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2024年5月2日木曜日

愛媛の食卓???


「ウラドウゴ?みかんジュースの蛇口が並んでる?」と、20代と50代が道後で探す。娘と変わらない(涙)。

「ナニソレ?ウラドウゴって怪しくない?」「いえいえ、映えて人気のようです。」「商店街にあった?」「いえ、この辺りのようですが・・・」と思ったら、ポンジュースを持ってる女性達とすれ違い「もしかして?」と、円満寺近くに構えてたのが「ウラ道後」という射的屋。
撮影は禁止という注意書き。

「あっ!気になってたんです。」と道後温泉本館から商店街へ入った十五万石で見つけたのはガチャガチャ(ガチャポン)。ご当地モノガチャでは、砥部焼、みきゃん、ポンジュースなどが並び。観光客がこぞって回してた。

みかんジュースの蛇口が並ぶ所は・・・と調べていたら「ココでです!」と看板を見たら「愛顔(えがお)の食卓」ならぬ「愛媛の食卓1970」。思わず二度見してしまう!
「愛顔(えがお)の食卓」という愛媛の6次化品のアンテナショップを経営した3年間を思い出す。

で、店内には最大20種類のみかんジュースの蛇口が並び、1杯200円(伊予柑など)〜。手前から奥へ値段が高くなる柑橘蛇口が並ぶ仕組みで何種類でも手に取ることができる。

道後温泉本館の修理に覆っていた幕も外されて久しぶりに全景を見る。知ってたつもりでは全く追いつかない変わりようにアンテナ感度の悪さを痛感。若い人は感度がいい。

4月の閲覧数は10,000回。


4月の学長日記の閲覧回数はのべ10,000回だった。普段は7,000回前後/月だから40%ほど増。これは「道後温泉湯けむり殺人事件!?」が10%以上寄与していて、それにつられて「真実はいつも一つ!」も閲覧数増。
松山東雲女子大学生らも読み始めたと思うけど影響は少ないと思うし、SNSではお会いしたことのない方からの支持もあったり、これがSNSの面白いというか不思議なところ。

解析から最新の投稿は瞬発力があり、閲覧回数は数日間でググッ!と上昇するけど、その後は増加することは少なく落ち着く。だけど落ち着いた投稿の一部は持続力を保持し続け、中には数ヶ月間、毎日10-20回閲覧されたり。ロングテール?
いわゆる共感された投稿で、内容の多くは(あれっ!この内容なの!?)と、書いた当人が意外に思ったり。人気は家族の話題。

情報発信の相談や悩みへの解答例は「コツコツと積み重ねること」。
リソースが潤沢ならエイッ!と投下して知らしめることができるけど一過性。イベントにはこの手が有効。
でも、公益活動の場合はコツコツの結果、ジワジワと広まる方が共感の繋がりは太い気がして、特に普段、何をしてるか分かりにくいコトもあり、日々のアウトプットも兼ねての日記。

全国各地で活躍する仲間や海外からも閲覧があるのだから、このまま続けるしかない6,340回目の日記。

2024年5月1日水曜日

言わせてバラエティ。


至極個人の意見です。先日、愛媛県でも撮影&放映されたバラエティ番組のトラブル露呈は、間接的にフィルム・コミッションにも悪影響があって真摯に受け止める。

ああいう番組は、フィルム・コミッションに撮影相談はしない(その理由は手続きなどが間に合わないから)。
でも撮影相談が来る時もあって、ただそんな時は現場で何か問題が発生した時(例:宿がない、モノがない、誰か紹介してくれなど状況説明もなく、時間を問わず連絡してきたことも)。
都合がいいと言うか、問題がなければ連絡はしてこない。

そして、撮影交渉をタレントがする場面があるけど、何の前ぶりもなく突然現れるタレントに多くの人は喜ぶけど、困る・嫌がる人もいることを考えず、勢いで圧倒する雰囲気は考えもの。

と、言うのもその場の雰囲気もあり、撮影はできたとしても、撮影隊が帰った後は「もう二度と撮影に来てほしくない!」と地域に思われたら、そこではもう撮影はできない。
でも、撮影隊は、そんなコト知ったこっちゃないと撮影さえ終えれば関係ないとどこ吹く風。

