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2023年5月27日土曜日

痛恨の極み。


インターンシップ説明会が終了。企業や自治体、NPOなど計88社が参加したとのこと(NPO系は7つ)。
ココ大は2011年から参加していて、2021年から「ココ大付属学園」で受け入れている。これまでにのべ100人超の学生が【友達以上、保護者未満】というテーマで、子ども達の感性の育みに寄り添ってくれる。
子ども達にとって、私たちや保護者世代、シニア世代(シルバーさん)と違う「お兄さん、お姉さん」と接するのは楽しいよう。

今回も20名以上が説明会にきてくれる(ちなみに説明会はオンライン、画面越しにズラリと並ぶ学生)。
毎回、女子の参加が多いのはプログラムのせいなのか?積極性があるのが女子なのか?画面の向こうではメモを取ったり、うなづいたりする学生。最後に「インチキ先生と呼ばれてます。」という決め台詞(オチとも言う)を言えなかったのは痛恨の極み。

学生が研修から得られる成果は
・子ども達との交流・ふれあいを通して、自分のあり方を内省できる。
・正解・不正解のない子ども達の振る舞いから、自分の判断力を磨ける。
・基礎・基本的な企画立案力、実行の際に気を付けるポイントが学べる。
と伝えて一通り終了。
学生は我が子世代(末っ子)で、保護者気分が入り混じる。良き縁になりますように!

2022年7月3日日曜日

組んでください。


今夏にインターンシップ研修を希望する9名の学生とオンラインでの面談が終了。事前に「くれぐれもスーツ姿は控えてね」と伝えていたので普段着で終始和みながら。今年は愛媛大学、松山大学、松山東雲女子大学、聖カタリナ大学と、松山市内にある全大学からの応募。人口50万人の町に大学が4校って多いのかな?少ないのかな?愛媛県外出身者も多く、多様でいい!

所属学部も「福祉学部、経済学部、法文学部、教育学部、人文科部、社会共創学部」と多彩な面々。なので、ココ大を選んだ動機も様々。「子供たちの感性の育に興味があった。子供たち一人一人の個性について学びたい。まちづくりについて学びたい。NPO法人について知りたい。多様な人たちに混じりたい。コミュニティの創出に興味がある。地域の活性化に貢献したい」など。それぞれが色々な期待を持つ中で全員が一致してたのが「企画立案方法を学びたい」ということ。

今さらながら、大学はどうして「企画立案」をカリキュラムに組まないのだろう?
2002年からアンケートなどでも回答してるけど、その気配ゼロ。教えられる人がいないのかな?大学でも学祭など企画機会は多いだろうに、「授業で企画立案ってないよね・・・」と伝えると画面越しに全員がウンウンと力強くうなづく。社会に出たら「じゃあ、企画書作ってね!」とサラリと言われてしまうのだから、と言っても会社でも教えてくれないのだから、企画立案の基礎授業、大学に提案!

2022年6月25日土曜日

大いに失敗して!


20年前にインターンシップ研修で出会い、「世界の中心で、愛をさけぶ」「恋は五・七・五」などの作品を一緒に支援した当時学生だった彼女。研修後もNPO活動を続けてくれて卒業後は上京して映画関係の仕事に就き、結婚した相手は映画プロデューサー。出会ってから20年、映画プロデューサーの旦那さんと私が出会い、奇遇としか言いようがなく、彼女と旦那さん、お子様と会食をした際にササッ!とミニ色紙に気持ちを書いてくれた彼女。幸せそうでした。

20年前からインターンシップ研修に参加して、これまで100名以上の大学生を受け入れてきたけど、今年も15名以上の大学生が申し込んでくれる。実は20年目にして初めて「愛媛大学、松山大学、聖カタリナ大学、松山東雲女子大学」の全ての大学から応募者がある。
今年のテーマも「ココ大付属学園」。学生は小学生を相手に、自分でプログラムを企画立案して実施する。

インターンシップの狙いは「失敗する」こと。頭でいくら考えても現場で変わることはしょっちゅうあり、すると(事前に考えたことは間違っていたのか・・・)と正解不正解で判断しそうだけど、そんなことはなく考える領域や視野が狭かったに過ぎず、経験を増やすことで、広く俯瞰的に見れるようになる。大いに失敗できる機会がインターンシップで、レベルアップに繋げるのだ!学生よ。

2022年5月29日日曜日

友達以上、保護者未満。


インターンシップも20年!これまで100人以上の学生を受け入れてきて、昨年は13名のインターン生を受け入れる。また「あんな」「こんな」「そんな」とインターン生のエピソードは多い。研修期間で区切りとなる人もいる(これが普通)けど、その後も繋がっている人がいるから不思議。これまでの説明会は対面式だったけど、コロナ禍で説明会はオンラインに変更。個人的には大賛成!

