかない!味は主観なので好き嫌いがあるので一概に言いにくいですが、改善が必要と思う味の多くが、「素材を引き出しておらず」、(誰かの味(≒生産者が日頃から食べてる味ではない)と推測します。素材はいいのに惜しい!と思うのは当然です。

愛顔の食卓は【生産者の顔が見える加工食品などの販売店】ですが、最近は「販売」だけではなく「生産者への助言」も求められることも増えてきました。これは予想よりも早い展開、試食や生産者をお招きしてた授業が功を奏していると推測。いづれは助言を元にした「愛顔の食卓ブランド」の新商品が店頭に並ぶ日も近い!

2017年1月29日日曜日

代弁感謝!

ナニナニ?2016年の温州みかんの市場出荷が終わり95億円(市場出荷量は28800t)で2015年の85億円は超えたが、当初予定の100億円(市場出荷量計画では32000t)には届かなかったとのこと。しかし市場出荷の平均単価は312円/kgと過去10年間で最高になったと新聞。最終的には柑橘全体で150億円を目指すとのこと。

その柑橘の中で甘平の最高級品「クイーンスプラッシュ」の2016年初出荷が19日にあり、2016年産は10tを目指すとJA(2015年産の市場出荷量は183kg)。クイーンスプラッシュは糖度13度以上、酸度1.2%未満、良好な外観を満たした品だけ。2015年産は甘平全体の0.02%の出荷で市場価格は1326円/kg。19日の販売初日は東京&大阪市場で1333円-1667円/kgの値をつけたとのこと。あの「甘平」です。

県外の方がブランディング講座を行い【みかんジュースがたくさん並んでいるが、どれを買えばいいか分からない】【農家の思いや他の商品との違いを消費者へ正しく伝える手段として生産者の顔がみえるようなデザインが必要】と強調したと愛媛新聞。おっ!愛顔の食卓で伝え続けていることを第三者も言ってる!えぇ、そのために【みかんジュース試飲】を行い、【みかんソムリエ】も間近です!お会いしたこともない方に代弁感謝!

2017年1月28日土曜日

可能性の活かし方。

ホノルル空港→成田空港は約8時間のフライト。前の列は中国人の3人家族、横はアメリカ人。その他多くの外国人が搭乗、みんな日本にやってくる。成田空港から羽田空港までの夕焼けはワイキキビーチで見た夕焼けと勝るとも劣らなず、日本に帰ってきたと実感。

今年度の海外出張は終了、ニューヨーク、バンコク、ホーチミン、ホノルルと行かせてもらい、得たことは【愛顔の食卓】【ココ大授業】に活かそう。えっ!?何から始めるかって?先ずは可能性の検討です。各地で感じた共通項目は「誰がもたらしているのか?」また「そう感じた背景は何か?」を揃え、そこから「この先に起こりそうなことは何か?」の検討があり、「予測に対して自分たちができることは何か?」が可能性。

「かつてない可能性」と書いたのは2016年1月1日。確かに今、可能性を感じていて、活かし方次第なコトもわかっている。そんな時によぎるのは「おい!調子に乗るなよ」と、ことあるごとに釘を刺してくれる老いた父親の言葉。近づけば離れてしまうこともあり、得ることで手放さなければならないことがあるのも承知、いや、ほんと経営者ってどういう判断をしてるんだろ?

2017年1月27日金曜日

大失態!

ホノルルの夕陽が水平線に沈むのが見たい45歳、一人で1時間も海岸でボッーとしてました。周りはご想像通りの人出です。
ここまでは良かった、最終日は取材班やメンバーらと大打ち上げが予定されていて、店に直接集合とのことで1時間前まではショッピングセンターのwifiで場所を確認していたのに、1時間後は道に迷ってしまい、マップのキャッシュを開くも表示されず、完全にロスト。ウロウロすること1時間、時々どこかのwifiが入りブルッ!と感じるものの、こちらからは発信できずにギブアップ・・・。

まったく最後の最後に何をしているのやら(涙)。途方にくれて歩いて帰ると、ホテルの近所で夜市が行われていて気分晴らしにフルーツを3ドルで購入し、アイロン台でテレビを見ながら一人慰労会(涙)。プロジェクトは今日でひと段落だけど、私の場合は中途半端になってしまったので未だ続くのか!と自問自答。

一人慰労会の30分前、ホテルのロビーにつくとwifiがドドッー!と入り「泉谷さん、大丈夫ですかー」と行方不明を心配したメンバーからのFBメッセージやFB電話着信が数多く入っていて皆に心配と迷惑を多大にかけたと猛省。今日の教訓「見慣れぬ土地ではキャッシュを信用せず、地図をスクリーンショットすべし」。ほんと、申し訳ありませんでした。

消費者になって。

留守を預かっているスタッフへのお土産を探す。驚いたのはホノルルでも「春節(中国を起源とする旧正月、中華圏で最も重要な祝祭日)」を祝う商品が揃っていたこと。愛顔の食卓にも「金箔のお菓子、赤や金銀の水引による縁起物など」の問い合わせがあったほどで春節は世界中を覆っていると実感。そして「バレンタインデー」も近づいていることから物販業界にとって春節は一大商戦だなと。

