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2024年3月5日火曜日

一年の振り返り。


不適切にもほどがあるけど、寮母さんと聞くと「世話好きのおばさまで、寮生のお母さん」的なイメージがあるのは昭和生まれだからか?
アメリカ留学時の学生寮生活では、ナンシーという女性が寮母で、夫のビルと赤ちゃんと一緒に暮らして家族ぐるみで生活した思い出。

話を戻して、だから森實さん、倉田さん、中井さんとお会いした時に(寮母のイメージじゃない!寮姉さん!)と6月に書いてた(彼女たちは2023年4月に着任した地域おこし協力隊)。
ちなみに彼女たちは寮母ではなく「ハウスマスター」という肩書き&役割。

そんな彼女たちの奮闘ぶりを振り返り。8名の寮生の世話や見守りを一年間つづけて気づいたのは「安心安全と思える場の提供」「成長を促す機会」など、やっぱり“振り返り”って大切と思わせたプレゼン。

「学生たちは寮生活を通して成長した。」という報告だったので「皆さんはどう成長したの?」と尋ねると「認め合う、比較しない、慌てない、焦らない、任せるなど」実は寮生から多分の影響を受けたようで、自分たちの変わり様も大きかったよう。

「描いている今後はなに?」と尋ねると三人とも「この北辰寮(北宇和高校の学生寮名)をもっと地域に開きたい。」とのこと。
すると、早速、地域から「マルシェを一緒にしない?」と声がかかる。

2024年2月14日水曜日

映画映像談義。


写ってないけど(ゴメンなさい)、私の向かいは「マネキネマ」代表の石川誠二さん。もう20年以上の付き合い。
ピースをしてる二人は、映画を通じて様々な世界、価値観、人に出会い、繋がっていこうとYoutubeで映画批評チャンネルを運営している「グッドウォッチメンズ(松山大学の卒業生らで構成)」のやまにーと大ちゃん。
その後ろの赤いシャツは映像作家のセイジくん。彼とは大学生の時からの縁。

セイジくんの向かいに座っているのは、今回の交流会を企画してくれた「ヒメブタの会」代表の森幸一郎さん。森さんとも20年近い付き合い。
一番奥で帽子を被っているのは新進気鋭の映像作家の寺町くん。寺町くんの向かいも映像作家の鳥谷くん、彼は「愛顔感動ものがたり」受賞者。

この交流会の幹事を務めてくれたのは、西条市でフィルム・コミッションをしたい!とプレゼンをした「オフィスフロリダ」代表の皆尾さん。
そして「フィルム・コミッショナー」の私。

マネキネマは自主上映団体、ヒメブタの会は自主映画制作団体、グッドウォッチメンズは映画批評Youtuber、そしてフィルム・コミッションは映画映像の撮影誘致支援。
見事に役割は違っても「映画」で繋がっているそれぞれ。
愛媛における映画映像の生態系という感じか。

「今日は若いエキスをたくさんいただきました。」の締め言葉は本当で、映画映像に携わっている意欲ある20代と知り合えて、思わず「次世代!」と言ってしまう。
表に出せない、書けない話題ばかりだった150分。
「また集まりましょう!」と企画した森さんに大感謝!

妄想授業。


令和5年度のココ大授業は終わったので、令和6年度のココ大授業について検討中。
令和5年度は計11種類の授業のほか、ココ大付属学園があったり、地域づくりの現地へ赴いてワークショップやファシリテーションの他、実践者への伴走支援や相談対応などもあり、濃い一年だったと振り返り(まだ終わってないけど)。
フィルム・コミッションもココ大事業だから、濃い一年だった(まだ終わってないけど)。

特にIYO夢みらい館で実施した授業は“ココ大らしく(≒ユニーク)”させてもらい、今後もどんな授業ができるかの妄想。

ホロ酔いになった「本とスパークリングワインの夕べ」、本を片手に寝落ちした「図書館に泊まる。」、非常食や時短も兼ねた「缶つま本でつくるツマミ」は、図書館併設だったから実現できた授業。
「夏休みの課題図書攻略」「ビジネス本を活用した事業構想」もできる・・・と妄想。