30人ほどの学生が画面越しに表示され、事前レクチャーを聞いたと思われる振る舞いに(緊張しなくていいいよ・・・)と思ったまま紹介。キッチリ、カッチリした受入先もあれば、ワイワイ、ガヤガヤな受入先もあることがあるということで。今年度も研修はコンセプトに「想像×創造」を掲げている「ココ大付属学園【夏】」。基本的に楽しい雰囲気であるけれど「友達以上、保護者未満」の立ち位置を強調。

また「正解、不正解がない環境での対応は、子供たちにとって今後の判断基準になるので導くことになる。」とも。理屈では分かっても実践では思う通りにいかないことも多いから、子供たちと大いに触れあって内省してください。と続けると神妙な顔になる学生。
(ハッ!硬い!)と思い、「私は教員免許などの資格を持っていないので“インチキ先生”と呼ばれています。」と、笑ってほしかったのに全員が真顔で???となり、大スベりした件。

2020年3月12日木曜日

報告書から。


昨夏に受け入れたインターンシップの報告書が届く。受け入れた3名の顔を思い出しながら(今年度のインターン生は違ったな・・・)とページをめくる。NICECREAMと企画立案に興味関心のあったその学生は、最初こそ物静かだったけど、回を重ねるごとに発言も多くなり自分の意見も積極的に出したっけ。学内では得られない経験を提供するのが大人の役目です。彼らはこれからを担いますから。

インターンシップを受け入れる理由は各社様々だけど、私の場合は「視野や思考を広げて欲しい」の1点。自ら考えて問う機会を通して今を考え、この先を考える。自治体や企業とも異なるNPOだから、そもそも彼らの興味関心をひく。「どうして(働き方が)民間企業→愛媛県庁→松山市役所→NPOなんですか?」と・・・。自らに問うた結果としか言えないけど、当時はNPOが最適と思っただけ。

インターンシップの最後は「企画立案は世に問う手段であり自己表現」と伝え、報告書のまとめは「1から10を学んだ」と研修の目的を達成したようでホッと一息。これまで100名以上の学生と接してきて思うのは明らかに「公益性の貢献」の意識が高く、その上で「稼ぐ」という意識。彼らが社会で活躍する頃、私たちも向き合う方を再考しないと。

2019年8月20日火曜日

コツコツと一つ一つ積み重ねる。

インターンシップ研修ではあるものの、人生相談のような時間。「苦手なことを克服するのか?」「得意なことを伸ばすのか?」「苦手を克服するのは苦労するし大変、頑張って克服しても0(ゼロ)からもしれない・・・」「得意なことを更に伸ばすことで自信がつき、勢いを借りて苦手なことも着手できるかもしれない」「でも、苦手なことも克服しないといけないのでは?」と交わされる意見が面白い!

私からの意見は「苦手なことを無理やり克服する必要はなく、苦手なことが微塵・霞むほど得意なことをメチャメチャ伸ばす!」。ポイントは【自分が苦手と思うコトは他者にとっては得意なコトかもしれない】点。仕事だったら「アウトソーシング」だし、仲間とだったら「協力」かもしれない。自分一人でできることには限りがある中で、自分は「これができる!」と明言できたらいいねと。仕事だったら「何のプロ(給与の根源)か?」

「まずは自分に自信を持ちたい」とのことなので「ごく小さなコトに対してクリアすれば小さな一つの自信になるよね。その積み重ねはどうだろう?」と自信を得るのに大きな達成もちいさな達成も関係ないと思ったり。そして「遠くへ飛ぶために」小さな課題を上乗せしようとも。「自分を好きになる大作戦」開始!

