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2016年9月28日水曜日

ファシリテーターは。

大洲市肱南地区で始まった「肱南まちそだ手」。スケジュールさえ合えば、どこへでも伺います。今年度は既に松山市、久万高原町、四国中央市、西予市で講座・講演の依頼を引き受け、本日は上島町でファシリテーションの仕事。今回は重要文化財に指定された「臥龍山荘」を地域住民としてどうすればいいのか?がお題。

臥龍山荘の近くに住んで71年の方が「小さい頃は子供の遊び場だったんだ、大きな池もあり(今はない)楽しい場所だった」と、重要文化財らしからぬエピソードを語れば、隣の女性は近くに住んで61年「地元民としてガイドを始めたの!」と、強者混じりのワークショップになる予感を感じると、隣は「元教員で現在も総合学習で臥龍山荘を子供たちと学んでいる」と更に強者登場(笑)、私が一番学べそう。

ファシリテーションは参加者が持つ知識、技術、経験を引き出す役。場を温め、初対面でも「その気」にさせ円滑に意見交換ができる環境を演出するのが役目です。なのでファシリテーターが喋りすぎるのはNG。その「場」が成功したか否かは「終了時間後」に「会場に余韻」が残り、初対面同士だった参加者が語り続け、笑顔で退出できたかで判断できます。えぇ、濃い濃い余韻だったことは言うまでもありません。

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