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2020年9月10日木曜日

質問に詰まる。

「フツーに美味しければ、フツーに評判になり、勝手に広まると思いますが違いますか?」と言う質問に詰まる。これまでも色々な質問に答えてきたが、この質問は本人は全く意図していないと思うが受け手からしたらハッ!と気づかされる問い。
返答に詰まったのは質問に共感と違和感を同時に感じたから。言われてみれば(美味しければ評判となるよね・・・)だけど、美味しいからといって放っておいても広がらない事実・・・。

質問を(どうして、フツーに美味しいのに評判になるのに売れないのか?)に変換。頭の中のハードディスクが処理(でも遅い!)。色々と考えた結果の答えは「人は味だけではもはや買わないから」となる。本当か!?と答えを疑うも「美味しくても100万円では買えない」「美味しくでもダサいと買わない」「美味しくても怪しい製造元では買わない」など【良いものと売れる商品は違う】となる。

そもそも「フツーに美味しい」とは何か?。今まで食べた・飲んだことのない初めての商品だったら驚きから評判になるかもしれないが、初めての味は出尽くし感があり、美味しいモノが溢れている中で「フツーという物差し(評価基準)」は難しい。「美味しいというフツーは大前提で、その美味しさを更に引き出す要素として値段、容量、デザイン、話題性など」がないと埋もれてしまう。答はこれでいいか?

2020年4月3日金曜日

河内晩柑園にて。

松山から2時間、愛南町にてロケハン。あたり一面に広がる河内晩柑にテンションがあがる。そして、園地から海が見えて素晴らしい!果実はどれも大きく黄色の果皮が葉の緑と空の青に映えていい!「いつが収穫時期ですか?」と尋ねると「あと1ヶ月ほど、これからまだ1cmほど太るけんね」と生産者。今売られているのはジューシーさがウリ、これからツブツブ感が出たり、甘酸っぱさとのバランスが出たりするとのこと。

河内晩柑の知名度がイマイチな原因の一つと思っているのが「愛南ゴールド」「美生柑」「灘オレンジ」「宇和ゴールド」など、同じ品種なのに呼称がバラバラで「えっ!?これも河内晩柑なの?」と驚いた経験あり(ちなみに熊本発祥の河内晩柑だけど、今では愛媛県が生産量日本一!)。これまで温州みかんについて色々してきたけど、ジューシーフルーツとも言われる河内晩柑に熱視線を送る。

諸々の騒動を感じながらも動かなければ何も始まらない。園地は高台にあり空気も澄んでいてスーハースーハーして全身の酸素を取り替える(笑)。帰り際、生産者たちの出資で営まれている産直市に立ち寄ると「お手製布マスク」がデザイン多種でS,M,L,LLと豊富に並ぶ(250円/個)。日々、暮らしは続くけど今までとは違う意識、価値観の中で生きているよねと車中にて。

2019年11月28日木曜日

柑橘ジュースつれづれ


「新しい商品」って何だろうね?と・・・。既に世の中に新しいものなどなく、組み合わせなどで商品やサービスなどを「新しい価値を魅せる」ことが現代版の新しいモノ・コトかも。と、言うのも生産者がつくる100%の柑橘ジュースの場合、シンプルでもうこれ以上引き算ができず「伸びしろ」がないから。はではどうしたらいいのか?という質問には「消費者が求めるシーンに合わせるしかない」と答えるしかない。

価値と認知してもらえるシーンならたくさんありそうだ!県外から訪れた友人への手土産、結婚式の引き出物、イベントの景品、同僚への餞別、お世話になった方への贈答品、季節のごあいさつなど。それらのシーンに最適な形状や素材、大きさ、容量などが用意できれば完璧だけど、できない・・・。そこで「どのシーンにもおおよそ当てはまる商品」にする。ターゲットとは「人じゃなくてシーン」です。

それは「作品か?商品か?」も話題に。品質を高めるのはよいことだけど、高めた結果、消費者が手が出せない価格になってしまうのは本末転倒。購入にいたる納得度は生産者と消費者では必ずしも一致しない。消費者は価格と品質に折り合いをつけて購入していて芸術作品は望んでいない。その商品は「毎日売れてほしいのか?週1回売れて欲しいのか?月1回売れて欲しいのか?年1回でいいのか?」考えどころ!