4回の連続講座だった「市民先生養成講座」からは、4人の市民先生が誕生。
宇宙船地球号などを置かせてもらってるから「レゴ授業(プログラミングもできるな)」もできるし、「木工体験授業」「調理授業(新しく誕生した市民先生を迎えて!)」「(企業との)コラボ授業」もできると妄想。
そして妄想の傍で、もっと市民先生を増やしていかないといけないとも思ったり。

2024年2月12日月曜日

沿道にて。

競歩選手も参加してた。

黒いスパイダーマン、キャプテンアメリカ、ルフィ、ウォーリー、アーニャ、カビゴン、ピカチュ、ヨッシー、グリコの人(この人は親族)、変なおじさん(メイクまでしてダッフンだ!をしてくれた)、ホストのような黒服スーツ、名探偵コナン、バレリーナ、チアガール、みきゃん・ダークみきゃんの被り物など・・・。
GoProをつけたランナー、写真を撮りながら走るランナー、電話しながら走る人もいた。

沿道で応援している間に通り過ぎた仮装ランナーたち。
42kmのプラカードを持つ女子高生スタッフが
「お帰りなさい!」「あと200m!」などの熱い声援をかけつづけるから、ランナー達もラストスパートで「ウォッー!」「ヨッシャー!」「ありがとう!」などの返答。
女性ランナーは「感謝!愛媛!」と書かれた色紙を走りながら見せてくれて応えてた。

前日から近所のスーパーやドラッグストアには、オレンジ色の袋を持った人たちが多かったし。周りのコインパーキングにもオレンジ色の袋を持った家族連れがいたり、女性ひとりで肩に掛けて歩いていたし、ホテルに入っていくグループを見かけたり。1万人のお祭り。

1万人以上が参加した愛媛マラソン、県外からも大勢参加したと思うと、10,000人×5,000円(宿泊、交通費、食事など)/2日間=5,000万円以上の特需が松山市内で起こったかも!?と勝手に想像。

2023年11月29日水曜日

互いに名前を知らずとも。


今回も宿泊は「ねぎねぎ」。しかし、今回は上海から弓削島へやってきた方とのシェアで、聞けば「竹製の自転車」を作ってるということで「それはナニ?」と思いつつも解明できず。


前夜は岩城島で島民との交流でワイワイし、夜遅くに帰り、そのまま就寝。翌朝は5時に起きて朝散歩して6:45に朝食会場となる「汐見の家」へ。

すると「汐見の家」に泊まっていた4組が既に朝食の準備をしていて、お手伝いしようも台所が渋滞してたので子ども達の相手係となる。


「子ども達のお相手上手ですね!」と、お母さんからお褒めの言葉をいただき「実は子ども達を預かる取り組みをしてまして、子ども達から“インチキ先生”と呼ばれてるんです。」と言った瞬間に、お母さん達大爆笑、子ども達はシラッーと引いてしまう。


朝食なのに色鮮やかな野菜や厚焼き卵(管理人の工藤さんの名物料理)が所狭しと並び「ご当地食材ビュッフェ」となる。


8時に出発する際に「みんなで記念撮影を撮ろう!」となったのが、この写真だけど、相変わらず、お互いの名前も仕事も知らず(かろうじて情報としては3組の家族は神戸から、サイクリストの男性は千葉から来たという程度)。右手前の黄色いパーカーの後ろの女性がオーナー。

だけど、それが良くて「また会えるかもね!」と子ども達にバイバイして出発!

2023年10月7日土曜日

エール!


何者であるか必要か?という話。小さな地域では多くの住民と顔見知り、学友の多くは県外へ出たけど、家業や介護などもあり、Uターンの人たちも多い。

子ども達も知り合い同士だけど中学まで。高校へ進学か?それとも就職か?で帰路に立ち、進学した子は、県外の大学へ進む子も多く、そのまま地元を離れてしまう。
子育てがひと段落と思うと同時にふと思う孤独感。

(えっ!?私って今まで何してたの?)と、内省するも特に思い出せず自己嫌悪・・・、そう思うのは県外に出たこともあるし、海外へ出たこともあり、あの頃の自分と今の自分を比較したり、現状を周りと比較してしまう自分に気づくのがオチで更に凹む。

