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2024年3月27日水曜日

言い続ける。


香港で「フライドカラマリ」を食べてから2週間後、松山でも「あっ!あるよ!イカの天ぷら!」となり、注文に加える。
もうネタだけど、こうして共にネタを喜んでメニューから探してくれるのだから、言い続けることの大切さを知る。

しばらくして「はい、イカの天ぷらー!」とドンッ!と、天汁と共に出てきた。ボリュームあって見た目もグッド!

塩でも美味しいとのアドバイスだったので、塩でも天汁でも食べてみるとサクサクの衣が美味しい!そして、改めて(やっぱり、コレはイカの天ぷら。フライドカラマリではない!)と、当たり前なことに気が付く。

イタリアで食べた「フライドカラマリ」と比べると、違いは、「衣の違い」で、フライドカラマリの衣は薄い、そして衣は味付き。素材が見えていて、かつジューシー。
イカの天ぷらは衣が厚い、衣には味はなく食感がある。素材は見えず、衣で覆われゴツゴツしている。
食べ方もフライドカラマリは、そのまま食べる。イカの天ぷらは塩か天汁+大根おろし&生姜で食べる。

どっちが美味しいではなく、どちらも美味しい。だけど違いはあるという話。
大袈裟に書くことでも言うことでもないけど、一人確信したアホ。他の人にとってはどうでもいいこと。

2024年3月18日月曜日

アホなのか?


帰宅してから12時間後にはJFC事務局(東銀座)で打ち合わせ。
海外の撮影隊は“日本”で撮影したいけど、日本の撮影隊は“地方”で撮影したい。
一緒にグーグルストリートビューなどを見ながら説明すると興味をもってもらい、打ち合わせは継続。

打ち合わせの間にも撮影の相談が入るも「大自然のひらけた地平線で一人立って商品を説明」って、愛媛にもあると思うけど・・・愛媛よりも北海道のような平地じゃないかな?と。

「昼食に行ってきます。」と伝えて東劇ビルを出るも(ラーメン?天丼?ハンバーガー?)と悩み、何の味を欲しているか考えて、近くの中華餃子屋へ。

ランチメニューから八宝菜定食を選び、注文して気づく。(昨日までも中華料理を食べてたよ!)アホなのか?香港ロスなのか?
この餃子屋、従業員間は全員中国語オンリー。なので、香港滞在時と違和感全くなし(笑)。

出てきた八宝菜定食はボリュームもあり大満足。価格は950円(税込)。
950円ってことは45香港ドルってこと?えっ!香港で食べた麺が70香港ドル≒1400円だったけど、明らかに八宝菜定食の方がお得感あるけど・・・。
香港のコンビニ飯よりも圧倒的に安い。

海外の値段が高いのではなくて、日本の値段が異常に安い。いづれどこかで歪みが出るんだろうな。

2024年3月17日日曜日

たかがお土産、されどお土産。

皆んなで分け合った後だから破れて・・・。

海外出張は数日間の日程なので、周りの協力で成り立つ。お礼の気持ちも兼ねて香港お土産は欠かせない。
昨年も香港在住の方から情報を仕入れて、「稘棧茶行(KI CHAN TEA COMPANY)」でお茶を買ったり。

しかし!現在は円安で
価値が暴落、一個20香港ドルのパイナップルケーキは400円超だし、25香港$の飲料は500円超、70香港$の麺は1400円超、コンビニで手に取った昼食を計算したら100香港$(2000円超)だった。一言で言えば、これまでの2倍!
分かってるのに、これまでの価格と比較してしまい手が出せずにいると・・・。

「これ、美味しいですよ!」と、香港在住の通訳さんが差し入れてくれたクラッカー。
食べてみるとメチャ美味しい。聞けば地元の人も好んで食べるお菓子で、安いし有名、スーパーで入手できるとのこと。
「クッキーやクラッカーなどのお菓子はイギリス領だったから美味しいと思いますよ。」
話を聞いてた周り一同「お土産はコレでいいんじゃない?」となる(笑)。

