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2018年3月9日金曜日

課題を見える化

審査ポイントの一つは「手段」である事業が創出する(今までは無かった)価値。その価値というのは予め掲げている目的に沿ったものでないとズレてしまう。アレもソレもコレも手掛けるのはOKだけど、果たしてソレラは本当に目的と繋がっているのか?時に厳しく、時に笑いありで16事業の審査を行った昨日。とはいえ、企画立案、プレゼンなど慣れない作業に時間を費やされた皆さんの熱意に我々も熱くなりました。

この助成事業は地域単位での提案が条件で立案者(当事者)は当然のごとくやる気満々。しかし地域づくりは当事者の他、「受益者」「支援者」の三位一体で取り組まないと持続しにくく、時々当事者視点だけで語られる時があるので、多面的な視点で捉えてね!と伝えた場面も。【人の振り見て我が振り直せ】とはまさにこのことで、こういう機会に自分の緩んだネジを巻き直す。

伝統文化を継承したい、農業を盛んにしたい、地域学習を推進したい、寄り合い所をつくりたい、桃源郷をつくりたい、健康増進をはかりたい、空き家を改修したい、絆を深めたいなど、色々ありました。我々は単に「顕在化した課題への改善策」を見ているだけですが、「地域の課題を見える化」した西予市役所の方々の熱量はすごいなと。見えないと、そもそも始まりませんからね。

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