こんなはずじゃなかった(と、思ってないかもしれないけど)、この先はどうする?と自問自答して、まずは環境を変えようと職を変える。

外的で変えるか?内的に変えるか?はさておき、自分自身であることは変えられず、何者なんだろうか?と悩んだ末に(そんな、考え事する時間があったら動こう!)と職を変えて自分で時間をコントロールできるようになり見聞録。

「評価は自分ではなくて他人がするものだから、放っておけばいい。」と伝え「とは言え、昨日は変えられないし、明日は分からないから、今日をどう過ごすか?じゃない」とエール!
夕陽の左上には飛び立った飛行機が舞うように上昇。

2023年10月5日木曜日

たまげる。


10月も異動時期とは知っていたけれども・・・。
(はて?この人は誰かな?)と思う名前のメールの件名は「異動のお知らせ」で、DMなんだろうな・・・と思って開いたら、出向先から出向元に戻る旨の挨拶文で差出人は「改名しました。」と添えてあったAさん。(えぇ!)と、メール読み直して驚いてしまった。
たぶん、この先会うことはあるのかな?改名の理由を聞きたいけど聞けないだろうな。

(えぇ!任期付だったの!?)と驚いたのはBさん。一生懸命に仕事に向き合っていたのに、任期満期終了だったとのこと。本人も残念さを滲ませていたけど、この任期付っていう制度は延長雇用や本職員採用などへの道へ拓かれないのだろうか?なんだかツギハギだらけ。
働く意欲のある人を問答無用で切ってしまうのはもったいない。新天地での活躍を願うばかり。

何度も「えぇー!」と繰り返してしまうほど今年3本に入るビックリ度。一緒にプロジェクトを進めていたCさんが突然辞職していた。
原因は私ではないようだけど、今となっては聞くに聞けずで、近況が届いてなかったのは、そういうことか!と腑に落ちる。ご活躍を祈るばかり。

仕事ができずに辞めさせられたDさんもいたり、人口減少と言いながら、こういう状況はあとでブーメランになりそうで・・・。

2023年8月4日金曜日

ドッグフォーライフジャパン


 一般社団法人ドッグフォーライフジャパン
の砂田さん。これまで「あんな」「こんな」「そんな」でご縁をいただき、ココ大付属学園でも3年目。
だから「3年目の子は(3回目だから)飽きてしまうかも・・・」とプログラムの内容を変更して参加してくださる。今回の介助犬はアイちゃんとエマちゃんがきてくれる。

「スタートアップの平均寿命は3年」「10年で90%以上のスタートアップが潰れる」「ベンチャーの生存率は5年で15%」など言われる中で、10年以上の活動はアウトカムを通して存在意義が認知がされたり、協力者の輪が広がっているからと推察。
砂田さんの活動は社会にとって必要不可欠と思っているから、私なりの応援で継続。

「実は愛媛県は、介助犬などの理解は広まっているんですよ」と砂田さん。
職業柄、どうしても「課題」を粗探ししてしまう自分の習性を反省。とてもいい感じな愛媛県!

そんな、愛媛県を将来担う子ども達への授業は実り多い機会だったようで、子ども達は「ねぇ、インチキ知ってた?」と矢継ぎ早に介助犬などについて質問をしてきた!曖昧な返答をすると「違うんだよー!」と物すごい剣幕で学んだ情報を押し込んでくる子ども達。
きっと家に帰り夕飯時にも家族へ話したはず!

2023年6月3日土曜日

眩しくて眩しくて。


「ココ大のサイト」やECサイト、最近では「えひめフィルム・コミッションのサイト」など、いつも無理難題な相談もサラリと実現してしまうので、
勝手に「魔法使い」と呼んでいる峰岡孝平さん。
ココ大理事の松本英次さん率いるアービンズの社員さん。でしたが、この度ピクトグラム社を起業されて独立。久しぶりに雑談、勝手に応援。

事業内容を聞けば、これから更にニーズの高まる市場だし、展開や発展の余地も十分で(へー、そういう領域があるのか!)と感心しきり。とにかく「自社オリジナルサービス」というのがいい。ここまで一緒に事業を育ててきた松本さんも加わり、今後の期待大。