早速、近所のスーパーへ行くと発見!美味しいクラッカーをゲット!
お土産用に開発されたお菓子も悪くないけど、地元の方オススメのお菓子は保証されてる感じで安心。

「お土産を渡す際に、“昨年までは200円でしたが、今年は400円でした”とは言わないもんね・・・。」と、たかがお土産、されどお土産。

2024年3月13日水曜日

英気を養った値段は。


「フライドカラマリが好きなんだよね。」「それって、イカリングのことですか?」「そんな感じ。」「えっ〜と、ありますよ!イカフライ。」「おぉ!いいね。じゃあ、それが食べたい!」の後は、茨城FCの通訳の方が香港語で店員に伝えてくれて、出てきたのが写真の品。

初日が終わり、札幌FC、茨城FC+通訳さん、堺FO、広島FC、福岡FC、沖縄FO+JFC、訪れていた某会社、単独参加の東京LB、そして、この度、めでたく香港在住の映画関係者と結婚が決まった大阪FC担当者と総勢20名で決起集会!そして「結婚おめでとうー!」

次々と出てくる料理に舌鼓。異国情緒たっぷりの味付けに「うまい!」「美味しい!」「辛い!」「(ビール)おかわり!」の3つの言葉しか出てこない語彙力の乏しさ(笑)。
それもそのはずで、茨城FCの通訳さん推薦で普段から利用している店とのこと。やはり、地元の人の推薦に間違いない!

で、写真の「フライドカラマリ」到着。「なんで、フライドカラマリが好きなんですか?」「よくぞ、聞いてくれました!話が長くなるけどいい?」「いいえ、結構です!」とほろ酔い気分のメンバーから拒否される(涙)。
ちなみに去年もフライドカラマリを香港で食べてた。

飲んで食べてしゃべって翌日の英気を養った金額は250香港ドル/人(約5000円超)。
「コンビニでは品が小さい割に高いと思ったのに、この店は安い!」はコスパ&満足度の良さ。

ただいま、香港。


到着の香港は雨。気温16度、湿度はメチャ高め。この何とも表現し難いモワッ!とまとわりつくような湿気、そして独特の匂いが(あぁ、香港ー!)という感じで、一年ぶりの香港。
一年前も、この「モワッ!感」を感じてましたな。

ガンガン追い抜き、サッと車線変更、ヒョイ!と隙間を縫って走るタクシーに(事故ったら死ぬな・・・)と思っていると、もう街中。相変わらずのニョキニョキな高層ビル群。
日本では地震が多いけど、香港は硬いプレート上にあるから地震がないと聞いたっけ。

昨年に比べ、会場周辺のホテルは激高で諦め、徒歩20分ほど離れたホテルでの宿泊。
準備を終えた帰り道で迷う=ワクワクの開始!でも雨だし、腹も減ったと、美味しそうな飲食店を吟味しながら歩いていると人々が次々と入っていく店を発見、後を追い入ると女性から「♬*♡§!○£★♯◎§◀︎🎵〜」と声をかけられ、何を言ってるか全く分からず。

店内は狭く満席だったから「満席です。」「一人?」「店内?持ち帰り?」など彼女の言葉を想像して「To Go」と言うと、一人で料理を作ってるおば様(写真)が「OK」と指ワッカで答えてくれて「持ち帰り席(レジの横)」に通される。正解だったのかな?

で、メニューは英語表記もなく香港語と写真のみ。見た目だけで注文したのは「パイコー麺」と思いきや、実際は「こんにゃく麺+豚肉」な感じで、スープが美味しく、71香港ドル(約1500円)。

唐辛子ソースもつけてくれて、さらに迷いながらホテルへ到着。この冒険感が好き。

2024年3月8日金曜日

一期一会の味。


朝食会場の一角で数人が並んでいたので、(ナニナニ?)と思ったら、「おにぎりを握ってくれるサービス」があって、他の料理とは違いキチンと区分けされて、おば様が“おにぎり担当”だった。
泊まっているザ・シロヤマテエアス津山別邸では、この“おにぎり”が朝食のウリの一つ。

つい「おば様はおにぎり職人なんですか?」「わたし?いやー、そんなんじゃないけどね。」「でも、おにぎりを握るためにいるんですよね?」「そうね」「じゃあ、やっぱり“おにぎり名人”じゃないですか!」「いやぁ、恥ずかしいわ」と、初対面の“おにぎり名人”高本さんとやりとり。

「じゃあ、鮭と“そずり肉(骨の周りの肉を削ぎ落とした肉、津山市の方言“そずって”が語源)”を一つずつ」と伝えると、丁寧に握ってくれる高本さん。
「泉谷さん、何を話してるんですか?」と、一緒に参加しているプログラムメンバーも寄ってきて「おにぎり名人と話してる所」。