2019年8月29日木曜日

散らかる課題。

先日の学び。「売りにくい商材でも売れるようにプロデュースする機能が地域商社」「地域の課題をワンストップで受け止め、事業で改善し稼ぐのが地域商社」。ファーマーズ・フォレストの松本社長からの現場からの言葉に説得力があるのは、課題と改善が表裏一体だから。指摘はするけど「改善や対応は自分じゃない」と、きりはなして当事者意識が不足している人がいる事実。

6次産業に携わって4年、課題は相変わらず山積・・・。複合的(生産→加工→流通→販売)だから各局面で発生して、更に掛け算的にも発生するから数多し!課題がワッー!と散らかってしまってる状態なので「小分類(具体的な個々の課題)→中分類(過程・工程)→大分類(分野)で整理しないと自分ごと化できないですね」と松本さんと話す。ほんと!指摘も大切だけど当事者として一つでも取り組む方がもっと大事!

「売れる商品づくりが目的のセミナーは怪しい」と松本さん。まさにその通りで120%大賛成!「売れる商品なんて最初から存在せず、結果として売れたが事実。」その事実から逆引きしてゆくと、これらの課題の多くを改善したことで得られた結果が「売れた」という事実になる。「アンタはどう取り組むのさ!」と言われそうだけど、愛顔の食卓で得た膨大な経験値を基に伴走支援宣言。

2019年7月28日日曜日

アイデアを剥がしては・・。

市町の特産を活用した加工食品開発相談。4年前に「いりこ」を活用した商品開発がしたいと相談を受けてアイデアをだしたっけ。当時は「ふりかけ」が手間やコスト、材料的にも一番「作りやすかった」気がする。個人的には「いりこチョコレート」が絶妙なハーモニーで美味しかった記憶。今やふりかけはご飯だけでなく、パンやサラダ、パスタ用もあるのだから再検討か!?

例えば、地域の特産でつくるフルーツティー、グラノーラはてっぱんか。むっ!「フルーツふりかけ」みたいなスイーツへ好みでササッ!とふりかける「スイーツ用トッピング調味料」はどうだろう。NICECREAMでも抹茶パウダーや岩塩、マンゴーソースをかけると味に変化が起きて美味しかった!むむっ!そもそも完成した「商品化」ではなく「商品化キット」にすれば自宅でも1人でも作れるぞ!

プロダクトアウト的な発想とマーケットイン的な発想が同時にせめぎ合ってる感じ(笑)。一人一人の好みは異なるから委ねるのもいいかも、消費者の新たな発想によって化学変化が起きるかもしれない。商品化という言葉から消費者に余地がない「完成品」というイメージがつきまとうけど、既成概念を剥がす・壊して考えるってこのこと。4年前にも書いてた・・・。

2019年4月22日月曜日

改革の気概で取り組もうと。

花園町での【愛顔の食卓】の営業が昨日で終わりました。「お城下マルシェ」と重なったため、多くの方、そして生産者の方にもお越しいただき、労いなどをいただきました。ありがとうございます・・。というとセンチになりそうですが、全くそんな気配ナシ!「閉店ではなく引越し」なのでご安心を。多くの方が「ロープウェイ街は観光客などの人通りも多いから益々!」と期待を込めてくださいました。

今後は、3年間で得られた膨大なノウハウやデータなどの活用法として「販売の持続化はどうすれば実現するか?」に集中します。約90の事業者が登録してくださりましたが、5年、10年を見据えると「ヤバイ」ことが分かります。具体的には人口減少に伴う就農者減、物流コストなどの増、商品開発力の低下、そして収入の減、販路の減・・・。このままでは愛媛の農林漁業は「穏やかな衰退」間違いなし。

