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2021年4月9日金曜日

リアリティが学び。

「公益活動の資金調達、実践と実績は豊富だから!」という理由で指名された【公益活動への社会的投資(ローカルファイナンス)考察】への寄稿。「趣味は助成金申請です。」と、言っていたのがお役に立てたようで何より(笑)。学校や企業などでは教わらない「公益事業」は個人的に言えば「実践あるのみ」、あーだーこーだ考える時間はもったいないので実践あるのみ。そして実践を通して良くも悪くも「手応えを実感」する。このリアリティが大切で学び。

「寄付付き商品」「クラウドファンディング支援」「クラウドファンディング参加」「アクセラレータープログラム」「助成金・補助金」は実践済み。経験して初めて“想像では及ばなかった現実が見えてくる”。ココとても大事。このような実践機会は単発なので経験値をあげる、学ぶには最適な機会で私に寄せられる相談の場合はオススメする。そもそも、このような機会では「資料作成」も伴うので、“相手に伝わる資料づくりの勉強”にもなる。

今回は単に情報の提供だけでは(へぇー)で終わってしまうので「資金調達時に散見されるNG例も書いていいですか?」と提案して書いたのが「①主語が違う(自分ごと化から自分たちごと化への進化の必要)」「②成果の勘違い(アウトプットではなくアウトカムの方が大事)」「③本末転倒(手段が目的になってしまう)」「④活動の見えにくさ(周りへ発信していない)」を書けたことで少しは役に立てたかと。調査研究情報誌ECPR46号にて!

2020年4月16日木曜日

たちあがる。

写真より実際に見た方が「桜の花びら絨毯感」は迫力があった。(撮影が予定されていた作品にピッタリだったのにな・・・)と思いながら踏み出す。撮影が予定されていたのに緊急事態宣言で東京を出れない制作会社。各地のフィルム・コミッションから「撮影支援休止のお願い」が発信されたり、関係者の感染が必要以上に疑われたりと本当の病みウィルスではなく人の疑心暗鬼。

私も端くれと賛同した「ミニシアターを救えプロジェクト」は、9日間で6000万人以上の署名が集まり、内閣府などに署名を提出したとのこと。そして「ミニシアターを救えプロジェクト」が合流した「ミニシアター・エイド基金(79劇場が参加、四国は未だないよう・・・)」は数日で目標金額の1億円を超えた(9527人から106083056円/4/16)。個性豊かな映画文化を応援しよう!

思い出すのが10年ほど前に指摘された「欧米に比べ日本は寄付文化が醸成していない」という趣旨。伝えたのは「そもそも日本には寄進、おひねりなどの寄付文化があり素地はある」という旨。鳴り物入りで誕生した「休眠預金口座」の活用、JANPIAが着々と進めているけど、残念ながら愛媛には資金分配団体(休眠預金口座を管理運営する団体)はなし。すると地域の公益活動にも影響することだけど・・・。

2019年9月27日金曜日

寄付付きカレー召し上がれ。

大昔、NYでカレー屋を夢見ました。緑(ほうれん草)、黒(ゴマ)、赤(トマト)、白(ココナッツ)、黄(スパイス)の五色カレーは人気になるだろうなと。あれから半世紀、カレー好きは変わらずだけど「お好みの味は固定化」して変化ナシ、新規開拓を恐れ定番を好むのは安心安定を望む加齢現象か(涙)。でも「ペイ・フォワード」の話をしてたらカレーに繋がった・・・不思議。

「新橋のスパイシードリームへ行ってください!」と、東京出張前日に聞いて出張ミッションに入れる(仕事もキッチリ終了!)。JR新橋駅から徒歩3分の「スパイシードリーム」。カレーの値段は390円なんだけど400円払うと10円が「お釣り」になる。この10円を(自販機で)寄付にまわせる仕組みのカレー屋さん。面白い!400円で自分も美味しいし、子供達も応援できる。

