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2016年9月14日水曜日

NYの日本人と日本文化。

ざっくり言うと、NYで暮らす日本人(留学生や駐在員含む)は約8万人。でもこの数は減っていて留学生は特に少なくなっているよう。日本食レストランは増え続け天ぷら、カレー、寿司、蕎麦など「食の専門化」が進んでいるが、日本食レストランを経営しているのは90%が中国人や韓国人など。日本人が経営する日本食レストランは非常に少ないとのこと。
言い方を変えれば「日本文化を日本人以外がビジネスにうまく活用している」。

NYでは健康志向が著しく、最近は「グルテン(小麦粉)フリー食品」が流行。ついでに「オーガニック」なんて(美味しいの?)なんて思ったり。写真はスーパーで見つけた「フルーツ飲料棚」。この棚に「愛媛のみかんジュース」を置くつもりはない(ターゲットが異なるから)けど、Sunkist、Dole、MinuteMaid、Tropicaに混じったらどうなるか?「味で買っても価格で負ける(オーガニックオレンジジュースが1リットル600円)」と実感。

「以前はティファニーにも日本人専門の対応者がいたけど、今は中国人や韓国人が主な顧客」「日本人学生とは数人しか会っていない」「日本人は3年で帰国するのでコミュニティに根付かない」と日本人は減少傾向なのに日本文化は年々求められているとのこと。愛媛うんぬんではなく、日本危し!

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