だからといって、正論っぽいコトを言う傍観者になるつもりはないので、改善というか改革の気概で取り組もうと思う(けど、私史上、最も大変になるのは分かってるから少々および腰・・・)。うーむ、言葉にするのは簡単だ。と、言うことでお買い求めの方へは今まで以上に「愛媛の本物」を。生産者へは「商品力向上のヒント」を、そして愛媛には「時代に即した商売環境を」を実現だ!宣言。

2019年3月31日日曜日

暗中模索、五里霧中だけど恵まれてる。

【愛顔の食卓】の「伊織 松山店への一角」に引っ越しについて、多くの方から「いいね!」「激励メッセージ」などをいただき、ありがとうございます。伊織さんに共感いただき今回の引っ越し、「事業は成功を求めて変化する」は、プロジェクトマネジメントの教え。「目的を変えず、手段を変えるは進化」は成長戦略の描き方。自治体や企業、NPOなどへ伝えていることの実践です。

「次のステージって何?」ということですが、ズバリ!業態変更です。3年間の経験から見えてきたこと(例:商品力向上、物流改善、人財育成など)を実践します。実は愛顔の食卓を始めた直後から、もう一つ別、でも連動するプロジェクトが進行中で、諸々の調整などに3年かかりました、発表できるまでもう少し踏ん張る!

加工食品の可能性は生活様式や価値観の変化で更に広がるのは確実です。その需要に合わせるには、その時に始めても遅く、少し先取りする必要があります。先行することは暗中模索、五里霧中で骨折り損のくたびれ儲けも多いけど、でも「先行者しか見えない景色」を見ることができる。これも共感者や協力者、関係者がいるから実現できると思うと、本当に恵まれていると思う日曜の朝。

2019年3月29日金曜日

気づきの宝庫

全ては朝のドタバタからで、出発時刻を30分間違えて慌てる→松山空港で搭乗後、セキュリティトラブルで離陸禁止、機内待機→解除されて、いざ離陸→横須賀線、線路内に人が入り安全確認のため停止、車内待機→解除されて鎌倉到着。もの凄い人手に(えっ!?今日は平日なのに・・)と思いきや「春休み」で人出が多くまっすぐ歩けないどほど。2ヶ月前よりも人が多い!

世は確実に「当人に都合のよい方向」へ向かっていて、人数や量、状況や手間などの細分化されたニーズに合わせないと、正しいor正しくないではなくて、売れるor売れないの渦に巻き込まれて沈んでしまう。個包装、食べきり、少量、軽量、ヘルシー、話題性、お得感など挙げたらキリがない求められる要素だけど、観光地では必須なんだなとメモ。小町通りは気づきの宝庫。

当人に都合のよい方向は日々の暮らしでも同じで、レンチンやカット野菜などの「調理不要」の食材は確実に進化し確実に浸透してて、米国時代にレンチンで予め更に盛られた(マッシュポテト(副菜)、ブロッコリー・人参(野菜)、ステーキorチキン(主菜))みて「人の退化だ!、手抜きだ!」と思ったけど、自分に先見の明がなかっただけ。同じ土俵では勝てないとメモ。

2019年3月18日月曜日

実はお得な返礼品。


富士教材さんが挑戦中のクラウドファンディング【屋上交流農園】ですが、支援額1万円と2万円の返礼品は【愛顔の食卓】から顔が見える品々です。「みかんジュース(無茶々園:西予市)」は、1974年に3人の青年が無農薬・無化学肥料栽培なんて無茶かもしれないが、無茶苦茶に頑張ってみようという意味を含めて命名されました生産者グループ。

梅サイダー(菓子工房KAZU:松野町)は、南高梅の生産が盛んな松野町で生産者の高齢化などで耕作放棄地が増えるのを危惧したパティシエが梅園を引き継ぎ、南高梅の生産、収穫、活用し、その一つが梅サイダーです。元気もん(あすも:宇和島市)は、食べると素朴で懐かしい味がとまりません(笑)。地元のおばあちゃん達が作ってきた味を引き継ぎ、時代に合わせた「大豆といりこ」の甘醤油味は栄養素も高く人気です。