「おにぎり名人って高本さんだけ?」「私とあと二人いるの、でも私が多いかな。」「ほらー、やっぱりおにぎり名人!」と初対面のおにぎり名人とコミュニケーション。

「美味しかったです。明日も来ますね!」と伝えて、翌日も「来ましたよ、高本さん。今日は梅干しと鮭で!」と伝えて、丁寧に握ってくれたおにぎりを頬張る。

「今日も美味しかったです。明日も来ますね!」と帰り際に伝えると「明日、私はいないのよ!明日は違う人!」と、これぞまさしく一期一会の味。

ヨメナカセ。


初日の最後は参加者&関係者で交流会。数時間前に出会ったばかりの名前も素性も知らない方々と隣同士に座る。

今回の参加者は8名、会場にはさらに8人ほどいて、とりあえず「出会いに乾杯ー!」。
そして、目の前に並べられた「歓迎の津山料理」に腹が鳴る。
「これは“ホルモン焼きうどん”といいます。」と教えてくれて(あぁ!アナタは津山市スタッフね!)と素性が分かる。

「これは“ヨメナカセ”と言います。」「???もう一回言って?」「ヨメナカセ(嫁泣かせ)です。」「これはイカなの?」「いいえ、コリコリやハツモトとも言いますが、心臓付近にある大動脈あたりの血壁です。津山ではヨメナカセと言います。」「へー、イカみたいだけどね。」「歯応えがとても強いです。」「で、なんで“ヨメナカセ”なの?」
「下処理が大変で手間がかかり嫁が泣く」「誰が調理しても旨いので嫁の仕事を奪うから泣かせる」「旨いので嫁に食べさせないから泣かせる」
今の時代、不適切にもほどがある。

実食。イカのイメージで食べると、もの凄い歯応えで、噛んでも噛んでも切れない。でも、噛見続けて美味しいさを感じる不思議な料理。

ホルモン焼きうどん、ヨメナカセと津山料理が並んでいるので、次はと思い「これはナニ?」と尋ねると「あっ、これはフツーのだし巻き卵です。」となる、ドテッ。

美味しい食事と会話に皆んなとの距離が一気に縮まる。

2024年3月5日火曜日

幸せのお裾分け。


「コーヒーとマフィンに何を込めてるの?」という質問。すると「ゆっくり飲みながら、ひと時を幸せに感じて欲しい。」と篠﨑さん。「それはどうして?」と更に深掘り質問。
すると「自分自身、幸せを感じる機会が少なくてコーヒーを飲んでる時が幸せだったから。」という原体験からの“お裾分け”。
とはいえ、それはオーナーの気持ちだから、ハルシャコーヒーを飲む人は自由に飲んでいい。

続いて「今回のマフィンは宇和島産のサツマイモや無農薬レモンを使っていて、生産者を少しでも応援できればという気持ちです。」

先日、お店でいただいたのは「シルクスイート(サツマイモ)のマフィン」。そして今回はレモン&ハチミツのマフィン。参加者全員に振る舞われて、みんなニコニコ。
「作るの大変だったでしょ?」「はい、でも楽しかったです。」と、さすが単独で鬼北町にやってきただけあって肝が座ってる(笑)

一人で切り盛りしてるから「困りごととかないの?」と尋ねると「お客さんが来ない!」に、会場の笑いを誘うも、実は周辺のオジ様たちから“推し活”されていて、集いの場所(人気スポット)になっていると、場所を提供している地主さんからのヒソヒソ話。

終了後、多くの方に囲まれていたし談笑もしてたし、鬼北町って頑張る人を応援したいという気質というか皆んな、優しい。

2024年3月1日金曜日

スリリング。


これまで商品開発に携わったのは「唐草こざくら(薄墨羊羹)」「愛南町産100%河内晩柑果汁(愛南町)」「道後JIN六媛(水口酒造)」、そして今回の「6市町ピクルス(名称未定/グッドモーニングファーム)」

変わった商品では「えひめ粥(愛媛の6次化品のアンテナショップ「愛顔の食卓」で提供した、商品を活用したお粥)」「NICE CREAM(日本初のヴィーガンソフトクリーム)」をプロデュースしたことも。

商品開発と言っても味の開発はお任せし、企画開発やプロジェクトマネジメント、販売促進などに特化。
自分で言うのも何だけど、携わった商品は全て話題になったし、手応えを得たと思っていて、今回も話題になる!思っているけれど。

