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2024年3月24日日曜日

糕。


「糕(コウ)」という漢字を生まれて初めて見る。餅?餡?蒸?など想像したらキリがなく、調べたら「うるち米やもち米を蒸した菓子」のこと。
商品名は「緑豆糕」だったから枝豆?そら豆?豆系を原料にした蒸し菓子と理解でよいか。
メーカーの「三味酥屋」はパイナップルケーキで有名のよう。

ピンク色も緑色も同じ「緑豆糕」だった。さわると外皮はモチッとした柔らかさで、中に白餡が入っていて、味は甘い以外に分別できず、味覚障害か?食感は硬め滑らか、風味は特になし、でも美味しかった。

「WUHAN」とは「武漢」とのこと。「マレーシア時代の校友からもらった!」と言う娘からのお裾分け。

さすがに海外には「ご当地を模ったモナカ」はないけど、こうして地域名や地域のアイコンを表すと立派なお土産になる。

「武漢」の代わりに「愛媛」や「松山」だったら、「WUHAN」の代わりに「SHIKOKU」「DOGO」などを想像すると土産っぽくなる。言葉をお土産に使うのはアリと思う。

その昔、俳句の五の句、七の句・五の句をそれぞれに焼き菓子などに印字し、味以外の話題性に組み合わせ(正解)を楽しむ土産を企画したことがあったけど、却下された思い出。

その後「短歌」でも上の句と下の句で組み合わせれば面白いと企画したけど、「短歌って何?」だった。
食べて終わりではない、お土産開発に一石を投じたい。

2024年3月22日金曜日

目的を果たせず!


ニュースで「横浜トリエンナーレ」を知り、会場の一つである横浜美術館へ。
横浜美術館といえば3月15日にリニューアルオープンしたばかりの美術館(全館オープンは2025年2月予定)。

そのリニューアルオープン企画が「第8回横浜トリエンナーレ/野草:今、ここで生きている」。
会場は横浜美術館の他に、旧第一銀行横浜支店、BankART_KAIKOなど広範囲。当日券を買いに横浜美術館へ行くと入り口の両脇&上から展示作品がズラリ。でもよく見ると布や段ボール、紐などでテントというかキャンプのよう。

説明には「キャンプ≒非常事態(戦争や災害など)という厳しい環境下で生活を強いられている人がいること、また誰にでも予期せぬ異常事態は起こり得る。」とあり、作品は危機を象徴しているとのこと。

写真の手前に映る吊るされた布は、パンデミックに触発された「プレッパーズ・ラボ」と題した「危機への下ごしらえ」をイメージしたインスタレーション。作家は元料理人。

吊るされた大きな赤い浮遊物は「今より厳しい環境に生きる自分ではないもの」に触発された「出土した葉」という作品。外皮だけの生物なのか?想像力が求められる作品。

展示空間を楽しんでいたら、時間が過ぎてしまう。外へ出たら突如、天候急変で雨&風&寒さ!暖を取りに美術館前の商業施設に入ったら、松山にはない店が多くて巡っていたら疲れてしまう。
横浜トリエンナーレに来たのに目的を果たせず!

2024年3月18日月曜日

ヌマるな危険!

日本円で5,000円から7,000円する缶も。

私の香港出張時と同時期にイギリス出張だった妻。アンティークタウンとして知られている「ハンガーフォード」という小さな街へ行った際に、お土産として買ったという「アンティーク缶」を見せてもらう。