ブラッドオレンジチョコレートは、入荷すればすぐに売り切れるほどの人気商品です。ブラッドオレンジのピールと塩が混ぜ込まれており、少しずつ食べるのがオススメ。お土産にピッタリでどなたに渡しても喜ばれる味です(実は某局の女子の間で話題と人気沸騰で頻繁に買いにきてます)。最後は説明不要のブランド「今治タオル」ですが、表面に5%の伊予生糸を混ぜている特別版です。ハンドタオルとフェイスタオルをご用意しました。屋上交流農園の支援もできて本物も届く、実は超お得な返礼品なのです・・。

2019年3月8日金曜日

売り方考えませんか?

ムムッー!とすごいチラシ発見!(一定条件をクリアした)会員向け冊子に織り込まれていたA3二つ折り、全体的に「黒と金(輝き)」、「特別な印象を与える企画名称」「特別なあなたに(優越感)」「日本未入荷(付加価値)」「第○弾(好評の持続による信頼)」「有名店などのお墨付き(安心感の提供)」「関係者の顔写真(責任の所在)」「飲み比べ(お得感)」「限定商品(プレミア感)」「毎月3本年間36本届く(忘れてても届く)」「専門家からの手紙と特別販売招待入り(更なる購買意欲醸成)」と続き、

極め付きは【希望小売価格の約56%OFF】という、これだけの価値を提供していながら通常の半額以下!というぶっ込み、スゴイです。ただ、私が一番驚いたのはお得感ではなく、チラシの隅の一文「売上の一部を国際援助系、教育系、医療系に寄付(貢献性)」している点。恐れ入りました。ここまでしないといけないのか!と、あっ!もちろん「切手不要の申し込みハガキ」が付いてますし「早期申し込み」で「極上品プレゼント」です。

みかん(柑橘)ジュース。この企画、チラシを参考に新しい売り方を模索しませんか?バンコクベトナムハワイで考えました(代弁してくれた方も)が、このチラシのような紹介、扱い方、売り方でもみかんジュースは十分にいけます。これだったら720mlのガラス瓶でもいける(けど、瓶とラベルデザインは要変更)。あやうくミカンを食べる際の下敷きになりそうだった・・・。

2019年3月4日月曜日

80%でOK!

こだわりは自由ですが「こだわり≠売れる」ではない法則。こだわると多くの場合、手間と費用がかさみ、価格に反映されて高くなった結果、無価値(消費者に価値を理解されない)になる。四角い瓶に充填されたジャムなどの場合、見た目はおしゃれでも四隅(特に上部)のジャムは取りにくい!とか、原材料にこだわっても加工食品なので素材の形は見えず、手間が見えにくいとか・・・。

誤解を恐れずにいうと、時間や手間をかけて作品のような商品を作るのもいいけど、その結果、機会損出を起こすぐらいなら、「消費者が満足する納得点(100%ではない)」で売るのはどうでしょう。一年に1回、100%の自信をもって世に出しても受け入れられないことなんてザラ。それなら80%で出して改善して次は90%、最後は100%へ持って行く作戦もありかと。

仮に商品開発に120%頑張っても、消費者には一定以上の味や価値は分からないので、一定以上の生産者の頑張りは伝わりにくい。個人的には数量限定、季節限定でいいので年2回、季節ごとに新商品が出る方が消費者には価値を伝えやすいと思う。頑張り過ぎても良くないという事例。この3年間に蓄積した知識、経験、ノウハウ、人脈は膨大だから、活かさない手はないと作戦開始!

