プロダクト・プレイスメントって知っていますか？

http://www.tigerandbunny.net/

ちょっと、本活動のフィルムコミッションについて。

米国疾病対策センター（CDC）調べによると、米国映画に登場する喫煙シーンが、この5年間（05年〜10年）で半減したそうです。喫煙シーンが全く登場しない映画も割合が増えており、「カサブランカ」などの名場面に登場した喫煙シーンは、もはや「時代が求めていない」ということに。

これらは「宣伝」でして、シーンの中に巧みに「商品」を埋め込み、宣伝訴求する仕組で、先日の研修会で事例を紹介しました。2010年の米国週末興行成績で1位となった33本で見ると、591の製品ブランドが登場し、この中でアップル社の製品が10本の映画に登場し、ナイキ、フォードを抑えて1位となりました。もはや「タバコ」ではなく、PCなどのIT機器なんですね。ちなみに日本勢はプリウスが4本の作品に登場しました。

で、日本はというと「秘密結社 鷹の爪」がウーロン茶などの商品を出して有名ですが、調べて、とても面白かったのが「TIGER&BUNNY」というアニメ。ヒーローものですが、そのヒーローが平和を守る＝好印象を商売にし、企業スポンサーを付けて戦うという設定。

面白すぎ！ヒーローはプロダクションに所属し、胸や肩などに実在の企業のロゴが入っているから身近というか、リアリティというか、へぇーという感じ。アイデア次第ですね。
愛媛で活躍してくれないかなー。