左上の缶は、1953年6月2日にエリザベス女王の戴冠式を記念して作られた女王のイラスト入り、ビスケット缶のよう。70年以上前の缶。

右上の缶は、形状が波打つデザイン。側面が赤く、フタにはコートをまとい行進する女性が描かれているホリデー缶、キャンディー缶。

右下の缶は、イギリス御用達のタバコ会社W.D. and H.O. Wills社のシガー缶で、側面には商品名と、空気穴がある。80年以上前の缶。

左下の缶は、イギリスのビスケット会社
Mcvitie & Price社のビスケット缶。日本でもマクビティ社のCM♪が流れていたのを思い出す。90年以上前の缶。

どれも相当古い缶だけど、経年劣化でボロボロでもなく、錆も汚くなく、凹みや破損もなく、どれもいい味が出ていて、これまで全く気にしたことも、興味を持ったコトもない缶に対して、コレクターがハマる理由を理解して、興味を持ってしまう・・・。
ちなみに妻は私に右下のMcvitie & Price社のビスケット缶をくれる。

既にスターウォーズのアンティークが手元にあるから、ヌマるな危険!

2024年2月29日木曜日

大好評だったけれど!


6市町(松山市、伊予市、東温市、松前町、砥部町、久万高原町)の担当者が待ちに待っていた「6市町ピクルス(名称未定/私の勝手な呼称)」。

グッドモーニングファーム(GMF)の齋藤さんとのコラボ商品開発。
渡された試作品を手に取り上下左右にマジマジと見る担当者。それもそのはず、どんな野菜や果物が使われているのだろう?という感じ。

試作品は「フルーツのピクルス」と「野菜のピクルス」の2種類!
最初から2種類をお願いしていたわけでなく、野菜と果物のMIXピクルスを検討したものの、美味しさを存分に活かすには分けた方がいいという齋藤さんの判断(涙)

松山市からはレーズン(ピオーネ)と長ナス、伊予市からはキウイと生しいたけ、東温市からは梨と玉ねぎ、松前町からはブルーベリーとハダカ麦、砥部町からは梅シロップとキャベツ、久万高原町からはリンゴとトマトが使われた。

齋藤さんのプレゼンテーションを聞くと、試作品に辿り着くまでには試行錯誤の連続だったことが容易に想像できて・・・。
特にGMFの商品は“見た目”も大切なので、素材の色や形、大きさ、切り方でも苦労されただろう・・・と想像。

味はフルーツのピクルスも野菜のピクルスも大好評だったけれども、実は試作で使われた素材は地域の特産とは言いにくいモノもあり、商品開発の悩ましい壁が立ちはだかった!

2024年2月26日月曜日

おいしい≠売れる。


2020年に開発スタート、2021年10月14日に発売を開始した「道後ジン  六媛」
6市町(松山市、伊予市、東温市、久万高原町、松前町、砥部町)の特産品を活用し、水口酒造と一緒に開発した“ご当地ジン(クラフトジン)”は、今も好評で携わった一人として商品開発の実績としてPRさせてもらってる。

その成果を携え第二弾「6市町の野菜や果物を活用したピクルス」を11月から開発中。
今回はグッドモーニングファーム(GMF社/内子町)の齋藤さんに協力を仰ぐ中で、試作ができた!との連絡。とは言え、すぐに食べられないのがピクルス(酢漬け)。
1ヶ月ほど酢漬けにすることで味が馴染み、美味しくなるとのこと。

道のりは順調に聞こえるけど、「美味しいと思い実際に作ってみたが、美味しくても見た目が地味で不採用にした・・・。」などの試作もあり、(前回の試食時に好評だったタルタル味か!)と、思い出す。

決して【おいしい&好評≠売れる】ではないことを思い知らされる。
GMF社商品の特徴の一つに鮮やかな見た目があり、食材は手作業で詰めている(=機械では実現が難しい見た目が評判)。

今年度は試作で区切りだけど、来年度は数量限定でデビュー予定。
今回もニーズとウォンツのバランスが取れて話題になりますように!と、作戦の検討も今年度のマスト事項。

2024年2月24日土曜日

HARSHA COFFEE。


3月3日(日)の「鬼北町にぎわい塾」に登場していただくHARSHA COFFEE(ハルシャ コーヒー)の篠﨑さんを訪ねる。
HARSHAとはサンスクリット語で「幸せ=地球と人々の身体が幸せであること」がコンセプトの国道320合線沿いにある小さなカフェ(宇和島バス_利根口バス停前)。