2019年2月13日水曜日

価値向上・品質維持に。

カネミ農園(興居島)さんが「搾りたてだよ!」と、持ってきてくださった温州みかんジュースは「今シーズン」に収穫した新作。「味をまろやかにするために、ちょっと寝かしてから飲んでね」という言葉に(ワインと同じだよな→みかんジュースは熟しませんが・・・)妄想が広がり、別件で訪れたスペシャリストに「ワインと同じように売れると思うんです」と先日の感想を交えて熱弁。

すると「その通りですね!」と言われるものの、その方は充填する「透明瓶」が問題と指摘。一言でいえば「光劣化(≒物質が紫外線などの光を吸収してしまい品質に劣化がおきること)」。えぇ、3年ほど前に書いてました。パッ!と見は鮮やかですが適切に保管されなかったジュースは色が変わります。写真のような鮮やかな色や味を保たせるには適切な条件が不可欠。

「ワインのような遮光性の瓶」への充填が推奨されるのは重々承知だけど、充填できる整備がないから「したくてもできない現状」。昨今は「飲みきりサイズ」の紙パックへの充填もアリだけど「大手のみ」で中小企業は県外へ充填を委託するしかなくコストがかさむ。充填委託を受け入れてくれる工場は松山にはなく(自社充填だけ)、最も近くて片道35km先となると【松山に少量専門の充填工場か?】と思うわけです。

2019年1月31日木曜日

痛い事実。

年間2000万人が訪れるということは毎日5480人が訪れ、600人/時が訪れてる計算(平均的な営業時間を9時間と想定)か!道後温泉界隈で90万人/年の観光客と言われているから20倍以上の差があるのか。何がそんなに惹きつけるのか?やはり筆頭は鶴岡八幡宮と思うけど、「小さな店がたくさんあるから自分の好みの店を見つけられる楽しさ」的なことを教えてくれた喫茶店の店主、確かに!

目抜通りの「小町通り」はとにかく人が多い!まっすぐ歩けない。外国人も親子もシニアも女子も学生も多く、それぞれに価値観は異なるから「誰にでも=万人向け」する商品はヒットしないと実感。和風、話題性、濃さ、カラフル、安さ、リッチ感、希少性などがあるけど1つでは消費者に響かず2つ、3つは当たり前!どれだけ【多面的かつ重層的】に魅力をPRできるかが勝負。1点押し!という戦術はキレイごと!

商品には「その場で売れる、毎日売れる、週に2-3度売れる、週に1度売れる、月に1度、季節に1度、半年に1度、年に1度など」の需要があり、6次産業化品は【どれに該当】するのか?見直しても良いと思ったり。1年に1度求められる品を毎日求められる品と同じに扱っても難しいのは明らか。「売れる最前線」にいると、自分たちが見落としてる、足りない点が痛いほどわかる。

2019年1月4日金曜日

愛顔の食卓2019年初売り!

あっ!という間に正月三が日終了。あけおめメールには「事業速度をあげましょう!」と添えてあってドキッ!としたり(笑)。【愛顔の食卓】は本日が2019年初売りです。初売りらしく「福袋」なども考えましたが、主旨と合わないと自分で思いつきながら却下。【愛顔の食卓】も2年5ヶ月。今年度中には重要な判断をしなくてはならず、悶々としてしまったので2時間ほど散歩。スーパーに立ち寄ると既に正月雰囲気はなく・・・。

【愛顔の食卓】に並ぶ商品とスーパーに並ぶ商品を無意識に比べている自分が怖い!「価格(ナゼそんなに安いのか?ナゼ価格帯が複数も存在するのか?)」「内容量(内容量を複数展開している理由はナゼか?1回あたりの使用量と内容量はバランスがいいか?)「原材料(カタカナ名称の原料はどれほどか?原材料は国産か?外国産か?)」などを繰り返し見る。

スーパーには【愛顔の食卓】で扱っている品も並んでいて、競合品と比較されると「物語性」などは吹っ飛んでしまう。そもそもスーパーとは業態も売り方も異なるから顧客層や目的が違うので参考程度なんだけど。結局、答はどこにあるかというと現場にあるのは知っていて、2019年、愛顔の食卓は新たなステージへ進むことになりそうです!