2019年8月15日木曜日

どうしたら自分を好きになれるか?企画立案

自分自身が思っていることは「自分軸」。自分だけでなく、周りの多くの人も同じようなことを思っている、ひいては社会全体がそう感じていることを「社会軸」。この2軸が交わった点が「具体的に感じた・思わせた出来事」になる。考え方の話。自分軸に対して社会軸は1本ではなく、年齢別、深度別など何本も設定することができる。交わらなければ「情報」かもしれない。

昨日のインターンシップ研修。「地域の魅力を知らない若者たち」「利便性の低いインフラ」「遅れている災害復旧」「介護現場の大変さ」などの地域が抱える課題がでるものの、全て社会軸(それも太い)で自分軸はというとヘアラインのように細く途切れてた。地域の課題というと「何か大きなモノコト」を想像しがちで、腕まくりして対峙するイメージがあるかもしれないけど違う!

考えを巡らせてきたインターン生に「(一生懸命に考えてきた)自分を褒めてる?」と尋ねると3名全員がNOとのこと。そこから「自分は好きか?」という話になり「何もできない自分に落胆する」「コンプレックスがある」などなど。そもそも、これから何十年間も付き合ってゆく自分とは仲が良い方がいい、となるとメチャメチャ表情が明るくなったインターン生。今年度の研修テーマは「どうしたら自分を好きになれるか?」の企画立案。

2018年9月27日木曜日

失敗して当然!

「理屈でわかっても実践に生かすのは難しかった」「6次化品の良さを分かっても伝えにくかった」「発生したリスクへの対処法が分からなかった」「情報発信の難しさを実感した」「言葉の定義が曖昧だったので解釈に差が出た」「企画とは実行と表裏一体と知った」「もっと積極的になればよかった」など、2ヶ月間に渡ったインターンシップ研修生の感想。

研修初日の写真を再掲。この時から始まり、企画立案、プロジェクト運営の基礎を学び、東急ハンズでのイベント運営、伊予銀行140周年イベントへの参加、面河渓谷での販売実習、内子町でのうどん打ち、輪ゴム鉄砲づくりなどを経て、最後は「お城下マルシェ花園でのNICECREAMパフェ」の販売。他の研修先とは一線を画したユニークなプログラムだったと思います。

全て初めてだから思い通りにいかず凹んだコトも多々あったと思います。SNSだけのコミュニケーションは言葉足らずで意思の疎通がうまくいかない時もありました。でもオールOK!研修なんだから、失敗してナンボ。その代わり「失敗を失敗のまま放置せず、改善への問いを立てられたらいいね」と最後の言葉。振り返ると、彼らの悩みは私の成長に繋がったのでした。

2018年9月17日月曜日

終わりよければ。

昨日の「お城下マルシェ花園」は天気に恵まれ、インターン生考案の「NICE CREAMパフェ」は20個、「NICE CREAM」は32個売れました。お越しいただいた皆さま、ありがとうございました。
学生たちは(こうしたら売れる!)と考えたアイデアを四苦八苦(意見がまとまらず大変そうでした)で実現し、それが【完売】となって、苦労が報われた感&達成感を得たようでした。

振り返りは「外と中の連絡手段をもっと効率化できたはず」「役割を明確にしてよかった」「各材料の分量をもっと正確にできたはず」「おつりの準備が足りなかった」「商品陳列にもっと工夫が必要だった」「親子が多かった」「色々な世代の女性が多かった」「外は暑くイートインがあって良かった」「コーンフレークから代えたモナカが好評だった」と、気づきも多くて良かった。

これで7月からのインターン研修も一区切り。企画立案法を学び、出張販売やイベント出店、ワークショップなどで経験を積み、自主プログラムを立ち上げ「NICE CREAM」の販売大作戦を敢行。即実践だったので、考えたり計画しても、思い通りにならず凹んだ時もあったと思いますが頑張りました。私はアイス一つでも立派なプログラムになることを確信。

2018年9月15日土曜日

頭だけ、情報だけでは。

学校事務や農林水産技術など50人の専門職とNPOや企画立案の研修。想像するのは普段の業務とは違う脳みそを使うので面白く楽しくワイワイ。しかし、その想像を現実に落とし込もうとすると「描き切っていない」から、アイデア同士が繋がらなくて四苦八苦。そんな時は「細分化」が有効で、表現や意味を一つ一つ嚙み砕き、具体的にした方が考えやすいと助言。