当日は、たった一人で縁もゆかりもない鬼北町で、
HARSHA COFFEEを立ち上げた篠﨑さんとは何者なのか?などを尋ねるつもり。
そんな篠﨑さんへマンデリンコーヒーとシルクスイートのマフィンを注文(写真)。

(ん!?)と思ったのは、前回はなかった本棚があって、並んでいた本は一冊一冊が内容もテイストも異なる本。
聞くと“いつか本屋さんを開きたい夢がある”マオコさんのセレクトブック「マオコノホンダナ」という企画。

「コーヒーの提供までに時間がかかるので、その間、本を読んでお待ちいただけるので、私的にも助かったり(笑)」と篠﨑さん。

その通りで10分ほど待っている間に「はじめて考える時のように〜わかるための哲学的道案内〜」をガンガン読めて“いい問いを自分に立てられて満足”になる。

3月3日(日)の「鬼北町にぎわい塾」では、HARSHA COFFEEのコーヒーとマフィンが提供予定。楽しみー!私もいただけるはず!

2024年2月22日木曜日

おきなわワールド。


ココに行けば沖縄の多くを体験できると「おきなわワールド」を選ぶ(もう一つの選択肢はガンガラーの谷)。

名前から(ちょっと・・・)と思ったのは事実だけど、直ぐに間違いに気づく。と、言うのも10:20に到着した時点で観光バスが9台駐車していて我々が乗るバスが10台目。

最初は「スーパーエイサーショー(30分)」、100人以上の観客で大盛り上がり。最後はお約束の「カチャーシー」を国籍も性別も年齢も何も関係なく皆んなで楽しんで終了。
「郷に入れば郷に従え」の通り、楽しんだもの勝ち。海外の人の方がノリノリで私もノリノリ。

次は「玉泉洞」という地下の鍾乳洞。全長は5000mとのことだけど一般公開は890m。これが思いのほか、色々と演出されていて、ゆっくり見て歩いたら40分もかかってしまった。

地上に出ると「熱帯フルーツ園」で実際に色々な果物が実ってたし、琉球ガラス工房や染め物工房では体験創作もできて、更に進むと琉球王国城下町と称して移築された当時の建物が見学できたり、博物館もあったり。南都酒造所という酒造所では実際にビールを作ってた!

いたる所に休憩所はあるし、スイーツやレストラン、お土産さんも完備。
そして最後は総合的なお土産屋さん、そして「ちんすこう」の工場も併設で見学可能。

あっ!と言う間に2時間が過ぎて出発時間となりバスに乗り込む。
ウェブサイトを見たら「最低3時間は必要です。」と書いてあった。
あなどれなかった「おきなわワールド」。帰りにバスの台数を数えると12台だった。

2024年2月21日水曜日

3度目の斎場御嶽。


実は3回目の斎場御嶽。たしか1回目は2002年のフィルム・コミッション会議。2回目は2020年、翌年度から河内晩柑プロジェクトが始まるので事前調査で訪れる。

今回は、午前中に時間が空いたので地元のバスツアーを調べると「斎場御嶽+おきなわワールド/5時間コース(3300円)」とあり、求めていた内容と時間がピッタリだったので申し込む!

斎場御嶽へ行く途中、バスガイドさんから「実は現在、“三庫理(さんぐーい/三角形のトンネルをぬけた先にある拝所)”は落石の危険があるので入れません。」という説明。

(えっー!残念)と思ったものの、実際に訪れてみると三庫理辺りは風化と言うか自然に還っているような・・・。周りも4年前は通れた所や訪れた場所(砲台跡)も行けず。
安全のために必要な対応だけど(もしかして自然を崇拝してるから、
還ることは良いことなのかも?)とも思ったり、違うかな。