2018年12月29日土曜日

愛顔の食卓の2018は本日17時までです。

【愛顔の食卓】は本日17時で2018年の営業終了。今年を振り返ると、来年が少しは見える(見えてほしい!)と思い出来事BEST5。【第5位】NHK松山放送局で勝手に準レギュー!?ご縁あって「ラジオまどんな」に不定期で登場し愛顔の食卓などの紹介をしています。【第4位】取引先が増えました。県外の複数箇所へ商品を卸していますが、その中でも「シン・エヒメ」はオープン時から協力させていただいてます。

【第3位】新しい肩書きデビュー。ご当地もなか評論家」「みかんソムリエ」などの肩書きを活用した誌面デビューを果たしました。持続できるように精進します!【第2位】ひたすら売る。花園町に構える路面店だけでは消費者との接点は一つしかなく、たくさんの販売機会を持つために県内外のアンナソンナコンナ場所で生産者の顔が見える品々を販売し経験値を高めています。

そして【第1位】は被災地応援!。7月の豪雨災害で我々でもできることを考えて始めた「応援セット」。「いいね!定期便」も内容を被災地支援に切り替え、神戸FOからも「買って応援!食べて応援!」が実現しました。他にも話題はたくさんありました。【愛顔の食卓】があったから成立したこと、始まったことは山ほどあって「創出した価値は?」と問われると何十ページにもなりそう!

2018年12月27日木曜日

顔も知らず声も聞かず。

情報を発信し続ければ何かに繋がる・始まるという話。何の前触れもなく【愛顔の食卓】のお問い合わせメールに"ソレ"は届き、オレンジページの編集者からの相談でした。フワッ!とした企画に最初は軽く答えていたのですが、聞けばキッチリしていると判明し、オレンジページ担当者作成の質問に答える形でやりとりスタート。で「そもそもなんでワタシ?」と質問。

「検索で【愛顔の食卓】を見つけまして・・・」と編集者。メールだけのやりとりでは誌面イメージが掴めなかったものの、そこは編集者を信じてやりとりを繰り返すと、写真のような素敵な誌面が誕生!互いの顔も知らず声も聞かず仕事って成立するもんだと。よく考えてみればメールだけで仕事をする場合、送信などが履歴に残るし表現や指示なども分かるよう丁寧になってGOOD。

すると今度は突然【愛顔の食卓】へスーツ姿の方が来店し「セミナーをしてほしい」と相談。やりとりは直接対話orFAX、理由はネットセキュリティ上の都合。今まで接点のなかった大企業からの注文は「6次産業が抱える課題と対応策、ITを活用した先端事例」について。こういう依頼がこないと調べない案件。ひたすら、コツコツと情報発信をしていると誰かに届くということ。

2018年12月21日金曜日

コアコンピタンス

「私はちょい呑みセットが当たりました!」と、忘年会の景品を【愛顔の食卓】の詰合せにしてくださった幹事さんからのメッセージ。この時期は忘年会、クリスマス会の真っ只中、景品やクリスマスプレゼントとしても「愛媛の詰合せ」はオススメです。ちなみに「柑橘づくしセット」「南予応援セット」「酔っ払いセット」など、景品の数だけスタッフが中身を検討し命名してくれました、感謝!

お歳暮の他に、先日は「合格祝い」での詰合せ(この時期は推薦などで一足早くとのこと)、また「親族へ季節のお便り」もありました。気持ちを【愛媛に乗せて】伝えられることはいいなと思っていたら「葬儀のお礼」という相談もあり、日常の悲喜交々なシーンで商品はどんな役目を果たしているのだろうか?と。少なからずともその場を和ませてくれたらと思ったり。

来週はクリスマス!そしてその後は年末年始!帰省される人も増え【愛顔の食卓】は更にハイシーズンに突入します。「コアコンピタンスは何か?」と問われれば一つ一つの商品が持つ希少性もありますが、やはり【県内各地の生産者から直接取り寄せた希少性のある品の詰合せ】。競合他社では絶対にできません。詰合せは主に県外向けと思われますが意外や県内向けでも喜ばれます。