開発にいつも立ちはだかるのが「関係者の想い(期待)&消費者の想い(要求)」のせめぎ合いと言う壁。
関係者の想いを積み上げ過ぎると、消費者熱は冷めるし(悪いプロダクトアウト)、消費者の要望に応え過ぎると関係者の熱量は下がるし(悪いマーケットイン)、“落とし所”というか、双方にとって納得できる点を見出すのが毎回スリリング。

「おいしいのは当然(大前提)」だから、そこではない“何か”を高付加価値として加味しないとならず、かつピクルスという商品が持つ魅力を話題にしなくてもならず、今回も“そこ”を得られたら、話題になるのは必然と!

2024年2月29日木曜日

大好評だったけれど!


6市町(松山市、伊予市、東温市、松前町、砥部町、久万高原町)の担当者が待ちに待っていた「6市町ピクルス(名称未定/私の勝手な呼称)」。

グッドモーニングファーム(GMF)の齋藤さんとのコラボ商品開発。
渡された試作品を手に取り上下左右にマジマジと見る担当者。それもそのはず、どんな野菜や果物が使われているのだろう?という感じ。

試作品は「フルーツのピクルス」と「野菜のピクルス」の2種類!
最初から2種類をお願いしていたわけでなく、野菜と果物のMIXピクルスを検討したものの、美味しさを存分に活かすには分けた方がいいという齋藤さんの判断(涙)

松山市からはレーズン(ピオーネ)と長ナス、伊予市からはキウイと生しいたけ、東温市からは梨と玉ねぎ、松前町からはブルーベリーとハダカ麦、砥部町からは梅シロップとキャベツ、久万高原町からはリンゴとトマトが使われた。

齋藤さんのプレゼンテーションを聞くと、試作品に辿り着くまでには試行錯誤の連続だったことが容易に想像できて・・・。
特にGMFの商品は“見た目”も大切なので、素材の色や形、大きさ、切り方でも苦労されただろう・・・と想像。

味はフルーツのピクルスも野菜のピクルスも大好評だったけれども、実は試作で使われた素材は地域の特産とは言いにくいモノもあり、商品開発の悩ましい壁が立ちはだかった!

いろいろ伊予市香る。


JR伊予市駅を降りてテクテク歩くと、かつお節のようないい香りがしてきた!
それもそのはず、マルトモ本社工場が目の前にあったから(ちなみにヤマキ本社も奥に見えた)。
(さすが伊予市!)と思いながら56号線へ向かう。

会議は14:00開始、準備時間を考慮すると13:20に会場入りでOK。
周りから「美味しいですよ!でもホルモンの匂いとか大丈夫ですか?」など聞いていた「中華そば専門店 みかさ」へ初入店。

店内には既に3人の先客がいたものの一人と告げると「何になさいますか?」と注文を尋ねてきた!「そば or 焼きそば」の二つしかメニューがない(“おでん”と“いなり”はある)。
「焼きそば定食で!」とお願いして相席へ通される。
(定食と言うからして何だろう?)と期待すること15分、この間に店内に漂うホルモンの香りが食欲を増幅させる。そして続々と店内に入ってくる新規客。

「おまちどうさまでしたー!」と、目の前に届いた焼きそば定食。
カタ焼きそばにトロミのあるホルモンと野菜炒めがかけてある!そして、定食とは白米&海苔&沢庵のセット。

カリカリにホルモンと野菜炒めのトロミが絡んで美味しー!ホルモンも美味しー!
白米&海苔&沢庵も美味しかったけど、次回はイナリにしよう。

ちなみに周りの多くは(中華)そばを注文してた。そして切れることのない来店者。
お会計は1,000円(税込)。伊予市の“ご当地”味。

2024年2月28日水曜日

“おいしい”だけじゃない。


隔月レギュラーのNHKラジオ「ひめゴジ!」の終了後は、お約束の記念撮影。
初めてみるアングルというか松下Dの撮り方が芸術的(笑)。
岸本キャスターと私の間にあるのはアーム。収録などの機材がたくさんあるからアングルが難しいけど、そうきたか!という感じ。

今回は「撮影と食」=ロケ弁について。自分がロケ弁は魅力的というか可能性に溢れていると思い込んでいるから、いつもにも増して熱が入ってしまう。
「“おいしい”だけじゃないロケ弁」という切り口で、地域と作品を繋ぐアイテムと紹介したけど、岸本キャスターも「言われてみれば・・・」と納得してくれて、共感者ゲット!