でも琉球王朝時代から今に至り、沖縄最強のパワースポットに変わりはなく、お祈りをして後にする。

こういう地域資源は、人の手を介さないと、あっという間に消滅というかなくなることを目の当たりにした件。

ちなみに写真では誰も写ってないけど、朝9時に訪れた時は既に30人ほどが訪れていた。

「斎場御嶽は、観光地ではなく祈りの地です。」の言葉に観光地化との落とし所は・・・。

2024年2月17日土曜日

結果オーライ?

https://www.instagram.com/project_kabigon/

「公開しました。」という連絡があり、確認したら「カビゴン」だった件。
この撮影は「某キャラクターが全国の人たちと触れ合う様子をSNSで発信して盛り上げる。」という、分かるようで分からない内容で、一抹の不安を感じながら対応した案件。
最初から「ポケモンのカビゴンです。」と教えてくれていたら、もっと話は早かった。
色々と条件があったと思うけど、結果オーライでいいのかな?

「連絡が遅くなりスミマセン!明日、撮影します。」という連絡。
急すぎて撮影に立ち会えず。現場の協力者とは連絡を取り合っていたからセーフ!だったけど、これも結果オーライでいいのかな?放映を期待する!

「いやぁ、あの撮影は大変でした。険しい山道を背負子で移動しましたからね。」と、振り返ってくれたのは、Yakult1000の撮影を四国カルストで対応してくれたオフィスフロリダの皆尾さん。
おかげさまで話題になり、結果オーライ?

整えた撮影支援体制が悪天候で延期につぐ順延。その結果、玉突きスケジュールになり変更を余儀なくされる。こういう場合は最悪、スタジオ撮影になってしまう可能性もありヒヤヒヤ中。
撮影されて結果オーライになりますように!

2024年2月13日火曜日

たかがロケ弁、されどロケ弁。


隔月レギュラーのNHKラジオ「ひめゴジ!」の打合せ。次回放送は2/27(火)17:05から。ディレクターと内容について意見交換。

立場はジャパンFCだから全国に共通する話題だけど愛媛ネタも織り込むが基本。
インセンティブ制度が経済産業省で本格始動したとか、全国各地から79のFCが集まり全国ロケ地フェアを開催したなど話題を色々と挙げた中でディレクターに刺さったのが・・・。

「撮影が地域に及ぼす経済効果をロケ弁を例に取り上げると面白いですね。」となる。
ほんと、ロケ弁は面白い。800円/個のロケ弁が1回80個注文されると6万4千円。それが最低でも1日3回(朝昼夜)起こると6万4千円×3回=19万2千円/日。1日4回の時(夜食)もある。

撮影が20日間行われると19万2千円/日×20日=384万円が直接効果。そして、この384万円の周りにはロケ弁を作る際の仕入れが発生して、更には野菜や肉や魚などの生産者にも波及効果を及ぼしていたり・・・いわゆる間接効果。

美味しいロケ弁だと、キャストが自身のSNSで「美味しかった!」などを発信してくれるとファンに届き、この発信自体は“お金”ではないけど、ファンの一部はロケ地まで訪れて同じロケ弁を食べることもある(これ本当、推しの追体験)。

すると単なる食事だけど、ロケ弁にはもの凄い付加価値があり、地域で使わない手はない!と言い続けて10年余り。

2024年2月7日水曜日

カワイイ。


いとまちマルシェ、周ちゃん広場でも愛媛の農水産物や活用した加工品(六次化品)は多く、つい手に取って確認してしまうのは仕事柄。
初めてみる事業者もいれば、県内大手の事業所まで本当に色々な所が定番品から新商品まで出していて面白い。

最近のトレンドなのか普段から使える「(アウトドア系)万能調味料」が多いかな?
ネーミングやパッケージ一つで印象が変わる(例:干し柿でも「ドライ干し柿 or 干し柿」の他、「無色透明のよく見かける四角のプラケース or デザインされたプラ透明袋」)のだから、購買PRは消費者との心理戦!