演出的にハプニングもコンテンツの一つとして“おいしい”と思われたら困りもの。
散歩から始まり、自転車、バス、バイクなど地域をブラブラする企画(撮影)は地域目線で面白いんだけど、地域に無意識の負担を強いてることを忘れて欲しくないな・・・と私見。

巷に流れる「制作費が安く済むから“この手”の番組が増えている。」と言う噂は真偽不明。

平和通りを歩く。


子供が幼かった頃の夏、平和通りの緑地帯(道路の真ん中!)で外国人が上半身裸で横たわってwithサングラス。ビーチで寛いでいるかの雰囲気を妻が運転する車内から凝視した記憶。
緑地帯を挟んで二車線計四車線の道路で走行車も気にしない姿に感銘した平和通り。

道後での用事に時間の余裕もあり(歩いて行こう!)となり、片道45分、約3.5km、6000歩のウォーキング。いきなり驚いたのが中華料理の元帥が建物まるごとリニューアルしてた!
ベタベタした床、店に衝突する勢いだった狭い駐車場などは昔、オシャレな店になってた!

焼きメロンパン屋があった角はアイスクリーム屋さんになってた。小さな中華物産店があるのを知っている人は少ないと思う。

お好み焼きの「すみれ」は、撮影隊が「ホテル泰平」に泊まると必ず行く店。そのホテル泰平の道路を挟んだ向こうにある「サン・ガーデンホテル」も平地の駐車場があるから撮影隊が好む宿。

(こんなにラーメン屋が多かったっけ?)と思うほど、それぞれ特徴を前面に出したラーメン屋が多かった。そして激安居酒屋も多かった、これは愛媛大学、松山大学が近いから。愛大の非常勤講師時代に学生らと行ったけど、当時の店とは違ってた。

(ココを曲がれば太養軒だ!)と気づくも道後へ直進。
でも口はすっかり「ジャンボカツカレー」になったので、帰り道に迷わず太養軒へ向かい「ジャンボカツカレー(750円)」を注文。美味しかった!
往復12,000歩以上歩いたのに一食で消費カロリーチャラ、いやそれ以上。

2024年4月30日火曜日

相変わらず余計なお節介。


初「もく兵衛」は、2015年ということか?その後、2016年にも行っていたから、それ以来ということは8年ぶり3回目のもく兵衛。(最近行った覚えが・・・)と思っても、コロナもあったし、人の記憶は曖昧なもの。

でも、味は明確で(これこれ!この味!)となる。
その前に「腹減りましたね、どこにしますか?」となり、でもこの辺りではコンビニぐらいしかなく、遠くまで行けば店もあるけど面倒となる。そこで「もく兵衛」だけど「いつも混んでるし、トンネル抜けたらすぐだから、つい見過ごしちゃうんだよね」となるも、「もく兵衛」一択で勝負!

案の定、平日の13時前なのに駐車場は一杯。先客は二組。15分ほど待って入店。迷わず「海老天入りカレーうどん(900円)」を注文。海老天入りカレーうどんしか食べたことがない。
我々の後にも続々と客は入り、前回もしたけど待ち時間にまた計算。

21席、メニューをみて平均単価は800円。平日は3回転と見る。すると21席×800円×3回転/日×16日=806400円。週末は4回転とすると537,600円。すると月売上は134,4万円/月。
年間売上1612万円。
2015年の計算より少ないのは、提供スピードが以前より遅くなり、回転が少なくなったと思ったから。

そんな、余計なお節介をしてたら「海老天入りカレーうどん」到着。
サクサクの天ぷらに出汁の効いたカレーがジュワーと染み込んで美味しい、一気に食べる。

ジェット・ストリーミング・アタック。


相談は3人で聞くから相談者は嬉しいと思う。そして我々にもメリットがあり、先日の相談では如実に現れたという話。

3人で相談をフムフムと聞いた後は、私から気になった点を質問、回答のやりとりを経て内容は深化してゆく。だけど、相談内容は時に縦横無尽に広がる傾向があり、するともう一人が話の行方をフォローしたまま緩く軌道修正。

1時間以上もやりとりをすると、私は話を追っての助言や回答になる(ミクロ的)ので、先ほどのもう一人が全体を俯瞰しながら意見を述べる(マクロ的)。

そして、最後の一人は相談内容を整理して「こういうコトじゃないですかね?」と意見を挟んでくれ、私が「それそれ!」と言語化できなかったキーワードを出してくれる。
ガイア、マッシュ、オルテガによるジェット・ストリーミング・アタックのような感じ(ガンダムです、違うか)。