先日の沖縄研修でも具体的にロケ弁の可能性を示すと共感者が多かったように、非常に分かりやすい経済効果。
そして「地域・地元の味」は話題にもなりやすく、B級グルメの「焼豚玉子飯」が出た時は撮影隊で「知ってるコレ!」ナド、緊張感漂う撮影現場が緩くなった一時。

コロナ禍もひと段落してロケ弁以外に、ケータリング(カレーや牛丼など、その場で提供される温かい出前)も戻ってくると思うけど、「地域・地元の味」で提供できたらいいな。

「ロケ弁とケータリングの違いって何ですか?」だけど、メニューももちろんだけど「お代わり」ができることが多いのがケータリングの魅力(爆)。

2024年2月24日土曜日

HARSHA COFFEE。


3月3日(日)の「鬼北町にぎわい塾」に登場していただくHARSHA COFFEE(ハルシャ コーヒー)の篠﨑さんを訪ねる。
HARSHAとはサンスクリット語で「幸せ=地球と人々の身体が幸せであること」がコンセプトの国道320合線沿いにある小さなカフェ(宇和島バス_利根口バス停前)。

当日は、たった一人で縁もゆかりもない鬼北町で、
HARSHA COFFEEを立ち上げた篠﨑さんとは何者なのか?などを尋ねるつもり。
そんな篠﨑さんへマンデリンコーヒーとシルクスイートのマフィンを注文(写真)。

(ん!?)と思ったのは、前回はなかった本棚があって、並んでいた本は一冊一冊が内容もテイストも異なる本。
聞くと“いつか本屋さんを開きたい夢がある”マオコさんのセレクトブック「マオコノホンダナ」という企画。

「コーヒーの提供までに時間がかかるので、その間、本を読んでお待ちいただけるので、私的にも助かったり(笑)」と篠﨑さん。

その通りで10分ほど待っている間に「はじめて考える時のように〜わかるための哲学的道案内〜」をガンガン読めて“いい問いを自分に立てられて満足”になる。

3月3日(日)の「鬼北町にぎわい塾」では、HARSHA COFFEEのコーヒーとマフィンが提供予定。楽しみー!私もいただけるはず!

2024年2月23日金曜日

〆はエンダー。


空港へ向かうバスの中で、バスガイドさんが那覇空港を紹介。
「バスは3階出発ロビーに停まります」などに続き、「食事ですがファーストフードを食べたい方はA&Wというお店があります。」と唐突に説明し始めて、「A&Wって知ってますか?手を挙げてください。」と、最前列に座っていた私と目が合ってしまい、ウソもつけず手を挙げてしまう。

アメリカ生まれのハンバーガーですが、ルートビアという飲み物が有名です。ビアという名前ですが、アルコール分はナシ。18世紀に薬剤師の方々がつくったそうで最初は「ルートティ」という名前だったとか」と、(バスガイドんさん、絶対にA&W好きなんだろうな・・・)と思う熱弁。

「(ルートビア)お口に合いますか?」の質問にうなずくと「良かったー!沖縄人は小さい頃から食べてるから好きな人が多いんですけど、初めて食べる人はシップ臭いとかで苦手な人も多いんですよね」とバスガイドさんの熱弁続く。

(えぇ、何を隠そう私はドクターペッパー好きです)と、心の中で呟いて空港に到着。
その気はなかったのに(←ここ重要)、A&W那覇空港店へ。写真のメルティコンボ with カーリーフライにルートビア=1310円を注文。
店内飲食ではルートビアのおかわりは何杯でも自由(無料)なので、2杯いただき沖縄出張の〆とする。

またね!沖縄。

2024年2月22日木曜日

イチャリバチョーデー!