そんな中で、コレは日本人&外国人にもウケる!と思ったのは、食べ物でなくて「みきゃんのお手玉(660円/個)」。みきゃんの顔は印刷でなく刺繍!触りごごちもGOOD!色も良く、なによりも可愛い。
一個より沢山あった方が可愛さはマシマシ。イベントなどで大量に登場させたら注目されるだろうなと100個で66,000円か・・・と現実を知り、妄想終わり。

みきゃんと言えば、米国在住のセレブの友人が、愛媛を訪れた際に大量に購入したのがみきゃんグッズ。
みきゃん人形の盗難事件もあったっけ。それだけ可愛いということか。

2024年2月6日火曜日

おいしい市場調査。


当時、友人が勤めていた会社が「いとまちマルシェ」を立ち上げたと教えてもらい、やっと機会ができた!マルシェ?道の駅?それとも産直市場?と調べずに行く。

店は2つの棟で分けられていて、一つは「地域の生鮮、加工食品など」、もう一つは「輸入食材、パン類、飲食スペースなど」。店内の雰囲気はスッキリ&キレイでオシャレ感あり。

輸入食材は北米やヨーロッパの食材(パスタ系、ソース系、お菓子系など)が多く、パン(バゲット、惣菜パンなど)は焼きたてが次々と並び、次々と買い求める人たちが。

地域の生鮮・加工食品は以前に愛顔の食卓で扱った品々も多く、また新商品も多く見てるだけで面白い!こちらには素材厳選のハード系パンなどもあり、“こだわり”がキーワードのよう。

「周ちゃん広場も近いから行こう!」と、今度はJAの産直市場へ。実は周ちゃん広場、沖縄県でお世話になった「ちゃんぷる〜市場」の商品も置いてあり見つけて懐かしむ。

周ちゃん広場は産直だから生産者が育てた野菜や果物のほか、惣菜や鮮魚もあり、店内はメチャメチャ広いのに、まっすぐ歩けないほどの来店者の多さ!
数えきれない商品の中でピン!ときたのは、袋にパンパンに詰め込まれたケール(100円)を買う。

そして周ちゃん広場と言えば隣接のカフェ。
決してオシャレとは言えない雰囲気(ゴメンなさい)だけど、季節のパフェはボリュームたっぷりでオススメ。

三度ヴィダ・コン・ミエール/vida con miel


9時に松山を出発、海沿いを走り今治市に入り「しまなみ海道」へ。
来島海峡大橋→伯方・大島大橋→大三島橋→多々羅大橋→生口橋→因島南ICで降りて10分ほど土生港へ到着。
しかし現在、土生港は工事中で隣の港から立石港へ数分の船旅。

立石港から生名橋→佐島を経由して弓削島大橋→弓削島に入る。そして更に15分ほど走って着いたのは、3回目のvida con miel(ヴィダ・コン・ミエール)。
時刻は既に11時30分、2時間30分をかけてランチ(要事前予約)を食べにきた!

相変わらず店内は不協和音のようなBGMが流れて良い緊張感があり、窓からは陽が入りギャラリーのような雰囲気がGOOD!

以前から気になっていたコトがあり、思い切って聞いてみる。
「これらの料理はお二人で作られているのですか?」と奥様に尋ねると・・・。
「いいえ、夫と相談して私が作っています。」「そうですか!」と奥様の手づくりと分かる。
季節の野菜を適した調理法で創られる料理。料理だけでなく、デザートも全て手づくり(たぶん、パンも手づくりと思う)。