こういう機会、相談とは書いたけど、実際は「壁打ち」という一人で悶々と悩んでいる方へ、あーだこーだ伝えて、凝り固まった思考を解きほどき新しい思考回路を提供してる感じ。
だから、相談者は相談が終わるとスッキリになり笑い声まで出るようになる。

で、我々のメリットは?と言うと「相談者はどんな所で悩むのか?困りごとの時はどんな心境なのか?」などを把握できること。今回も一件落着!

2024年4月29日月曜日

家中“模擬”避難訓練。


愛南町の職員も「あんな揺れは初めて、たまげました。」というほどの揺れだった先日の震度6弱の地震。聞けば外泊では石垣が崩れたり、他では物が落ちて散乱したりもあったものの死者が出なかったのは不幸中の幸いだったと。須ノ川地区が最も揺れたとのこと。

そんな話も潜在的にあったのか、朝起きて(朝食は・・・)となり、買いに行けばいいのに、休日だし面倒くさくて(非常食にしよう)。となる。
お湯を注いで15分。ついでに缶詰も開けて家中キャンプならぬ、家中“模擬”避難訓練(全然、緊張感がないけど)。でも、慣れておくこと大事。

ちなみに私は非常食のご飯ではお湯は少し少なめに、浸水時間は20分ほどと長めにして水をアルファ米にしっかり吸収させた味が好み。サバの缶詰と食べて朝食終了。

ココ大付属学園でも非常食を食べたけど、非常食の味が苦手な子がいたな。五目ご飯、田舎ご飯、チキランライス、ドライカレーと、美味しそう、好きそうな味を用意したのに不発。

「好きな味は?」と聞くと「おにぎり」だけど、自分では握った経験はなく、コンビニおにぎりが好きとのこと。そして“おにぎり”を作ったことがない子が多いことを知る。

「他人の握ったおにぎりが食べられない。」という話題があったけど、自分で食べたいおにぎりは自分で握れてもいいよね。と助成金申請に書いた。

愛南町散策。


3年ぶりの愛南町。「ショウケンヤマからの眺めはいいですよ。」「ショウケンヤマ?どこにあるんですか?」から始まり、「ショウケンヤマ=松軒山」と分かり、南レクプール近くに「松軒山」の標識を見つけてGO!と、なるもザザッーーー!と、突然、雨が降り出す。

雨の中、ぐねぐね道を上っていくと駐車場に到着、標高は190m。初松軒山。「傘がない・・・しょうがないですね。」と外に出て濡れながら、散策するも誰もおらず我々だけ。

雨は止まず濡れながらも「展望台に行きましょう。」となったら、途端に雨が小降りになり、展望台についた途端に雨雲の隙間から薄陽が差してきた!
相変わらず「晴れ男」と都合よく考えて、190mからの眺めを撮って下山。

「通り道なので、須ノ川キャンプ場にも行きましょう!」となり、15分ほど走り到着。
するとテントを張っている人がいて、よく見たらご夫婦と思われるお遍路さんだった。須ノ川キャンプ場ではテントを貸してくれるのね。

キャンプ場を横切り、須ノ川海岸へ到着。8年前の夏に高校生、中学生だった子供達と遊んだ須ノ川海岸。曇天だったので記憶の景色と全く違ってたけど同じだったのは透明度。

「来ると良い所と分かるんだよねぇ。」は定番の感想。一通りのロケハンが終わり、車に戻ると雨がポツポツ・・・。「スゴくない!?」と帰り道の2時間30分、一人さわぐ。

2024年4月28日日曜日

生き方の模索。


10人いれば10通り、100人いれば100通りあるのが「暮らし方」「働き方」などの「生き方」。
「否定されると思ってました。」とは、当人がいかに自分のアイデアが無謀と思っていたかもしれないけど、我々の立場は否定せず肯定するのが基本。
正解や不正解がないのが生き方、一人一人はオリジナルの人生なのだから、例え思い描いた通りに行かなくとも自身は納得すると思っている。