界隈では起業・創業熱が高いけど、ゼロから立ち上げる方法もあれば、社内起業という形もアリという事例を知る。これから二馬力だからピクトグラムとアービンズの協業もあると思われ、素晴らしいの一言。

「私は環境に恵まれています。」と、どこまでも謙虚な峰岡社長!「そんなコト、サラリと言えるなんて!」と突っ込む。
「クラウド事業なので本社はどこでも可能でしたが、やはり愛媛に本社を置いて、愛媛で雇用して愛媛から展開したいです。」「もー!眩しすぎる!」と直視できなかった件。

内臓はどこにあるの?


すっかり仲良くさせてもらっている「サムコッペ」さん。お昼ご飯は、野菜たっぷりで相変わらず美味しく「おにぎり、大きく握ってます!」の配慮も嬉しい(ここぞとばかりに栄養摂取)。
そして、サムコッペさんに行くと、お茶、オーツやオーガニックチョコ、ナッツ、ドライフルーツなど色々な量り売りがあり、見るだけでも楽しいのに、つい買ってしまうサムコッペマジック!今回は「ナッツ&チョコレートMIX」。

何をしている写真かと言うと、ボディビルディングで体を絞り鍛えているカメラマン&ライターのYさんを見てオーナーや店長が超びっくり仰天してる様子。
「な!なんですか!その体は!?この細さはナニ?内臓はどこにあるの?」と驚きが止まらず。筋肉隆々の女性と出会うこともなく、Yさんを抱きしめて「硬い・・・」との感想(笑)。何のこっちゃ!

全ての用務を終えて、実はこの時は2回目のサムコッペさん(1回目は昼食時)。ちょっとした休憩にも立ち寄れる気軽さ。「鬼北町にぎわい塾」の仕掛け人Oさんは小腹が空いたとおにぎりをいただく。
私はお約束の量り売り品を物色して買おうと思ったものの(さっき、買ったばかりで食べてもない!)と気づき、次回にお預け。
ホント、雰囲気のいいサムコッペさん。

2023年6月2日金曜日

地域おこし協力隊。


地域おこし協力隊とお会いすると「何年目ですか?」は挨拶代わり。すると「4月からです。」「えっ!?」と知らなかったのは私の勉強不足。
「ハウスマスター」という名前も知らず、教えてもらうと「寮母さん」的な方々。
でも”母”じゃないよね・・・は写真を見れば分かる通りで「寮姉さん」という感じ。県外から北宇和高校に通う学生寮のスタッフ。

交代制や宿直の方は別にいるとはいえ、通年で高校生の日常を見守るって、ハードに見えたので「どうして、この職に応募したんですか?」と、つい質問グセが出る。
すると「教育への関わり方として“外からの可能性を感じたから」的な発言にムムッとなる。教育現場って閉鎖的と思い込んでいたのは昔のこと・・・。
少子化で定員を割り込む高校もあり、学校の魅力化&学生のサポートは急務のよう。

「お鬼楽塾」という公設塾にもお邪魔。ここにも3名の地域おこし協力隊がいて、うち1名は5月から。そして、お鬼楽塾でも応募された理由を尋ねると「教育に外から関わりたい。」と、先ほどと同じ言葉を聞く。ちなみに計6人の協力隊のうち、2名は元学校の先生。
そして、6名全員がもう一つ、異口同音だったのが「鬼北町の人は親切で優しい。」に、担当のMさん照れる。

2023年5月27日土曜日

喧々諤々の話題。


「若い時に知っておいた方が良かった・・・。」などの「後悔、先に立たず」的な話は多い。
だから「我が子には早めに伝えたい」は親の願い。だけど、いくら伝えても子ども自身が“その気”にならないとスルーかもしれない。だけど!「何も知らないよりかは、知っておいた方がいい!」と喧々諤々の話題。きっと古今東西の同じなんだろうな。
「じゃあ、伝えるにしても“いつ”から伝えるのか?」は大学生?高校生?中学生?小学生?園児?と人それぞれ。