390円で提供するのはギリギリなはずと思ったら昼はカレー、夜は焼き鳥の二毛作店。そうだよね、じゃないと収益の確保が難しい。各地にこども食堂もあるけど、こんな仕組みもあるんだなとメモ。肝心のカレーはスパイスが効いた黒(手前)と黄(奥)のカレーで、刻みラッキョウと混ぜたら美味しかった。考えることは誰でもできるけど、実行に移せる人はスゴいと。新橋にきたら「富士そば」ばかりだったけど、カレーもね。

2018年8月2日木曜日

2万本売りたい。

昨年11月以降、1万本以上売れている【唐草こざくら】。150年の歴史がある中野本舗と120年の歴史がある梅山窯とのコラボ商品です。「土産をつくりたい」という中野社長の一言から「消費者でもある市民を巻き込んだらどうですか?」と提案し、あんなこんなそんなワークショップをしたのが一年前。「ありそうでなかった!」と好評いただきましたが、売り切れてしまい、この度再入荷しました。

この唐草模様は「唐草こざくらオリジナル」。箱の形を考慮して梅山窯が強弱・濃淡・長短の唐草を色々と考えてくださり決定。そして箱の「テカり」は砥部焼の磁器をイメージしたもの。紙ではありますがツルピカの用紙を採用したことで質感まで砥部焼に似せたという凝りよう。渡された相手が「んっ!?」と箱を360度見回して「これは!?」と言うに違いありません。

次のゴールは2万本。そのためには「売り方を更に工夫」が必要。単に「お土産」ではなく、お土産としての価値を深堀した方がいいのか?それとも違うアプローチがいいのか?ちなみに羊羹は(賞味期限は設定されていますが)腐らないので「非常食」としても有能です。パンの中に餡のように入れるのはどうか?渡される先々で話題になりますように!

2017年11月8日水曜日

唐草こざくら誕生!

プレスリリース10分前の様子。この後、全ての席は埋まり立ち見も出るほどの盛況で始まった「唐草こざくら」の完成発表。遂にお披露目機会を迎えることができました。思い起こせば2年前の中野本舗さんとココ大を襲った想定外の事態にプロジェクトは白紙に。仕切り直そうとも全てを自己負担でしなくてはならず、お互いに持ち出し。購入者は市民なので、市民を交えて検討した方がよいと始めた「シーンから商品開発」。

計6回のべ116人の市民に支えられ100以上出たアイデアから「唐草模様」になった後は、「唐草模様に著作権はありますか?」と砥部町役場への相談から始まり、開窯130年と最も古い梅山窯へ相談と続き協力を得てデザイン、と言っても通常とは異なる形状(立方体)には調整が必要で悩んだり、箱も陶器らしさを出すためにテカテカピカピカ感が出る紙を選んだり。

そして成果をキチンと発信したく発表。足掛け2年かかりましたが感無量。今回3万本をつくり1本の販売に対し5円がココ大へ寄付され、ココ大は寄付金を授業の企画開催に活用します。「寄付付き商品を作ってよかった!」という自己満足ではなく、世に送り出し、販売に責任を持つという構図が作れた今回、評判は上々(中野社長談)とのことなので、第二弾はあるのかっ!?

2017年7月11日火曜日

なかった授業。

2月から毎月1回計6回、中野本舗の中野社長と共に行ってきた【シーンから商品開発】授業が終了。半年間という授業ですが振り返ればあっ!と言う間でした。毎回15名-18名の参加者がいましたので、のべ100名と【こざくら】のパッケージアイデアを順序立てて検討し「形(お披露目は9月!)」になりました。150年の歴史を背負い激務の中、毎回のご出席とお土産をご用意いただき、中野社長には大感謝!

「もっと楽しく仕事ができそう」「柔軟な発想法を得た」「他者の意見に刺激を受けた」「思考やアイデアの整理法を得た」「自分を引っ張りたい」「企画を体系的に学べた」「意見を高められた」「中野本舗のファンになった」「伝える方法を学んだ」など、参加者の振返りは、授業への評価にもつながり(もっとこうしておけば・・)と自分への指摘はあるものの、モチベーションUP!