でも助言はする。と言うのも大抵、思い描いた通りにはならないから。でも、投げ出さず、腐らず、諦めずにいれば、“近づく”ことはできるんじゃないかと。もしくは新たに描けるのではないかと。
映画監督や脚本家にはなれなかったけど、映画に携われているから満足とか。
画家が同じテーマで何度も描き直したり、繰り返し描くのと同じ(じゃないか・・・。)

話を戻して、助言と言っても失敗談が多い。高卒、大学受験に失敗、NYへ留学させてもらうも中退、25歳まで働いた経験ナシ。
その後、コンサルティング業務に就き、それなりの給料だったのに辞めて無職に。無職の間は倉庫でバイトなどで家族を養う。など聞くと相手は(あぁ、そんな生き方でもいいんだ。)と安堵の表情(爆)。

そして、3年前から海外へのワーケーションブレンデッドトラベルなどこれからの働き方を模索。今年度は締めくくり、自分を実験に生き方の模索。

心のパンツが脱げるまち西予市。


「えっ!オレとですか!?」と照れる西村さんと一緒に自撮り。
彼は西予市狩江地域づくり活動センターの西村さん、西予市の職員。数年間、西予市の地域づくりアドバイザーを務めた際の事務局を担当してくださってからご縁。
ちなみに西予市には27の地区があり、各地区から提案される地域の課題への改善策をブラッシュアップやフォローが我々の役目だった。

狩江地域と言えばミカンが有名で、特産品の売り込みにも一生懸命な彼。時期になると販促メールが届き、その成果を尋ねると「実は売れ行きがいいんですよ!」と売れ行き額に驚き、ガッチリ!だった件。

そんな彼のメールの署名欄には「心のパンツが脱げるまち 西予市」というコピーが添えてあるのが特徴(笑)
意味は「恥ずかしがることなく、お互いに心を開きましょう。」的な意味だった覚え。

5年ぶりの再会だったので、5年間の出来事を話せば自然と子供の話にもなり、当時は互いの子供も学生だったのに今は社会人。県外で就職や海外暮らしなどに「月日を重ねましたね・・・」となる。

こういう人がいる地域は元気。そして「地域おこし協力隊の方が地元の人と結婚したんですよ。」などの話題も多い。
明るい話題だけじゃないのが地域だけど、先ずは元気な人がいるかいないか?再会を約束して「またねー!」。

2024年4月27日土曜日

嗚呼、小市民。


「これ、あげる。」と言われたのは「はなまるうどんの“天ぷら定期券”」なるもの。
「ナニソレ?」となり、聞けば「うどん一杯につき天ぷら or おでんが一つ無料」とのこと。
フ〜ンとなったのは、“この手”の割引は「10回でおかず一個無料」「25回でカット無料」など使い勝手が悪い。それは手元にある眠ったスタンプカードが物語っている!でも捨てられない

天ぷら定期券は400円。天ぷらが一つ150円なら3回目で450円と、50円分お得になる。
でも、近くにはなまるうどんはないし・・・と思ってたら街中に用事があり、ヨシッ!この機会だ!と「おろしぶっかけ中サイズ(540円)」+「かき揚げ(160円)」で計700円と表示、そこから160円が引かれて540円で精算、お得感ある。

で、食べながら、よーく見ると「一回の精算に一個ではなく、一杯のうどんにつき一個の天ぷら無料」と分かり、(えっ!)となる。
この天ぷら定期券は姪っ子たちと一緒の時に使ったと聞いたから、4人で食べたはず。すると、4杯に一つずつ計4個の天ぷらが無料になり、150円/個計算だと600円=200円のお得を1回の精算で得た計算。

そこに今回の私、160円だったから累計360円のお得。有効期限は5/6(月)だから、食べれば食べるほど、お得が積もるということ?

真実はいつも一つ!