「沖縄県民でも行ったことがないですよ。」だった南大東島、今帰仁村からフェリーが出てる伊平島、島内でも3時間かかる本部町からもお越しいただき、オンラインでも与那国島、粟国村などから参加していただいた沖縄県撮影相談&支援研修。

「♬*♡§!○£★♯◎§◀︎🎵〜」と、音は耳に入ったものの、全く理解できない(脳が処理できないとはこのこと)言葉で喋りながら入ってきたのは、沖縄県の観光業界では有名な会長さん。

ウチナーグチ(沖縄語)、分からなかったですよね?」と、突然、標準語になるから更に驚く。「大丈夫です、我々も全部は分かりません。」と、フォローしてくれるスタッフ。
でも、南大東島の人は滑らかに会長さんと話してた。その様子をマジマジと見てしまう。

質問もたくさんしてくれ、お褒めもいただいた会長さんから「イチャリバチョーデー!」と言われ、???と固まると「一度会えばみんな、兄弟という意味です。」と通訳役になってくれるスタッフ「(ご高齢の会長さんと私が)兄弟!?」と真に受けてしまう(笑)
*そう言う意味ではなく、(これからも)親しく仲良く!という意味合い。

肝心の研修は、全ての方に響いたようで好評だったとのこと。質問や意見交換もできたし、ロケ弁の話題で相変わらず盛り上がったり。
「地産地消ですね、そりゃ、もっと取り組まなきゃー!」とバイリンガルの会長さんもメモをたくさんとってくださる。

2024年2月21日水曜日

新戦略。


今回の研修依頼で一つ気になっていたのが、沖縄県は“そもそも”観光県で、フィルム・コミッションに頼らずも多くの観光客が既に訪れていて、2023年の観光客数は823万5100人で前年比44.5%増(沖縄県文化観光スポーツ部)。毎日22,561人の観光客が訪れてる計算!

そんな沖縄県が観光としてフィルム・コミッション施策をする狙いってなんだろう?という質問をぶつけてみる。

すると「観光誘客の側面もありますが、FCを通して地域を守る的な取り組みができたらいいなと」担当者。「地域を守る?」「沖縄は手付かずの自然や静かな場所も多く、撮影は暮らしに踏み込むコトも多く、住民の協力ナシでは成立しません。この先も撮影は続くと考ると、地域に(配慮した)優しい撮影も必要かもと思って・・・」という内容にハッ!とする。

いわゆる「循環型撮影」で、新しい撮影環境について意見交換。
地域住民が負担を強いられる撮影はフィルム・コミッションも望んでおらず、せっかくなら地域にも撮影を喜んでもらいたい。
「それって、新しいFC戦略ですよ。」と、車中でも昼食でも懇親会でも盛り上がる。

盛り上がった昼食は「なかざ家そば」の「炙り軟骨ソーキ、厚切り三枚肉、ピパーチ香る細切り肉」が一度で食べられた贅沢盛り(1350円/20食限定)。
見た目と裏葉にアッサリ味!

2024年2月17日土曜日

地方へ!


ジャパンFCの事務所は東銀座、東劇ビル(=松竹ビル)にあって、すぐ近くは築地。今回のホテルは事務所から徒歩圏の所を利用したら朝食が「1階のカフェ or 築地魚河岸食堂」を選べたので、迷うことなく築地魚河岸食堂一択。でもホテルを出て徒歩数分歩く必要がある。

散歩がてらに朝7時に出発。築地商店街?は既に活気があり、海鮮以外にも牛丼(「きつねや」は美味しかった思い出)や麺類、コーヒー、スイーツなど色々な店で行列!で、並んでいるのは日本人は少なく、多くは外国人。

平日の朝7時とは思えない光景を横目にみながら食堂に入り、朝食を済ませて帰りは違う路地を歩いても至る所で行列ができていて、英語、中国語、韓国語、フランス語などが聞こえた。
これが「インバウンドパワー」というやつか!と、まじまじと見せつけられる。

一緒に目に入ったのは各お店の看板(POP)で、書かれている値段を見ると1000円から4000円まで色々あって自分の懐具合をみると「いいお値段だなぁ」と思うも、ドル換算だと10ドルでお釣りがきたり、20ドルに満たなかったりと、安く感じるから不思議。

(この人たちは東京以外にどこへ行くんだろう?)と思ったり。
東京値段と地方値段は一部違い、地方はもっとリーズナブルだから驚くよなと、抱えている案件の訴求ポイントを肌実感!一極集中から地方へが狙い。

2024年2月13日火曜日

たかがロケ弁、されどロケ弁。


隔月レギュラーのNHKラジオ「ひめゴジ!」の打合せ。次回放送は2/27(火)17:05から。ディレクターと内容について意見交換。

立場はジャパンFCだから全国に共通する話題だけど愛媛ネタも織り込むが基本。
インセンティブ制度が経済産業省で本格始動したとか、全国各地から79のFCが集まり全国ロケ地フェアを開催したなど話題を色々と挙げた中でディレクターに刺さったのが・・・。