実はこの授業、中野さんと二人で計画・実行に移したのですが、本来は「なかった」授業でした。というのも1年前に別の形で実施され「あっ!」と驚く商品が完成する予定でした。しかし諸事情でボツ、商品化中止(中野本舗が理由ではありません)。私も中野さんも意気消沈の時期を過ごし、悔しくて奮起し再起動した授業でした。だから全て自己調達!ボツよりも良い商品ができたとココに報告!

2017年6月13日火曜日

方向性決まる。

中野本舗さんとの「シーンから商品開発」授業は5回目!連続授業は人数が徐々に減ってゆく傾向がある中で、この授業は毎回15名程度が参加する熱心な市民に支えられている授業。パッケージデザインに市民が参加する機会は今ままでなかったと思うし、市民との可能性を期待してくれた中野本舗さんに感謝!実は毎回、中野本舗さんから「お土産」があったのはナイショ!昨日は「一涼」でした。

新しいパッケージになる「こざくら」に期待することは①交流を促すこと。②食べた後も楽しめること。③口コミになりやすいこと。④写真映えすること。これまで100以上のアイデアが出て精査して大きな方向性として8つの方向性に絞り。結果、第一弾として採用したのが【砥部焼柄】。愛媛県の焼き物といえば砥部焼、その紋様をあしらった「こざくら」のパッケージ。

伝統産業を「買って応援、食べて応援」とも言えて個人的にもよかったと思ったり。とはいえ、ビジネスなので中野本舗さんもリスクを負うしココ大も全力で応援して売上げに貢献しないと(愛顔の食卓で売ろう!)。「ネタを創る」でも紹介したけど、これも一つの話題性。いよいよ次回が最終回!どんなイメージになるのか!

2017年5月9日火曜日

薄墨羊羹へプレゼン!

「食べ終わった後も箱で遊べるように」「組合せで一つのイメージに」「名所の写真を覆うパッケージ」「食べ合わせレシピ情報掲載」「メッセージが書ける欄がある」「御朱印の代わりに」「非常時のお役立ち情報掲載」「プチギフトとしてハレの日に」「和柄でレトロモダンなデザイン」「季節や薄墨桜など綺麗、かわいい柄」「アーティストにデザインを依頼する」など、市民による【薄墨羊羹こざくら】のパッケージアイデア授業の4回目。

中野社長へ一人5分の持ち時間でプレゼンを行いました。言葉で説明する人、絵で紹介する人、模型で説明する人と「これだけ熱心な薄墨羊羹ファン(≒ロイヤルカスタマー)」がいることに今回も驚かされる!そして副産物は「人のアイデアから自分のアイデアや考えが広がった」という意見。きっと他に案件を抱えているのか、はっ!と気づかれた様子が印象的でした。

中野社長も真剣に聞いてくださり、熱心なプレゼンに色々と考えがめぐったようで実現化に1歩近づいたかもしません!次回までに中野本舗にて作戦会議決定!プロダクトアウト的に考えがちな姿勢をマーケットイン的に考えようと始めた授業、体系的にプログラム化できそう!

2016年6月1日水曜日

愛媛発!寄付付き商品誕生!

映画に「情報解禁日」があるように新商品にもあります、それが本日6月1日。八幡浜市で蒲鉾などの水産加工食品を製造している【八水蒲鉾】さん。そして「パスコ」のブランド名で、超熟など数々ののパンを製造している【四国シキシマパン】さん。
この2社がコラボして「じゃこ天ぱん」を作りました。そして本日から発売!6月4日の開校記念日には【3種類を試食】できます!

初めて八水蒲鉾の富久保社長、四国シキシマパンの佐藤社長とお会いした時を覚えています。ココ大パンフを配布し概要を説明し、会議終了後に声をかけられました。「モノではなくコトの提供がいい!」「これから求められる取組ですね!」と、初対面、それも経営者にお褒めいただき、最後は「これからも、一緒にしましょう!」と言われる、嬉しい。

じゃこ天パン、じやこ天つつみ、じゃこ天ピザパンの3種類の売上の一部は「ココ大へ寄付」されます。そしてココ大は、この「ご当地パン」発祥の地、八幡浜の魅力実感に8月8日に「授業」を行ないます。愛媛発の【寄付付きパン】の誕生!6月4日に試食できます!