どう考えても“不思議(≒理解ができない)”。2020年1月21日に書いた「道後温泉湯けむり殺人事件!?」という日記の閲覧回数が突如1000回以上も爆上がり、バズる。
内容は第一回愛媛国際映画祭で「アニメ作品とご当地」と題して、名探偵コナンのプロデューサーである諏訪道彦さんらをお招きしますよ!という告知。
すでに4年以上前の内容だから、読んでも終わってるし、フンフンでしかない。

ハッシュタグも付けてないし、SEO対策なども一切してないから、検索ロボットで引っかかることはないと思うけど不思議。そもそも万人に向けて書いてないし。
詮索すると、諏訪道彦さん=名探偵コナンだから、新作のプロモーション時期に何かしら該当したのか?でも、それなら、これまでの作品でも該当したはずだけど、なぜ今回だけ・・・。

このバズり方は2017年5月14日に書いた「制作者へ物申す!」を思い出す。
いつものよう(当然、ハッシュタグなどもなく)に何気なく書いたら、翌日からガンガンと閲覧回数が増えて100回以上のシェアも行われて、見たら累計4万回以上の閲覧回数だった。
それからしばらくは、他の日記の閲覧回数も増えて、激励や応援のコメントやメッセージも増えて、知らない大勢の人を感じ怖くなった思い出。

今回のバズり。全く予想もしてなかったし、背景も分からず。コナンにお願い!という感じ。

2024年4月26日金曜日

考え方を変えなきゃ。


何もしなかったら2060年の愛媛県の人口はこうなるらしい。
  1. 松山市:360,817人
  2. 今治市:83,181人
  3. 新居浜市:76,685人
  4. 西条市:60,782人
  5. 四国中央市:41,200人
  6. 宇和島市:25,668人
  7. 東温市:24,210人
  8. 松前町:22,020人
  9. 伊予市:17,145人
  10. 大洲市:16,189人
  11. 西予市:11,816人
  12. 砥部町:11,274人
  13. 八幡浜市:10,890人
  14. 内子町:5,825人
  15. 愛南町:4,920人
  16. 鬼北町:3,392人
  17. 上島町:2,398人
  18. 久万高原町:1,966人
  19. 伊方町:1,898人
  20. 松野町:1,271人
先日、松山市が推計人口(4/1付)を499,326人と発表して50万人を割った!が話題になった。36年後は、その人数よりも28%少減。実際には、そこまで減らなくとも40万人を割った!と話題になるのは、いづれ確実。

また市町村合併が行われるのか?それとも消滅するのか?ここから劇的に人口増加は望めないのだから、一辺倒な取り組みやこれまでを踏襲しても効果は薄そう・・・と言ったら怒られそう。
これまでの取り組みが成果を出さなかったのも人口減の余要因の一つと思うけど。

ジリ貧になっている事実を受け止めて、「交流人口増、関係人口増」という考え方で、進学や留学、就職、転勤などにも注力しなきゃ!と、機会があるごとに言い続けてるけど。

そもそも2060年(89歳)に生きてないと思けど、我が子がいるしな・・・。

開示すると。


毎回、学生へ色々な質問をするから「じゃあ、先生の持ち味は何ですか?」とブーメラン。
これまでを振り返ると【妄想力】【巻き込み力】【ゼロイチ力】が持ち味と思う。

働き方(試験も受けずに特別職など)も肩書き(フィルム・コミッション)も仕事内容(撮影の誘致支援、市民大学)も実績(500本以上の撮影支援実績、600回以上の授業など)の全てがゼロから創出できたと思うと、妄想の実現に、とても多くの人から協力(巻き込んだ)を得られたは事実。

「一番大変だった仕事は何ですか?」には、その時は大変と思わなかったけど、これまた振り返ると(二度とできないかも)は【えひめ南予通信大学】。
今でこそ、オンライン学習などネット上での講義は盛んだけど、それを2016年に開講したのは愛媛でも初で大変だった。

でも、その大変は苦痛ではなく、何もかもが初めてだったから課題を一つクリアすれば新たな課題が現れるRPGな感じ。ドコモgaccoとの事業展開など、ゼロイチの真骨頂を味わう。

「一番達成感のあった仕事は何ですか?」「一番の失敗談は何ですか?」はフィルム・コミッションの現場。
やはり初期に支援した「世界の中心で、愛をさけぶ」は大きな達成感に泣いたし、東署にパトカーで連行されたのは今となっては教訓。

自分を開示すると学生たちも自分のことを色々と話してくれる。これはココ大付属学園で学んだこと。

2024年4月25日木曜日

人間だもの。


私にも承認欲求はある。だけど〇〇さん、〇〇な人という個人からの承認は全く求めていなくて、(愛媛(≒社会)から必要とされたいな・・・。)という感じ。

でも、その愛媛は人や企業などで構成されているから、それぞれに話題や成果、効果が届けば、そう思ってくれると妄想。だから(愛媛から求められてないな)と感じたら、居場所がないのでどうしよう。