「大学生では遅すぎる!」「園児は早すぎる!」は全員同じ。「小学生は慣れる期間かも・・・」も大方共感。じゃあ「中学生?高校生?」となるけど、中学生は義務教育、指導要領もあるから・・・となると高校生になる。

【卒業後のイメージを漠然と考え始める年頃から社会に出る準備(意欲などの醸成)をした方がよい】という話。でも、学校でも家庭でもどうやって“それ”を伝えるの?教えるの?親世代はそんなコトを習っていない・・・。

学校では教えに従順な子が「いい生徒」として見られることもあり、社会へ意欲のある子は学校という枠を超える可能性もあり、従順でないと「面倒な子」と見られるかもしれない。

すると学校から保護者へ学校視点の一面しか見ていないその子のイメージが伝えられて保護者も「どうしたらいいの・・・」となるかも。
子どもの問題じゃなくて、保護者や大人の許容力の問題だと思う。モノサシとも言うけど誰のモノサシで測るべきかと言う話。

2023年4月29日土曜日

動けば始まるは本当。


今年度も「鬼北町にぎわい塾(主催:鬼北町/運営:IRC)」の塾長職を預かることになり打合せ。
すると「あれから動きがありまして!」と報告があり「ナニナニ?」となる。すると昨年度に塾生として参加した山下雅代さんがテレビ愛媛の番組に取り上げられていた!そして近況を伺えば、カフェの開店を目指して本格的に始動したとのこと。

美味しいコーヒーを出す店はたくさんあるけど、「コーヒーを通じて人と人が繋がる場所」を提供しているのは山下さんだけで、彼女が作ったコーヒーは彼女からしかいただけない。

coffee.connect.peopleでインスタもしていて、イベント出店を積極的にしてる!背中を後押しできたかな。鬼北町にぎわい塾の成果が一つ誕生!前回は大にぎわいだったので譲ってしまったが、今度こそ飲みたい!

動けば始まる。は本当。先日の「エールラボえひめ」の講座でも同じだったけど、始めたい人は多い。だけど一人だったら不安だし、心細い、考えれば考えるほどネガティブになったり。
そんな時に「鬼北町にぎわい塾」「エールラボえひめ」みたいな機会があると頼りたい人が現れるのも事実。
偉そうなこと言ったり書いたりしたけど、私自身は特に何かしたか?と言われたら怪しい。

2023年4月12日水曜日

微妙とも絶妙とも。


ある子どもに注意しました。その理由は「放っておけない暴言」を周りの子どもや私にも吐いたから。ビックリして「お話ししましょう。」となり、「そういう言葉をおウチでも学校でもお友達に使っているんですか?」と尋ねると、本人は「そんなにヒドい言葉」と認識していなくてムスッとした表情だったけど、真剣に伝えると泣いて謝罪。知らなかっただけ。
「私じゃないよ、その言葉を使ってしまった友達に謝ってきなさい。」で解決。

フィルム・コミッショナーとして参加した「インビジブル The Invisible Half」では、年長者だったが故に、時にメンター的な役割でプロデューサーや監督らとも接したり。
映画制作では収支やトラブル、ハプニングが「読めそうで読めない、起きなそうで起こる」から、客観的に俯瞰的に見ることも必要で、直接的でもなく、でも間接的でもないフィルム・コミッションの立場は微妙とも絶妙な立ち位置。

「自分が生きる道なのに人に手綱を握らせていいの?」的なアドバイス。
本人も自覚してたから言えたけど、人に任せたり、他人が敷いたレールに乗る方が楽だけど、嫌なことやうまくいかないと「全て他人のせい」にすること多し。
〇〇さんが言ったから、〇〇さんの助言だからなど言い続けるので「あなたはどこにいるの?」「いつまで、そう言うの?」と遮ってしまう。「他人に振り回されてはもったないよ」と伝えてスッキリ解決。

2023年3月23日木曜日

どう捉えているか?