その後はインターン生と明日のお城下マルシェ花園で出品予定の「NICE CREAMパフェ」の詰め。こちらも想像は楽しいんだけど、いざ現実に落とし込むと、材料、費用、見た目、味などで試行錯誤。仮説はOKだけど「頭だけ、情報だけで考えがち」で、簡単に妥協や諦めてしまう学生に「一つ作ってみたら?」と提案し、プロトタイプを作る。すると情報と現実で異なるのは明らか。

「検討を事前に重ね精度を高めてアウトプットを出す方法」もあるけど、「仮説を立てて検証し、振り返ってまた仮説、そして検証を繰り返す方法」もある。「マシュマロ・チャレンジ」と同じ考え方。知識や情報を蓄えることは大切だけど、経験を伴っていないから想像と違うと(あれっ!イメージと違う)と、思考が停止しがち。初期の問題は軽度で対処しやすいけど後期の問題は重度で致命的になりがち。

2018年9月11日火曜日

足し算か引き算か?

今度の日曜日(9/16)は、安室奈美恵さんの引退、もとい!お城下マルシェ、7月以来。インターンシップ研修の集大成ということで出店します。彼らが選んだのが「NICE CREAM」の販売。大学生の感性を生かし「新しいNICE CREAM」を売り出すそうです。その検討の様子を覗いてみると、お菓子などを広げて楽しそうですが、キチンと検討していますので、大学関係者の方々ご安心を(笑)

パフェなどを検討していますが「美味しさの演出は足し算か引き算か?」を考えてみる。一つ一つが美味しい素材の場合、合わせると「互いに味が譲らず主張しあう」とのこと、でも味に濃淡やシンプルな味を合わせると「互いに引き立てる」とのこと。まさにチームプレイ(連携)。そして「美味しい」と感じるのは味だけではなく「食感やボリューム」も大切と伝える。

今までNICE CREAMをパフェ化したことはなく、NICE CREAMにみかんジュースを混ぜた「みかん味」、ココナッツミルク味にレモン果汁、抹茶パウダー、藻塩などをトッピングしたことはありました。どんな商品になるのか?最大の検討事項は販売価格。一体いくらで販売しようとしているのか?実は知りません。設定した目標値をどうクリアするのか?乞うご期待!

2018年9月7日金曜日

インターンシップも佳境。

女子大生3人組が何をしてるかというと「インスタ映え」する構図を探しているとのこと。これも「インターンシップ研修」の一コマです。この絵から遡ること1時間前、愛媛大学の先生がインターン研修生の様子をヒアリングしに【愛顔の食卓】を訪れました。「我が校の学生はどうでしょうか?」「みんな積極的で素晴らしいです」「そうですか、良かったです」と、何だか互いに保護者のような会話で終了(笑)

研修も後半。彼女らは9/16(日)のお城下マルシェで「NICE CREAM売るぞ!」班。通常の形態ではなく、パフェのよう?にして売る?まぁ、色々と試行錯誤を重ねているようで今日は参加しなかったメンバーと密に連絡を取り合っているとのこと。インターンで出会った6人が共通の目的・目標に向かうっていい。先生も「理想の研修です」とリップサービス。

9/16に向けて販売個数を設定し、売り切るための作戦も検討、そして検討内容は実行に移すために作業をタスク化。起業の仕方や事業の伸ばし方などは学んでいるようだけど、そもそも「(事業)企画の立案方」「プロジェクトマネジメント」は学び中の彼女たち。計画しても実際には思い通らないことばかりと思うけど、経験という絶対値は1。9/16をお楽しみに。

2018年7月12日木曜日

これからの卵たち

説明会から1ヶ月、ココ大で研修を受けたいと希望した6人。当初は3名の予定でしたが熱意にほだされ全員を引き受けることに。そして初顔合わせ、愛媛大学から4名、松山大学から2名。聞いてみると【企画立案法・愛顔の食卓・NICE CREAM・生産者を交えた授業など】に興味津々の皆々、これからどうぞヨロシクね!と記念写真。いい顔してます。