論点は「承認されたいから行うのか?」「承認は行いの副産物なのか?」。
実績ゼロ、認知度ゼロだったから、そんなコトを考える暇もなく、ただただ目の前に注力してたら20年経ってしまった。
振り返ると、新聞やテレビなど第三者が面白がってくれたという後付けに近い。

でも、学生は社会経験がないから社会から必要とされたい、求められたいという欲求を叶えるには時間(経験)が必要になる。
人は見ているようで見ていないけど、見てないようで見ている。小さい積み重ねが実績として評価できるようになるのは後の話。先に評価は得られない。

目の前で人が困ってた。(ここで人助けをしたら人徳ポイントが1つ加算!)と考えるのか?(あれっ!お困りですか?)と無意識に行動するのか?は人それぞれだけど、ボランティア論の授業なので、損得だけで生きたら疲れない?と伝えたい。
社会経験が少ないのに、意味/無意味で判断するのは虚しい。大人のせいか?

依頼Welcome!


ゴールデンウィークを前に色々と済ませたい人は多い(年末に終わらせたい気持ちと似ている。)。でないとGW中は動けないし、明けたらスムースに動きたいから。私も同じ。

「採択が決まりました!」の連絡が入る。申請者ではないけど、関わっている一人なので私ができるコトも添えていただき提出。評価されたようで何より。
でも4月から稼働開始って・・・採択されたはいいけどボールが剛速球で戻ってきた!

令和6年度の森林環境保全基金事業も採択された。昨年度は「折りたたみイス&テーブルトップ」を制作(私が欲しかったので木生活さんにお願いしたらこのクオリティ!)して、今年度は「クリエイティブストックフレーム」と描いた絵や写真などの保管も兼ねたフレームを創作する。これも私が欲しかったモノを具現化したもの。
ココ大付属学園で創って飾れたらスゴくいい!と、まだ存在していないのに勝手に太鼓判!

6月30日(日)には、愛南町の御荘文化センターでの講演が決まる。タイトルは【愛媛が舞台・題材の映画・ドラマ撮影】とのことで、数々の持ちネタで笑わそうと思う。

また、秋には300人ほどが集まる大会を開くので講話をお願いしたいという依頼も入る。こちらも愛媛県での撮影秘話を希望されていて「もちろんOKです!」と快諾。

他にも採択を匂わす確認の連絡が入ったり、今年度も一気に楽しくなってきた!

2024年4月24日水曜日

2024年度ココ大最初の授業は。

推し本の紹介は楽しい!

2024年度ココ大最初の授業は【初夏に本とスパークリングワインの夕べ】となりました。
5月22日(水)18:30からIYO夢みらい館一階にて。参加費は1,000円、持ち物は「推し本」を二冊。

推したい二冊はどんな本でもよく、条件は「推したい」だけ。だから、去年は小説のほか、短歌集、画集、写真集、エッセイ集などが揃い、面白かった!
今年は漫画や料理本があってもいいかもしれない!

定員は先着で5名と設定したけど、状況に応じて一人ぐらい増やすのも可能。
スパークリングワインと書いてあるので「スパークリングワイン(≒お酒)が飲めないと参加できないのですか?」という質問には「いいえ、コーヒーやお茶などを持参いただくのもOKです!」と伝えているので、水筒に好きな飲み物を入れて参加もあり。
もちろん、冷え冷えのスパークリングワインも数種類用意します。

一冊の推し本の紹介時間は約5分。思いの丈を語っていただき、意見交換をして全員の押し本紹介が一巡したら、「推しPOP」を作成、推しポイントを描いていただく。
そして二巡目(二冊目の紹介)がスタート!