令和4年度は「ココ大は人材育成を、どう捉えているか?」的な講演依頼が5回(松山市議会、愛媛大学リカレント講座、松山市公民館研究大会、フィルム・コミッション講演など)あった。
周りからは、そう見られているようだけど、人材育成は色々な事業を取り組んだ結果として「そうなった」だけで、あくまでも【愛媛(地域)の魅力を時に先生、時に学生として学びあい、自分の言葉で語れる社会づくり】が目的。

その一環として「インターンシップ」はあり、報告書が届く。(誰が書いたんだろう?)と思ったらTさんだった。
Tさんを覚えているのは「コミュニケーション力をあげたい。」という自己紹介。
コミュニケーション力が乏しいとは微塵も感じなかったのは、本人が相当意識した結果だったのかな?子ども達にとって「良きお姉さん」として慕われていたのを何度も見かけた。

そんなTさん「泉谷さん、実は私の母と泉谷さんの奥さんは同じ大学の友人なんです。」と話してくれた時はビックリしたっけ。
コミュニケーションに不安がある人は、そんな話(研修と全く関係ない話題)を投げない。
このような機会を人材育成と思うか否かは人それぞれだけど、Tさんがでココ大付属学園で自信を持ったのは明らか。

2022年11月9日水曜日

島時間。


「こんにちはー!何を描いているんですか?」「んっ!?景色ですよ。年寄りのボケ防止にね。」と、描いていたお婆ちゃんの隣で立っていた息子さんと思わしき男性。「そんなコトないですよ、素敵な絵ですね!」「ありがとうございます。」「ん!ア”!誰と話してるかと思った!」と色鉛筆で熱心に描いていたお婆ちゃんの手が止まり、息子さんと思わしき男性と私の会話に気づく。

「ヒャッ!ヒャッ!ヒャッ!」とお婆ちゃん。「お上手ですね!」「そーんなことないよ、ヒャッ!ヒャッ!」「この絵は、いつから描いているのですか?」「さっきから」と男性。「えっ!さっきから?スゴいじゃないですか!趣味で描いているんですか?」「いや、今日が初めて(笑)、天気が良かったから散歩ついでにね」「初めて!?写真を撮らせてもらってもいいですか?」と私。

「ヒャッ!ヒャッ!恥ずかしいがねぇ」と言いつつ絵を見せてくれるお婆ちゃん。色を巧みに使いこなして描く瀬戸内海の眺め。「いい物をありがとうございました。」とお礼を告げると「ありがとう。」と両手を合わせてお婆ちゃん。たぶん80代後半かな?
「島時間っていうのがあるんですよね。」「島時間?」「島独特の時間の流れというか時間の過ごし方っていうか」「分かります!(都会と)全然ちがいますもの」

2022年11月8日火曜日

たくましいシニア。


この時期は柑橘の収穫時期で来週から「紅まどんな」の収穫が始まるとのこと。そんな柑橘一色と思っていたら漁港で何やら作業をしていたのでダッシュ!なんと、タコを干していた。いわゆる「一夜干し」で干し終わったので片付けていたとのこと。「写真を撮らせてもらえますか?」と尋ねると「もう一回、干し直しましょうか?」と返してくれるので「いえいえーー!」と残り4枚の時点を撮る。

「こんな贅沢なコトってないですよ・・・」と制作関係者がポツリ。都会は慌ただしく余裕も隙もなく毎日が押し流されるとのこと。「地方に帰れたら帰りたいです。」「帰れたら?」「田舎に仕事は無いですよね・・・。」。田舎から都会に出て約40年、ゆっくりしたい気持ちはあるものの、それは旅行すれば得られるのか?暮らせば得られるのか?は当人にも他にも分からない。

そして景色がキレイだからとか、食べ物が美味しいからという理由で移住するのは危ういとも。「近くに病院もない、スーパーへ行くにも車が必要、学校もないからね・・」と。「余生を送るんじゃなくて、第二の人生で働けばいいんじゃない?農家とか漁師とか」と、山で海でマルチに働く島の人々。なおかつ、夏は海の家、冬は柑橘、漁業は年中とのことで逞しすぎるシニアたち。

2022年7月9日土曜日

それぞれがそれぞれにそれぞれだから。


認識の違いについて備忘録。同じ話題でも立場によって意識は全然違う。例えばザクッ!と「エコ」について話題を振ると、市民は「一層のエコ推進を!」かもしれないし、行政は「エコ率70%達成!」と言うかもしれない。企業は「エコ製品の推奨」かもしれない。行政がエコ率70%を発信しても市民には響かない代わりに、企業には響き「我が社の製品はエコ率90%を達成できます!」となる。ややこしい。