コース料理で2,500円/人。+デザートセット1,000円/人は、雰囲気も味わえると思うと、本当に安いと思う。2時間30分かけて訪れる価値あり。

当日のコースメニュー。

◎蕪、白菜、生海苔のスープ

└ 弓削島産の生海苔、有機大豆を使った蕪と白菜のスープ。


◎白葱と焼き海苔のテリーヌ_ソースヴィネグレット

└ 弓削島産の焼き海苔と広島産白葱のテリーヌ

└ 有機ETVオリーブオイル、有機赤ワインビネガー、自然農大蒜

└ 有機スパイス&ハーブ等


◎季節野菜のグリル_味噌、タヒニ、ヨーグルトのソース

└ 自然農季節野菜または有機野菜各種

└ 有機味噌、有機白ごま、有機胡麻油、自然農大蒜、ヨーグルト、他


◎甘海老のスモーブロー

└ 有機スペルト古代小麦と有機ライ麦を使ったサワー種パン

└ 自家製ハーブバター、自家製マヨネーズ(平飼い卵、有機マスタード)

└ 地鶏もみじの卵、甘海老、ディル


◎セットスイーツ

└ フラン・パリジャン

└ ガレット・ノア

└ 柚子のトゥロン

└ ヘーゼルナッツのセミフレッド


◎酢橘&グァバのソーダ

└ 酢橘(佐島)、イエローストロベリーグァバ(愛媛県)

└ 自然栽培生姜(高知県)

2024年2月3日土曜日

これぞオツマミ。


「えっ!?コレなに?」から「えっ!これがいぶりがっこ&チーズ?かわいい!」となる。
クラッカーに秋田名物“いぶりがっこ(燻製干のたくあん)” を刻み、クリームチーズと混ぜてON。周りにはナッツや干しぶどうをパラパラ。マーブルチョコ、水菜を添えてピンク色は何だったかな?忘れてしまった。

これぞ“おつまみ”と喜んでパチリ。出してくれたお店は秋田県庁から徒歩10分ほど、「秋田の食堂やまと」というお店。
「このお店、よく来るんですか?」「初めてです。でもよく前を通るので気になってまして・・・」と、こじんまりしたお店は年配のご夫婦?が二人で切り盛りしていて、写真のような盛り付けが出てくる雰囲気ではなかったので、ある意味“こんなところで裏切りメニュー”。
(いぶりがっこを買って真似しよう!)となる。

忙しい中、時間を作り、機会も作ってくれた担当者たち。その土地に好感を持つか否かは「人と味=思い出」に限ると思っていて、こうして秋田でも歓迎してくれて大感謝。

「泉谷さん、宿題残しましたね!」「えっ!ナニ?」「比内地鶏の親子丼ですよ。」あ”ー!ご当地食を担当者は食べてたのに私はモツ煮込み、ラーメン食べてた・・・。

「じゃあ、次回の研修後に!」と、研修終了から未だ4時間しか経ってないのに次回の研修相談!?

2024年1月27日土曜日

スゴいよ!愛媛県。


「2024年版第12回 住みたい田舎ベストランキング(宝島社【田舎暮らしの本】2024年2月号/人口10万人以上20万人未満の市ランキング)」で、若者部門&単身者部門1位、子育て世代部門1位、シニア世代部門1位、そして総合部門1位が2年連続という快挙!という今治市のポスター。そうなんだ!

日本には1718の市町村があると言われ、うち今回のランキングで対象となる/人口10万人以上20万人未満の市は全国で152箇所(2020年国税調査調べ)。
あれ、でも愛媛県の発表では671の自治体からの回答となってた(全国の市町村を対象に移住支援策、医療、子育て、自然環境、就労支援、移住者数などを含む279項目のアンケートを実施)。
まっ、興味本位のネット調べなので参考程度。

特記は2023年度第11回ランキングでは、総合部門第1位の今治市に続き、総合部門第2位も西条市だったとのこと。
全国には1718の市町村があり、条件などを加味してもワンツー!ってスゴすぎ愛媛県!という感じ。
ちなみに松山市は20万人以上の市総合部門で第一位。

