日記を検索

2015年5月22日金曜日

危険な香り。

松山市内中心部には正岡子規、柳原極堂、河東碧梧桐などの句碑が47基あります。でも「知られていない」のが現実。本日の授業で研修生が手分けして探し、句碑周辺の方に場所を尋ねても「知らない」と言われる有様。そして探し続けると「石柱・石碑」はみんな句碑に見えるから不思議。私も撮った!と思ったら「正岡子規の母・妹の家跡」でした。松山(愛媛)って石碑が多いね。

机上で考え、学ぶことも大切だけど、行動に起こし手間をかける大切を日々益々感じる。「案ずるよりも産むが易し」ということわざがあるけど、47基ありますという知識よりも、どんな47基なのか?実際に行って見たのか?どんな印象を持ったか?という行動が大切。

労力も時間もお金もかかる「手間」だけど、危険な香りがするのは、そういった「手間」を省いたり簡素化しすぎる傾向が漂うこと。私も面倒は嫌だし途方もない工程はゴメンだけど、効率化という香りを前に省略してはいけない所まで省いていないか?今、まさに「省略してはダメ!手間をかけて」という事業案を前に自分を戒める。

0 件のコメント:

コメントを投稿