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2015年7月12日日曜日

観光に代わる言葉。

東洋大学の青木辰司教授による「これからのグリーンツーリズム」講座。おもてなし科で「観光学」を教えている立場として興味津々に聞く。グリーンツーリズムは農家民宿を含む交流体験で、受講者の多くは「生産者の傍らで農家民宿を営んでいる」方々。青木先生は「自分ごと化から自分たちごと化」への進化を提言されていました。そのためには「ネットワーク化」「観光の域を超えること」「持続性」などが必要と紹介していました。激しく同感。

生産者でありながら、農家民宿をされている方へ更なる進化を促し、それを実践しようとする受講生に(NPOは大丈夫か??)と心配になる。決してNPOがダメという意味ではなく、受講生の「やるぞ!」という「熱量」がとても高いんです。これは「第三者の喜びを自身のやりがい・いきがいに変換」している好例で、NPOも学ぶべき姿勢と痛感。

「グリーンツーリズム」も「観光」も今は異なる名称で線引きしている感じだけど、境界線なんて既にないし、継ぎ目もないなぁと実感。すると、従来からの「観光」という言葉自体も当てはまらないのでは?と感じてきた。観光に代わる言葉があればいいのに。

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