実はインターン研修は2016年、2017年とお休みしてました、なのでリブート(再起動)。初日は他己紹介とインターンシップでの目標設定、そして企画立案前の概論&心構え。リブート前と比べると良い意味で場への対応に慣れているし、そもそもNPOを希望しているので意欲も十分。互いに初対面でしたがワイワイ、撮影後は互いに連絡先の交換も、いい雰囲気。

これからを担う人たちへ投資宣言!お金はないけど若い人が求めるモノコトがあるなら渡します。ちなみに研修生はこれから9月まで企画立案の他に「商品の魅力を伝えるポップづくり」「企画販売の企画立案」「NICE CREAMの販売策」「お城下マルシェ花園出店企画」などに取り組みます。どんな成長をしてくれるのか?期待の卵たち。

2018年6月3日日曜日

次代への投資!

約100事業者の受入のウチNPO法人は計5法人=5%。インターンは個別受入はしていたものの4大学経由は3年ぶり。これまでの経緯は「こんな」「あんな」「そんな」でした。手応えはどうかというと25名(男性1、女性24)の学生が個別に訪れ、2時間30分の時間は、あっ!という間に過ぎました。3年ぶりで「変わった」「変わってない」と感じた点は以下の通り。

「変わった」と思ったのは先攻分野に「まちづくり、コミュニティデザイン、地域活性、観光など」をハッキリ書く学生が多かったこと(ココ大に興味がある時点で多いのは当然かもしれませんが)。ただ、これらの分野を学んだ先の就職先に選択肢は少なく、これからを担う人の可能性を狭めてはいけないと思いつつ、NPO法人の現状を鑑みると、もっと頑張らないと思ったり。

「変わっていない」と思ったのは「(事業)企画立案」が大学の授業としてない=学べないこと。社会人になると「企画(提案)書作成」は必須なんだけど、研修内容に「企画立案」と書いたから、その4文字にどれほど多くの学生が反応したか。時間も労力も業務から削られるけど、大人ができる未来への投資。8月から【愛顔の食卓】で共にする学生はどんな方か?良縁になりますように!

2017年6月20日火曜日

投資。

南海放送さんの取材に協力、良縁になりますように!愛媛経済レポートさんの取材に対応、「愛媛のつまみ」は時短、簡単、美味しい愛媛で攻める!「試食です」と畑さんが出してくれた「タルタルソース」を食べると酸味が効いて美味しい。「おっ!食べれますね!」と続けるので「何が?」と尋ねると「青トマトの粕漬け(リコピンズ)と玉ねぎ、マヨネーズで作りました」とのこと、へぇー!トマト苦手ですが全く気にならなかったです。美味しかった!

あすもの山下さんが愛媛大学生と共に来所。聞けば本人は6次化食品に興味があり、自分でインターン先を調べた結果、あすもさんにたどり着き、大学とあすもさんに連絡をとって研修が成立。「質に変換」でも書きましたが、インターンシップ生はゲストではないので上げ膳据え膳の必要はなく、学びたい意欲のある自発的な学生であれば大歓迎と意見が一致。

ほんと、大人が次世代へできることは「経験機会を創ること」。未来への投資!今すぐに答や効果を求める人からは「優先順位が違う!」「今、注ぐべき所はそこか?」と苦言されるけど人に投資しないでどこに投資するの?少しずつ「成果」も出てるし、この立ち位置は変えないつもり。

2017年6月4日日曜日

質に変換。

写真左が鎌倉有実さん。
愛媛大学4回生の鎌倉さんのインターンシップ受入が終了、あっ!という間の2週間。事務作業から打合せ、講座随行、生産者へ訪問、そしてラーニングBarと「普段の作業」をOJTとして経験してもらいました。彼女の毎日の学びは「ノート」にアップしているので、ご覧ください。そういえば1月に受け入れた愛媛大学生は4月から出身地の役場に就職しましたと報告があったっけ。

これまでにインターンシップの受入では「こんな」「あんな」で積極的にかかわってきましたが、「そんな」出来事を境に2016年度から自発的で意欲ある学生のみに対応しています。(明らかな単位取得目的やNPO法人について学生へ説明しない大学側に残念感もありまして・・・)。おかげで我々も「ゲスト」ではなく「仲間」として受入れることができて良い傾向。