「撮影が地域に及ぼす経済効果をロケ弁を例に取り上げると面白いですね。」となる。
ほんと、ロケ弁は面白い。800円/個のロケ弁が1回80個注文されると6万4千円。それが最低でも1日3回(朝昼夜)起こると6万4千円×3回=19万2千円/日。1日4回の時(夜食)もある。

撮影が20日間行われると19万2千円/日×20日=384万円が直接効果。そして、この384万円の周りにはロケ弁を作る際の仕入れが発生して、更には野菜や肉や魚などの生産者にも波及効果を及ぼしていたり・・・いわゆる間接効果。

美味しいロケ弁だと、キャストが自身のSNSで「美味しかった!」などを発信してくれるとファンに届き、この発信自体は“お金”ではないけど、ファンの一部はロケ地まで訪れて同じロケ弁を食べることもある(これ本当、推しの追体験)。

すると単なる食事だけど、ロケ弁にはもの凄い付加価値があり、地域で使わない手はない!と言い続けて10年余り。

2024年2月10日土曜日

アツアツでガツガツ。


「腹減ったねー。」となるも周りに目ぼしい店はなく「ちょっと先にソフトタイムがありますけど・・・。」「おっー!ソフトタイム!懐かしいー!」「閉店時間は20時です、急ぎましょう!」と時計は既に19時30分。

店内に入っても誰もおらず「すみませんー!」と、声をかけると奥の扉が開いて店主登場。「20時で(店を)閉めてしまうけどいい?」「はい、大丈夫です!」と席に座り三津浜焼き(お好み焼きの一種。具材もほぼ一緒だけど提供される際は円型じゃなくて半円型。三津浜地域には多くの店がありソウルフード)を注文。

数分経って「はい、お待ちどうさま!」と出てきたのが写真の「そば入り豚」。
ダイナミックに切られたザクザクなキャベツ&そば&豚肉が甘辛ソース&マヨネーズ(お好み)に絡み、懐かしい味に食欲がすすられる。
この後は寝るしかないのに・・・。

アツアツでガツガツ食べ続けて時刻は19時50分。ピッチをあげて19時55分に食べ終わる。
そして、食べ終わって指摘される。「そのお皿って、年季入ってますね。コカコーラの景品ですかね?」「あれ!ホントだ。で、なんでキングのトランプ?」と食べ終わって皿の中央に現れたのはトランプのキングの図柄(写真では三津浜焼きに隠れて見えない)。

でも閉店時間の20時を迎え、年季の入った皿の謎は探れずソフトタイム時間終了。

2024年2月6日火曜日

おいしい市場調査。


当時、友人が勤めていた会社が「いとまちマルシェ」を立ち上げたと教えてもらい、やっと機会ができた!マルシェ?道の駅?それとも産直市場?と調べずに行く。

店は2つの棟で分けられていて、一つは「地域の生鮮、加工食品など」、もう一つは「輸入食材、パン類、飲食スペースなど」。店内の雰囲気はスッキリ&キレイでオシャレ感あり。

輸入食材は北米やヨーロッパの食材(パスタ系、ソース系、お菓子系など)が多く、パン(バゲット、惣菜パンなど)は焼きたてが次々と並び、次々と買い求める人たちが。

地域の生鮮・加工食品は以前に愛顔の食卓で扱った品々も多く、また新商品も多く見てるだけで面白い!こちらには素材厳選のハード系パンなどもあり、“こだわり”がキーワードのよう。

「周ちゃん広場も近いから行こう!」と、今度はJAの産直市場へ。実は周ちゃん広場、沖縄県でお世話になった「ちゃんぷる〜市場」の商品も置いてあり見つけて懐かしむ。

周ちゃん広場は産直だから生産者が育てた野菜や果物のほか、惣菜や鮮魚もあり、店内はメチャメチャ広いのに、まっすぐ歩けないほどの来店者の多さ!
数えきれない商品の中でピン!ときたのは、袋にパンパンに詰め込まれたケール(100円)を買う。

そして周ちゃん広場と言えば隣接のカフェ。
決してオシャレとは言えない雰囲気(ゴメンなさい)だけど、季節のパフェはボリュームたっぷりでオススメ。