すると、自動的に(南予地域はどうなの?)と、ランキングという性質上、知りたくなってしまうけど、そこは無意味なコト。

市町村単位ではなく、愛媛県が魅力的ということが全国へ堂々と言えれば十分。
PEST素材としてメモメモ。いやはやスゴい。

2024年1月26日金曜日

3,000万人に増やせる。

T'sカフェ玉屋のショートケーキ&ピスタチオのケーキ

1泊2日の調査に計15回目の日記を書いてしまった。
それだけインプットに対してアウトプットが必要だった・・・と言うことだけど、11月の2回と今回の計3回の調査で辿り着いた境地はどこかと尋ねられたら「編集&デザインの必要性」を痛感した。と答える。

しまなみ海道&ゆめしま海道には魅力的なコンテンツが豊富なのは知っていたけど、体験して“やっぱり”と感じる。

ただ、それらのコンテンツは「体験して初めて感じる良さ」というやつで、「体験すれば分かる」は「体験させる所(≒動機づけ)までが大変なんだよ!」となる。
その通りで、わざわざ時間とお金を費やしてまで“その気”にさせるのは至難の業。

そこで登場するのが良くも悪くもSNSで「ナニコレ?」「スゴい!」と感じてもらう演出が必要で、これらは編集やデザインに左右される。
実際に「未来の丘」「果輪弥」などはSNSを参考にした。

すると今度はデザインさえ良ければいいのか?となるけど、デザインの上流にある「編集(≒資源化、素材化)」が最も大切と思っていて、扱いやすくしないとデザイン力は発揮できない、多くの人に伝わらない。

日本最強のコンテンツでも編集もデザインもしなければ、ただのモノコトで、本当にもったいないと思う。
令和4年度の愛媛県の観光客数は延べ2,000万人だけど3,000万人にできる!と言いたい。

季節つれづれ。


愛媛県内では40種類以上の柑橘が育てられていると教えてもらったけど、「シークゥワーサー(黄金/クガニシークゥワーサー)」は入ってなかった記憶。大三島の道の駅で販売してた。
8年間農薬散布ナシという表示は「無農薬」と言っていいのかな?
「えっー!とても珍しい」と同行者が購入。10個以上入って350円/袋って手頃感アリ。

愛媛県ではレモン栽培も盛んだけど、広島県は瀬戸田町へ行ったら「生産量日本一の表記には敵わない・・・となる。10個600円/盛は安いと思う。
大都市などニーズの高い地域へ持って行けたらセドリができてしまうかも。
アマルフィの巨大なレモンシャーベットを思い出す。

今の季節は柑橘が実るハイシーズンだから、レモンの他に、温州みかん、はれひめ、ポンカン、八朔、伊予柑などで店頭はオレンジ一色で映えてた。

「まるまど」でも“せとか”をいただいたし、他でも袋一杯に柑橘を詰めてくれて「持っていって!」と渡されたっけ。そして、どれも美味しい柑橘。

「ノラ伊予柑」を見つけたのは松山城で。離島でも「ノラ柑橘」は道路沿いなどに実っていて放置されてた。「ノラ檸檬」があったら・・・と思ったり。ダメダメ!
行けば動けば柑橘だらけだった2日間。

ご当地食自慢。


伯方島の道の駅「マリンオアシスはかた」では、「総重量3.5kgのデカ盛りラーメン!」の挑戦者を募集してた。写真は美味しそうだった。
「これは一人で挑戦するんだよね?皆んなで挑戦したらダメだよね?」と、主旨を理解してなかった私に周りは苦笑。
制限時間は20分!失敗したら3,300円を支払わないといけない(完食したら無料)。

生口島の瀬戸田町商店街を歩いていたら、「コロッケ(120円)」の看板を見つけて近づくと親子3人が並んでいて、「これは?」と声をかけたオジさんは「コロッケ?隣の店だよ」と無関係者だった(爆)。
でも「全国的に有名なんだよ!美味しいよ!」とフォローするので、並ぶとすぐに男性2人も後方にならび一気に9名が待つ事態に!