インターンシップ生をいつの間にかゲストにしてしまい、お膳立てし迎え入れ、もてなす感じにしてしまった我々の反省。受入の人数ではなく受入の質に変換したことで(OJTしたい!)と思っていただけたのは反省からの改善。「お疲れさま!」という区切りでしたが、7月にまた来てくれるとのことで「ご縁」しかないね、これは。

2015年8月29日土曜日

自分軸と社会軸。

良かったのは「自分たちで考えぬいた」こと。インターンシップも佳境に入り、身近な課題を「自分軸+社会軸」から考えました。手取り足取り教えてもよかったのですが、自主性・主体性が欲しかったので任せてみました。すると、一度貼ってみた課題を再度検討し直し貼り直し、そして未だ不十分として検討し直し、三回目の貼り直しを行いました。「ナゼナゼを繰り返すように!」と教えたことを覚えていたようです。私宛にメモも残してくれました。

結果、「多勢が思っているだろう+今すぐにでも対策を!」という課題は「自転車が盗まれること」でした。4人中、3人で計4台の自転車盗難にあったことがある一大事!自転車しか移動手段のない私にとっても身近な課題で早速検討することに。

自分が思う課題を「自分軸と社会軸」で表すと気づきがおこります。今日は愛媛県新規採用職員53名への研修でしたが、同じことを伝えました。そして「なぜ課題は起きるのか?」「そもそも課題とは何か?」。昨日よりも今日、今日よりも明日の方が良くなる方がいいに決まってる。そのためには社会への興味関心を持たなければなりません!

2014年10月7日火曜日

成長した5名。

昨年、ココ大でインターンシップ研修した愛媛大学生と松山大学生が全員揃って事務所にやってきました。一年前にインターンシップは終了したのに、その後も仲のよかった5人。現在、4名が4年生で1名が3年生。4年生は就職の報告も兼ねていました、メンバーの写真入を貼った大きなお菓子の詰め合わせをもって(笑)。

彼らの最大の成果は「Tratter」という、大学生が自分たちの発想と視点から松山の魅力を発掘するという取組でした。5名のうち4名が県外(和歌山、香川、福岡、岡山)からの学生でした。なので、大学生活の4年間しか松山にいない!それなのに松山の魅力を知らずに帰郷するのはもったいないと企画したのでした。

このTratter、印刷費はクラウドファンディングで調達しました。自分たちが路面電車になりきり、車窓からの眺めをつぶやいたTratter。こうして形になると更に素敵になりました。お金がなくてもアイデアと知恵さえあれば、実現できるのがココ大です。

2014年8月30日土曜日

インターンシップも終わり。

今年のインターンシップも終息に向かっています。今年のテーマは「愛媛の魅力実感」ということで、ココ大の授業に多く参加いただきました。特に「しまのわ分校」と時期が重なったので「普段訪れる機会の少ない島へ!」と、興居島、弓削島、魚島などで祭や自然を学んできました。

写真は昨年度のインターンシップ生の集大成である「Tratter」写真集。完成しました!昨年度は「授業を企画する」を目的に行い、県外から愛媛にきた学生を対象に松山の魅力を感じる機会を!ということで「松山名物の路面電車になりきり、電車になってつぶやく」という面白い企画。

写真集作成の際は「えひめSeeD」を活用し、寄付いただきました。これで県外から来た学生が帰省時に持って帰れる「松山の良さ」ができました。インターンシップ、来年はどんな学生に会えるかなー!

2014年8月2日土曜日

今年は3名。

今年のインターンシップ生は3名。重松くん、園部くん、山下さん。去年は5名、一昨年も5名、すでに10名以上を受入れています。インターンシップを受入れる理由は「色々な社会経験を積んで欲しい」から。
学業が本文ではありますが、学業を刺激するほどの出会い、経験、気づきを得て欲しいと思ってます。

今年は私が担当なので、授業に参加してもらったり、座学で発想、思考法、企画などを学んでもらっています。とは言え、緊張と初めてのことばかりなので全てを分かる必要ナシ!(なんなんだっー!?)という驚きの表情から、ソレが分かります。

「色々な社会経験を積んだ先」はバトンタッチです。我々は40代のフィールドで活動しますが、今は20代、30代のフィールドでも活動しています。個人的には年相応なフィールドがあると思っているので、育って欲しいのです。