計10冊ほどの推し本紹介になるから、計算上は100分ほどになる。アッ!と言う間に過ぎる時間。そして、この頃には、ほろ酔い気分にもなり、心地よさも。

早速、お申込みが入った!定員が少ないのは一人一人の時間を濃くしたいからご容赦を。

私の振り返り。


分からなくもない。写真のように暗中模索の五里夢中、社会経験もなくモノゴトの判断基準も分からない、でも期待だけはされてしまい、でもその期待は必ずしも自分の想いとは合致しない。

ミスも遠回りもしたくない、コスパやタイパはその延長。すると何事にも確度を求めるのは自然の成り行きで、費用対効果、ギブ&テイクなどしか今の自分には測れるモノサシしかない。

だから、ボランティアをするなら“何か”を代わりに得たくて、就職に有利とか好印象が得られるからも良いんだけど、その就職に有利とか好印象を与えたい相手は社会経験が多く、同じように考える学生を多く見てきてるから、魂胆を見抜けてしまうってコトを忘れてはいけない。
素人じゃなくて、その道のプロだから。

そもそも、ボランティアをしました!程度では評価は上がらない。
あえて言えば、そのボランティアで自分にはどんな気づきが生まれ、意識や行動がどう変わり、今にどう繋がっているか?まで伝えられないと聞き手に響かないかもしれない。
それだったら、「自分でボランティア活動を始めましたエピソード」の方が面白い。

それも成功話だけだとつまらないから、失敗談も交えると得たことにオリジナリティが生まれ、自分なりのリカバリーやレジリエンス(≒回復力)を発揮できたかを知ることもできる。
学生の振り返りを読んで私の振り返り。

2024年4月23日火曜日

旅のように。


瀬戸風峠を訪れたことは数回しかなく、それも昼間は松山に23年も暮らして初めて。
瀬戸風峠での撮影といえば映画「となり町戦争(三崎亜記/2007年公開)」。地方活性に公共事業として戦争をしましょう!というトンデモ設定が面白かった。町の比較がしたいと、東温市と大洲市で撮影が行われ、松山の夜景を背景に瀬戸風峠でクライマックス。
24時を過ぎても撮影は終わらず、疲れ過ぎてハイになった思い出。

昼間の眺めはこういう景色なんだ・・・と実景でしか使えないと知る。でも夜になると松山屈指のデートスポットになるは今も同じかな?

「この辺では泉谷さん暮らせないですね。」に「ほんと、暮らせないね。」と言うしかない。
その昔、郊外に住む(≒喧騒から遠い)ことがステイタスのような風潮は今や昔。駅近というか利便性が良いのが今のトレンド、たぶんこれからも。

20代で新築一戸建てを建てたと聞き、30年ローンを組んでも50代で完済予定か。スゴい!
愛媛と東京の二拠点生活は聞こえはいいけど、家賃も光熱費も二重に支払う生活とも言えて「この先、どうなるんだろうね。」と先が分からない夫婦。

不思議と、夫婦間でこれまで持ち家の話が一回も出てこなかったのは、暮らし方に合わせて臨機応変にしてきたからとの結論。旅のように暮らす!

天国の人たち。


「誰ですか?」的なコトを言われたので残しておく。
2001年の正月に当時のニュースステーション(久米宏版)で、フィルム・コミッションの紹介をしていた際に事務局的な役割をしていたOさん。

連絡すると「会いましょう」となり、新橋の東京第一ホテルで意見交換したのを今でも覚えている。
Oさんは既に70歳過ぎ。当時は国土交通省がFCの研究会を開いていて、私を面白がってくれたOさん。この人から全てが始まる。その後、連絡が途切れて届いたのは訃報。

Hさんは某県の公務員フィルムコミッション担当者。年齢が近かったことから意気投合、色々と相談した中だったけど、ある日、起きてこなかった・・・と聞いた。
FCの可能性を色々描いていて、今のFCを見たらどう思うかな。

Kさんもフィルムコミッション担当者。強面ながら実は“優しいしゃがれ声”が特徴の兄貴分で、私が撮影支援したレクサスのCMをとても気に入ってくれて、いつも笑顔で接していてくれたKさん。しかし「ちょっと体調を崩してね、入院するんだ。」を最後に帰らぬ人に。

Mさんは協議会時代の事務局長。その後、大学の教授になられた。私を文化庁に推薦したり、色々と面白がってくれた人。病に侵されながらも生前パーティーをしたり、遠距離を送迎してくれたり、愛媛に来た時は連絡をしてくれたり、FCの黎明期を支えた人。

特別に崔洋一監督。日本映画監督協会理事長としてジャパンFCの理事に参画してくださり理事長就任を報告すると「君か!いいかナショナルFCとしての矜持を持て!」と、叱咤激励をしてくれた。
毎回、理事会をひっくり返す勢い(実際にひっくり返しもした)だったけど、今となっては思い出。