課題へのアプローチも立場で捉え方が全然違う。「マイナスから(例:エコ率が全国平均より著しく低いから、平均値を目指すなど)」考える時もあれば、「プラスから(例:エコ率など関係なく、ゼロの現状から推し進めるなど)」の時もある。このズレは正解不正解の問題ではなく、状況が正確に言語化されていない、受け手に翻訳されていないのが問題。そして「どのレベルで話しているか?」も注意点。

関係者が多ければ多いほど、それぞれの立場や知見などで解釈に幅が生まれてしまい、発言は一方通行になりがち。でも全員が“それぞれ”の立場で解釈していて、それぞれに理解しているから質問も出ない。これが問題で、それぞれの解釈のまま進んでしまい、ある時に(アレ?この違和感はナニ?何か違うぞ?)と思った時は相当なズレ、モレ、ヌケが発生していて、その修復には時にスタート地点まで戻らなければならないこともあり、怖い!

2022年5月30日月曜日

まさか!のできごと。


2023年度前期NHK連続テレビ小説は、高知県が舞台の「らんまん」。主人公は日本植物学の父とよばれる牧野富太郎氏。他にも映画の撮影もあったり、来年は“高知も”盛り上がるのは確実で「撮影をどう応援する?地域に撮影がくると?」などについて講演。「作品(撮影)を応援するために高知県下の自治体で協議会を設立しました。」と関係者。「竜とそばかすの姫」もあり、いい流れですね!とコメント。

私はJFC、隣には柴原プロデューサー、そして地元からは米津さんが登壇。米津さんとは先日の「大方あかつき館」での講演以来。
“巡り合わせ”か“ご縁”というか本当に不思議だったのが柴原Pとは初対面だったのに奥様を存じ上げていて、その奥様は2002年にインターンシップで受入れ、FCのボランティアスタッフとして関わったことが縁で映画業界に入った当時、大学生だった女性!

「泉谷さんが後押してなかったら彼女は東京に来てなかったですから、私とも結婚してなかったです。」と、まさか未来がそんなコトになっているとは!当時は言葉の責任なんて思ってなかったらシドロモドロ。「今度、みんなで会いましょう!」となるのは必然。
役目を終えて翌日。日曜朝市は人出も多く活気があり、観音様まで売りに出されてた、ご利益は85000JPY。よさこい踊りも披露されていて高知は元気だった件。

2022年1月28日金曜日

一期一会。

写真はデオッチ(左)から拝借

前述したように、“たまたま”その場に居合わせたDくんとは初対面だったにもかかわらず、翌日は終日共にしたし、都築さんとも初めてだったけど外国人を相手に百戦錬磨(ちなみに77歳の都築さんはタブレットを駆使する)だったので、外国人のノリで話せたし、猪岡さんとも初だったけど、昨日も会ったような語り口になったし、山口さんには押し倒されながらも古い友人のように話せた。再会を約束してバイバイ。

極め付けは「かずら橋」に到着すると、学生らしき先客が4名いてカメラを持っている。(観光で楽しんでいるんだな)と思い、カズラ橋の上で「こんにちはー」と、追い抜かす。
カズラ橋は揺れるし、橋は隙間だらけのスケスケで怖かったけどスタスタとリズムをとって制覇。近くの平家の落人伝説が残る「琵琶の滝」を見学してたら、先ほどの4人組とデオッチがなんだか話している。

「この人はスゴいんだよ!」と紹介されて、誰のことかと思えば私を紹介していて、聞けば学生4人組は地域のPR映像制作を県?から受託して、その撮影中だったとのこと。名前もそこそこに、その場でSNSの交換が始まり、記念撮影まで撮ったのがこの絵。パッと見ると一行に見えるけど名前も知らず出会って3分でこの和み&一体感。
「デオッチの知り合いだったの?」「いいえ、知らないよ」「知らんのかーい!」となる。わずか数分のできごと。