2018年11月26日月曜日

商売の教材。

【豪雨災害復興応援】で参加した「すごいもの博」。その名の通りで、2日間で数万人というすごい人出でした。そんな中、中村知事による激励。先日の三菱商事に続いてのお買い物、ありがとうございました。実は最初、2日間の出店に腰が重かったのは事実(なぜなら大変だから!)でした。しかし終わってみれば、多くの友人知人が偶然&必然&予告で訪れてくれ実り多い2日間でした。

感謝といえば、今回の豪雨災害復興応援では「義援金箱」を設置し、豪雨被害の地域への募金を募りました。すると老若男女が次々と立ち寄ってくださるではありませんか!そして「頑張ってくださいね!」などの声をかけていただくと(私は被災していませんが・・)と思いつつ(しっかり渡します!)と気が締まったり。みなさんの気持ちが詰まった義援金は愛媛県へお渡ししました!

2日間ベタ付きだと他のブースをみることができない!出店あるあるは今回も発生。でもスタッフに無理言って回ってみると「販売商品、販売価格、販売方法など」が参考になる。一言でいえば能動的or受動的の差だろうか?商品が目の前にあるのに終了時間だからといって「おしまいです」と断った店もあれば、売切れで残念がり去った客に「ありましたー!」と追いかけた店。生きた教材でした。

2018年10月28日日曜日

みかんジュース愛

最近のボツ案から。「充填車」と称し、みかんをトラックに積み、大阪や東京へ輸送する5時間-8時間の間にトラックに備わっている充填機にて「ジュース」を作るのです。目的地に着く頃は鮮度はピカイチのジュースができあがり提供できます。容器は紙、容量は180ml、瓶のように中身が見える必要はありません。飲み終わったあとも簡単に捨てられます。

「みかんソムリエ協会」は3年前に最優秀賞を獲得し景品をいただいた内容の進化版。ジュース生産者、ジュース販売者、消費者の三部門があり、生産者にとっては「美味しいジュースの証」、販売者にとっては「適切な商品知識保有者」、消費者にとっては「トリビア(生活知識)の会得」。みかんソムリエ協会は「みかんジュースの魅力を伝える伝道師」として存在します。

「みかんジュース協会」は、個の生産者では訴求力が弱い海外への発信力を地域という面で発信し、日本ブランドのみかんジュースの品質を武器に「ワイン」のようにします。ワインも、そもそもブドウですからね。アメリカやアジアでは安価なオレンジジュースが出回っているので、個性が受けやすいフランス、イタリアかっ!?ここでは見た目も重視しデザイン性も高めに。

2018年10月26日金曜日

ジャブな夜

昨晩の学び。売場における姿勢は7Sとな!「整理、整頓、清掃、清潔、習慣、洗浄、殺菌」の7つ!言われたらその通り、毎日繰り返していると思うと大変だな・・・。商品計画は「適切な商品を、適切な時期に、適切な数量を、適切な陳列で、適切なターゲットへ、適切な価格で売る」いわずもがな!その通り!。でも年間計画を立てても、忙しさに後回しなヘボ経営者。

「地方は情報や企画、マネジメントに対価を払おうとしない」とも言ってた。世に出ている情報に価値はなく、いかに自分しか知りえない情報を駆使するか?その通り!アイデアが思い浮かぶと周囲に喋りアイデアを無価値にしてしまうヘボ経営者。対価を払おうとしないのは目に見えないからとも。そう言われると一理ある、目に見える&見えない表裏一体でモノゴトはあるのだから。

単なる知識としての学びではなくて、事実と照らし合わせての学びは超面白いけど逃げられない現実も同時に突きつけられてワンツージャブのグロッキー気味になる(笑)。「専門性を持ちなさい」「商品知識に深さを持ちなさい」「販売ジャンルを絞りなさい」などは実施済だからOK!と思うんだけど、そもそも、従来の販売の概念が変わる気がしてゾッ!としたり。