日記を検索

2018年3月2日金曜日

嘆きの言葉へ。

「時間がない」「仲間がいない」「資金がない」「道具がない」「自信がない」「情報がない」「活動場所がない」「意義が見出せない」「リーダーがいない」「始め方がわからない」「アイデアがない」など、地域づくりの現場でよく聞く嘆きの言葉。その通りかもしれませんが「じゃあ、このままジリ貧になるのを受入れますか?」が私からの問い。

対処療法的に「その場しのぎ」で対応すると、一時的にはよくても根本的な原因を解明していないから次々と同じ問題が起きて対応に疲弊する。その問題の「背景(根源)」を見つけるために深く探って根本的な課題にたどり着いても「どうにもならないこと」ってよくある。じゃあ、どうするか?というと、根本的な課題とは上手に付き合うしかないのかと・・・。

だから地域の課題は「解決」ではなくて「改善」なのだと(屁理屈ですが)。解決!なんてできないことを掲げるより、改善の方がより現実的ではないかと。地域づくりの本質は解決よりも昨日よりも今日、今日よりも明日への持続と思っているので、今晩の久万高原町での講座では、そう伝えるつもり。写真は我らの「面河地区」の好事例紹介。

0 件のコメント:

コメントを投稿