肝心のコロッケ(120円/個)はアツアツで、味はコロッケってこんな味だよね・・・。と、自分の期待値を勝手に上げすぎていて猛省。

小雨が降り出し、エイッ!と入ったのは「行列ができるカレー屋」とうたってた古民家を改装したカフェ&レストラン。
こういう店で多いメニューはカレー。「レモンバターチキンカレー&欧風カレーのあいがけ(1150円)」と、ご当地カレーがあったので選択。
全体的に甘めだったけど美味しかった。あいがけなので味変も楽しめた味。

帰りは「ローストチキン(400円)」を見つけて同行人が購入。ご当地をしっかり食べる。

2024年1月25日木曜日

完全に異世界。


猛省。以前に行ったことがある場所は新鮮味(≒驚き)がなく、(まぁ、特に変わってもないだろう)と、特別な記憶も残っていなかったので消極的だった耕三寺。

それが天候も曇天だったにも関わらず今回は楽しく面白く見学できたのは、同行者にも関係してるのかな?

以前は「中国映画のセット」にしか見えなかったけど、今回は「天下一武道会の会場」にしか見えなかった平等院鳳凰堂を模した本堂。
前回は入らなかった「千佛洞地獄峡(長さ350m、深度15mの洞窟に千体の仏が地獄と極楽を表してる洞窟)」の媚びない過激な描写演出に驚嘆してると、出口で待ち受けていたのは高さ10mの救世観音大尊。

そして「未来心の丘」へ、全く知らず。同行者も「インスタで知ったんですよ。」と、20年構想がSNS時代に合致して若いカップルが多かったこと。

それもそのはずで完全に異世界。白い大理石(イタリア発掘)の庭園は5000平方メートルとのことで完全に「アナと雪の女王」のセット。いや欧風のコマーシャルセット、戦隊モノの悪の基地としてもいける!スターウォーズの惑星「ホス」かもしれない。

カフェあり、アルコールなどの提供に(お寺の敷地内だよね?)と、スケールと世界観に超驚き。
*モニュメントそれぞれには、仏教の教えが反映されていることを添えておく。

入場料1400円/人で、これだけ楽しかったら(失礼!)お得。さらに隣接する耕三寺は無料入館、平山郁夫美術館も割引されるからお得と言わずして何を言う感じ。

2024年1月24日水曜日

アンフレンドリー。


8:30からの開館は行きやすい。入場料は1,000円/人。だけど、マスク着用が求められ「エッ!」となりヲタヲタしてると「マスク差し上げます。」と窓口からマスクが出てくる。

入り口で靴を脱がないとならず、高齢者や外国人、ブーツの人は困ってしまう(腰掛ける場所もなかった)。入り口ドアは手動で建物に入った第一印象は暗くて静かで独特の古い香り。

それもそのはずなのか、展示物を見ると、いきなり歴史上の超ビッグネームが奉納してた。次の展示も次の展示もビッグネーム。それが、あまりにも質素に小さくサラッと書いてあるので時に見えにくかったり。

奉納者は分かっても奉納された由来など、当時の説明が一切ないので、展示物からしか想像できず、また館内は一切撮影ができないので、記憶にしか残せず、見てもPRできない。
個人的には「名称や説明が多言語が一切されていない」のは最大のもったいない点で、館内に外国人は0人だった。そもそも日本語でも難しい表記・表示。

超有名な武士や時の権力者などの数々の逸品(それも「重要文化財」と朱文字でサラリと書いてある)がズラリと並び、何度も訪れいるけどその度に驚く。それだけスゴい展示物。
「国宝」が並ぶ別館は、凄まじいドヨ〜ンさで歴史の圧を感じるほど。
後世にこれだけ残っているのはココだけ。

儲ける必要はないかもしれないけど、日本最強のコンテンツと思われるのに、アンフレンドリーな博物館で、これは日本の撮影にも当てはまるかも(アンフレンドリーと言われた過去を思い出す。)とブーメラン。

ミュージアムショップもカフェもなく、トイレは古い。フレンドリーな施設に行ったので比較してしまった。