で、やっぱり「パッケージ」に目がいく。今回の私は購買初心者で、味も情報も知らぬ個人。試食がある店では試食すると「この味がNO.1です→そうなの?じゃあ2番目は?あなたのオススメは?」など、話が弾みやすい。試食NGの品だと【見た目(パッ!と見の第一印象)】【商品価値(≒ここでしか入手できない)】【大きさ(バッグに入るか?)】が決めてだなと、この時、値段は最重要ではないと自分で思う。

と、いうことで愛顔の食卓でも参考になることを口実に色々と気になる品を買ってみた。で、分かったことは免税店は高い!チェーン店は品揃えが狭い!こういう時にお世話になるのが地元民が通うスーパーやドラッグストアで、その場で会員になることで30ドル以上お得に買えて満足。愛顔の食卓でも会員制やポイント制の導入を提案されたことがあるけど、まだそこまで手が回っていないのが現状。春節の写真を撮っておらず「ヘンテコ名のラーメン店」をパチリ。

みかんジュース任務発動!

ホノルルへの観光客数は年間約750万人(人口は約130万人)、意外と少ない!と思う理由は松山市への観光客は550万人/年だから(でも消費額は桁違いに多いのは容易に想像できる)。日本のラーメンが4000円(トッピング有)だったり、サンドイッチが750円だったり、パンケーキが2500円だったり、ペットボトルが200円/本だったり、島だから輸送コストがかかるからしょうがないにしても何もかも高く感じる。

旅先での任務の一つ、スーパーマーケットでの「オレンジジュース」チェック。写真を撮ろうとしたら「ヘイ!メン!ノーフォト」と警備員に睨まれてしまい写真はないけど、100%のオレンジジュースパック1リットルで180円-300円程度。やはり米国は安いけど「プレミアム」と称して「みかんジュース」を提供できたらと思う。が!750万人の観光客のうち、約60%の観光客が「米国本土」からで、家族連れ、シニアが多く、仮に1リットル1000円してもターゲットが違うなぁと。

とすると、ここでもやはりターゲットは「シェラトン、マリオット、ヒルトン、ハイアットなど」の中・高級ホテルの朝食&バー狙いか。1月でも気温は20度-25度だから「冷たい」飲料の需要はあると妄想。そっか!NYの場合、氷点下になるこの時期は「熱燗」ならぬ「みかんジュース燗」で提供するもありか、物事は常に両端で考えるとアイデアが出やすい。

一瞬を永遠に。

24時まで打ち上げ。「この関係を論理的に述べよなんて無理でしょ!ご縁としか言いようがない」と、リバースプロジェクト代表の亀石さん。そして「一瞬を永遠に生きる、を大切にしよう」とも。不安定かつ不透明な中で明日は何が起こるかわからない、一度しかない人生なんだから悔いのないよう、今、この瞬間を精一杯生きようという意味。昨日まで常識と言われたことが明日から非常識、またその逆もあることで、今はない職に就く子供達も多いと言われているのに、今の物差しが将来も合うとは限らない。

「リーマンショックで世界経済は破綻したのに、破綻前と同じ物差しはナンセンス」を思い出す。とはいえ、今が一先ず平穏だと「わざわざ」波立てることもない!と思うのが人の常。でも海外へ出ると「世界は確実に変化の中(内向き志向など)」を新聞などから読み取れ、(このままで大丈夫か?)と思うと自分も内向き志向になりがちだけど、そこは自分との闘いか(笑)

で、実はこう思うのは最近の破壊系映画の影響も少しあるかと妄想。最近の大作映画は「破壊」それも「(テロや異界人、メタヒューマンなど)地球規模の大破壊&大爆発」が多すぎ!それも表現にリアルだから(世界を壊し過ぎでしょ!)と食傷気味。現実と架空の境目が曖昧さが怖さへの不感、想像力の欠如を生み出すかもと感じたり。写真はダイヤモンドヘッド、噴火はどうなのか?

プロデューサーになる。

10月1日から「ふるさとグルーバルプロデューサー」の研修として「リバースプロジェクトトレーディング」に参加してきた「愛媛シルクプロジェクト」。主催のJR東日本・事業構想大学と南海放送が密着取材を続けていて、メンバー一人一人のインタビューを収録。これまでの4ヶ月間振り返ると様々なシーンが思い浮かび、喋ると頭の中が整理できた。

整理できて思うのは「プロデュースは大変だ!」ということ。なぜなら「プロデューサーは何一つ作らない」から。関わる人に気持ち良く動いてもらい事業が円滑に進むよう整えるのが役目で「目配り(メンバーのモチベーション向上)、気配り(関係者への配慮)、手配り(手順の遵守)」とはよく言ったもの。まだまだ足らないことばかりと整理できて思う。精進するべ。

アラモアナセンターの「AQUA BLU HAWAII」でのお披露目も無事に成功。今日まではお披露目をゴールにしていたけど、お披露目が終わったのでこれからは「事業」として成立、循環させるために進めないとね。先ずは「愛顔の食卓」で先行販売。改めて振り返ると4ヶ月間で0(調整を含めるとマイナスかも)から1がよくできたもんだと思う。ともに過ごしたメンバーの尽力に敬服。